【あの一言】
北に“80発の核攻撃”検討・リベラル派最高裁判事死去
寺島実郎 米国大統領選挙は第四コーナーを回ったところに来た。問題は6つの激戦州。前回の大統領選挙で300万票も全体ではヒラリークリントンが勝っていたのに、この激戦州で1%以下の差でトランプがとったことによりトランプの当選をもたらした。今後はここが焦点で非常にもみあってくる。注意すべきはオクトーバーサプライズがどういう形で出てくるのかが注目される。トランプは素直に破れていく性格の人ではない。形勢逆転を狙った手を打ってくるだろう。一番避けてもらいたいのが戦争カード。あるいは極端な対外対立を演出して、現政権が有利な方向に話をもっていくこと。このカードを何らかの形で切ってくる。中東についてなのか、南沙諸島とか台湾海峡とかでものすごく緊張感が高まっている。
2020/09/20 TBSテレビ[サンデーモーニング]
松原耕二 実はトランプ大統領は負けても勝つシナリオを考えていると囁かれている。今、郵便投票を取り入れる州が増えているが、トランプ大統領が僅差で負ければ「これは不正だ。もう一度やり直そう」と裁判所に訴えるだろう。最高裁まで行ったときに最高裁がどう判断するかが重要だが、米国連邦最高裁判所判事でリベラル派の重鎮だったルースベイダーギンズバーグが亡くなったのはすごく大きな意味を持つ。
2020/09/20 TBSテレビ[サンデーモーニング]
|