一方、環境保護活動家たちは、エコロジストであれ、農業協同組合であれ、自分が開拓した森林を守りたいと考えているが、アマゾンの森林にある珍しい木を略奪しようとする犯罪組織、マフィアに襲われる危険にさらされているという。

9月17日に発表されたレポートによると、アマゾンの熱帯雨林にいるマフィアが多くのケースで、エコシステムの破壊に関わっているという。...

一方、環境保護活動家たちは、エコロジストであれ、農業協同組合であれ、自分が開拓した森林を守りたいと考えているが、アマゾンの森林にある珍しい木を略奪しようとする犯罪組織、マフィアに襲われる危険にさらされているという。

9月17日に発表されたレポートによると、アマゾンの熱帯雨林にいるマフィアが多くのケースで、エコシステムの破壊に関わっているという。

ブラジルの地理専門家、エルベ・テリー氏によると、マフィアたちは、木こりに成りすまして、インデアン保護地区のカシューナッツなどの付加価値の高い木を盗み、その後、結託した小規模農家が、公共の森林地域で不法な開墾をする例が多く見られるという。

すなわち、マフィアは小規模農家と協同してアマゾンの森林破壊を行い、環境保護団体による反対運動には武力に訴えるため、殺害事件にまで発展するケースも多々あるという。

NGOのレポートでは、ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領政府が、これまで敵対していたインデアン保護や環境保護を推進する民間団体との協力体制を確立し、不法伐採グループや不法開拓者を厳しく罰するように政策転換が必要だと結論づけている。