ミュンヘン市の議員は「恒例のクリスマス市が中止されることは辛い選択ではあるが、病院のひっ迫状態や新規感染者が指数関数的に増加傾向にあることを考慮すると中止せざるを得ない。...

ミュンヘン市の議員は「恒例のクリスマス市が中止されることは辛い選択ではあるが、病院のひっ迫状態や新規感染者が指数関数的に増加傾向にあることを考慮すると中止せざるを得ない。」と語った。

一方、バイエルン地方の北にあるニュールンベルグ市は、クリスマス市を開催することを11月15日月曜日に決定している。しかしコビッド19感染予防のため、11月26日から開始し、人々が殺到して密状態になるのを避ける意味で、市内の4か所に分散した場所で各々クリスマス市を設けるという。

ドイツ本国とドイツ語圏の他のヨーロッパの国々の接種率は、当初の政府目標のワクチン接種率より低い67.6％にとどまっていることもあって、目下、コビッド19感染流行に直面している。

なお、伝統行事であるクリスマス市は、昨年度コビッド19感染防止のために全て中止になっていた。「今年こそは」と期待していたドイツ人たちに対して同情の意を表したい。