【あの一言】
飯島勲×古森義久×武貞秀士・北朝鮮「本意」と中朝関係「核心」
拓殖大学海外事情研究所特任教授・武貞秀士 今まで北朝鮮人民軍が米国との実戦に備えた形跡はゼロだった。この1年半、機雷を1個も敷設しなかった。人民軍が38度線に東北地域の人民軍を南に下げた形跡も全くなかった。北朝鮮の場合、ジェット燃料とか船舶燃料も3週間、1か月以内に急速に輸入を急ぐということがあるが、それも全くなかった。トランプ政権、前オバマ政権でも北朝鮮が軍事オプションを着実に準備していると判断したことは一度もなかった。
2017/12/08 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久 中国が本気で北朝鮮の核兵器開発、長距離ミサイル開発をやめさせようと思えば物理的にできるにも関わらず、わざと中国が米国に頼まれて、北朝鮮を抑えることができるという印象を作って、いつまでも引き伸ばしているという見方がある。それは中国にとっては2つの利点がある。中国が国際社会の中で善玉を演じられることがまず1点目。もうひとつは米国が無力で中国が指導力を発揮し、米国が中国に頼みに来ているのだという構図を見せつけることにある。
2017/12/08 BSフジ[プライムニュース]
内閣官房参与・飯島勲 最近の調べによると193か国中、北朝鮮と国交のある国は162か国から174か国になり以前より増えている。国交のない国は31か国(韓国、日本、米国含む)から19か国に減っている。その中でフランスは北朝鮮と国交がないことになっているが、調べてみるとピョンヤンとパリにそれぞれの国の代表部を設置していて制裁違反をしている。さらに面白いのはボリビアも近いうち北朝鮮との国交を樹立する。なぜこういう実態が生まれるのかといえば今、世界の地下資源の中で北朝鮮だけに大量に手をつけていない希少金属が26種類も眠っているということがある。
2017/12/08 BSフジ[プライムニュース]
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