【あの一言】
「核保有で米韓同盟不要」文大統領の指南役が大胆発言
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 文大統領は大韓民国を否定して北朝鮮に傾き、かたや米国ではボルトン大統領が首になり米国の伝統的な力のバランスをみながら外交政策をやっていくやり方が変わりつつある。来年の大統領選挙を踏まえトランプ大統領は金正恩委員長やロウハニ大統領、タリバンと握手する場面の演出とか、ショーアップするような、テレビ的に効果のある場面を求めていく外交を行うようになっている。そうなるとそこにはどうしても妥協が出てくる。トランプ大統領は元々朝鮮半島から米陸軍を引き上げたいと考えていたが、その方向に韓国も北朝鮮もロシアも中国も皆賛成で願ったりかなったりの状況。韓国はGSOMIAの件で明確に米国の言うことを聞かなかったが、これは米国と決別する姿勢を意味している。米国の方でも米軍をいつ引くかというタイミングの問題になってきているという議論さえある。
2019/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元大阪市長・橋下徹 歴史の大きな流れの中で、各国が主権を主張して好き勝手にやる時代から国際秩序を守っていこうという時代に入り、国際秩序が安定する中で今度は再び各国が好き勝手にやる時代になってきている。たまたま戦後70年間は米国の力で国際秩序が安定しており、この流れの中において朝日新聞的な人々は「核兵器はなくすべきだ。軍事力は放棄すべきだ。憲法9条を守れ」と叫ぶことができていた。今、時代の流れは国際秩序が不安定になり米国も世界の警察官をやめ、韓国も北朝鮮と融和していき米国よりも中国、ロシアの方に目を向けようというふうになってきている。
2019/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 非核三原則は非核2原則に変えるべき。日本は米国の艦船が核を積んでいるかどうかさえ知らされていない。米国は非核3原則である日本に対して建前上、核を持ち込んでいても言うはずもない。どうぞ持ち込んでくださいと日本が言えば政治的インパクトはものすごく大きい。
2019/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 朝鮮半島情勢は今までになかった、とても深刻な事態になってきている。日本にとって憲法改正も含めてどうやって日本を守るのかというところに早くいかなければならないほど悪くなっている。
2019/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元大阪市長・橋下徹 日本の備えとしては防衛力を強化し自国は自分たちの力で守るということに尽きる。核兵器についてもいきなり持てとは言わないが、非核三原則の持ち込ませずというところぐらいは変えてもいい。核を持ち込んでもらう代わりに日本が管理し、口を出させてほしいぐらいは言わなければならない。攻撃型兵器というのも日本は1点持つ必要がある。世界が変化しているのだから日本の国防もそれに合わせて抜本的に見直し、変えていかなければいけない地点にきている。
2019/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
|