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スペシャル あの一言
2024年04月27日(土)
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【あの一言】
米朝双方に誤算?会談決裂の背景は
福山大学客員教授・田中秀征
すでに作って持っている核兵器を廃棄処分にしない限りは北朝鮮への経済制裁を緩めるべきではない。そういう意味では今回、当然の結果が出た。いろいろわかったこともある。まず、北朝鮮が本当にほしがっているものが分かったし、北朝鮮外交は巧みであるということがこれまで神話化されてきたが、きわめて杜撰で稚拙なところが多いということも知ることができた。そういう意味で様々な成果がある会談になった。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二
米国側に少々理解不足があった。金正恩委員長としては相当本気になってやろうとしていて、ヨンビョンの核施設には5メガの実験炉と小さい炉、大きな濃縮ウランの施設、1万基以上の遠心分離機があったが金委員長はそれらを差し出そうと踏み込んでいた。これをとってしまうというのはひとつの手段としてあってもよかったのではないか。全部の制裁は解除できないがここまでならよいというようなディールはあり得た。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

コリアレポート編集長・辺真一
金正恩委員長は自信満々だった。自ら乗り込んで直談判して結果が得られると思っていたのに手ぶらで帰ることになった為、おそらくショックは相当大きかった。このままでは権威失墜につながりかねない状態。これからこの問題がどうなるかと言えば、ボールは北朝鮮側にあり、北朝鮮が、米国が問題にした濃縮ウラン施設の存在を認め、差し出さない限りは制裁解除を取り付けることはできず前には進まないということがはっきりした。そうなると北朝鮮はまず地上のヨンビョンの核施設解体を手がけて最終的にはその他の施設も段階的に認めて差し出すのかもしれない。金委員長ははっきりと「これ以上、人民にひもじい思いはさせない」と言っており、もしかするともう核はやめたというような気を起こしても不思議ではない。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二
米朝双方にとって失敗だった。前のめりになりすぎて安易な妥協をしなかったのはよかった。今回は各論をやらないといけなかったが、トップ交渉でやれる限界があった。普通はトップ交渉に至るまでに事務方で詰めていくが、今回その詰めがまったくうまくいっていなかった。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

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