【あの一言】
<風をよむ>~対北朝鮮外交~
元外務事務次官・薮中三十二 非常に心配している。普通は軍事的解決などというのはリスクが大きすぎる。トランプはどこまでそのリスクを考えているかがわからない。(戦争を)軽く考えている。彼自身が自分中心でロシア疑惑とかで追い込まれており、目くらましのためにやっている。究極の目くらましは北朝鮮で、安倍総理にレッツゴートゥゲザーと言ってきかねない。日本抜きで北朝鮮と対話ということをやるかもしれない。日本は自分の考えをそろそろはっきりと言わねばならない。今やトランプがリスクファクターになっており、核のボタンを持たせていいのかとさえ言われている。安倍さんはトランプをうまく誘導するべきだろう。
2017/12/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元共同通信ワシントン支局長・春名幹男(VTR) トランプ政権は大きい戦略がない。狭い視野で徹底的にやってしまう。イスラエルの首都はエルサレムという決定もそうだし、全体的な平和をどのように構築してくのかを考えている節が見えない。日本は独自の外交を考えなければならない。100%トランプ政権と歩調をともにすることが正しいかどうか、少なくとも米国一辺倒を考え直す必要がある。
2017/12/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元共同通信ワシントン支局長・春名幹男(VTR) 日米防衛協力のための指針は回を重ねるごとに米軍の日本に対する防衛態勢・防衛の姿勢が後退してきた。徐々に米国の責任を後退させてきている。かつての日米同盟と今の日米同盟は相当、質的に変化してきている。
2017/12/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
|