【脚光浴びる将棋】
王座戦2次予選決勝(3月22日)
王座戦2次予選決勝で、藤井聡太六段は、糸谷哲郎八段と対戦、20時1分、89手で先手の藤井六段が勝利した。藤井六段は本選出場を決め、連勝を16に伸ばした。
糸谷八段は、今期順位戦B級1組を全勝の成績で来期のA級入りを決めた強豪。だが藤井六段は正確に詰みを読み切り、難敵を撃破した。 順位戦C級2組10回戦(2)(3月16日)
10連勝で昇級を決めた藤井六段が話題だが、他の対局でドラマがあった。
増田五段対神谷八段の対局。増田五段は藤井の29連勝目の相手であり、神谷八段は藤井の前に28連勝の記録を持っていた棋士。 増田は勝てば自力昇級、負ければ他力という状況で、22時45分になんと千日手が成立、23時15分から指し直し対局となった。 指し直し局の最後は、劇的な幕切れとなった。神谷八段は秒読みの中、相手玉に詰みがあることを気付かず投了、増田の昇級が決まった。...
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順位戦C級2組10回戦(3月15日)
3月15日、順位戦C級2組10回戦が行われ、藤井聡太六段は、三枚堂達也六段と対戦、20時14分85手で先手の藤井六段が勝利した。藤井六段はこれで公式戦15連勝。藤井聡太、師匠に勝利(3月8日)
藤井聡太六段が王将戦の1次予選2回戦で師匠の杉本昌隆七段と対局。公式戦初の師弟対決となった。
午前10時から対局が始まったが、午後1時頃に「千日手」となり、先手と後手を入れかえて最初から指しなおしとなった。 対局の結果、午後6時20分111手で杉本七段が投了し、藤井六段が勝利した。公式戦14連勝となった。 藤井六段は、「公式戦で戦えるのはとても楽しみにしてました。とてもいい経験になったかなと思います」とコメントした。 藤井聡太、七段への道(3月2日)
竜王戦5組ランキング戦2回戦の勝利により、5組のベスト8に進出した藤井聡太六段。あと2勝で七段へ昇段となる。
六段から七段への昇段条件に、竜王戦での2期連続昇級がある。竜王戦5組は、決勝に進出すれば昇級が決定するため、その時点で七段昇段が決まる。敗れた場合、昇級者決定トーナメントにまわり、そこで勝ち抜けば昇級する事になる。 尚、七段から八段への昇段には、竜王の獲得が必要。それには5組優勝後、決勝トーナメントを勝ち抜き、タイトル戦で羽生竜王を破る必要がある。 「脚光浴びる将棋」内の検索 |