2月の水元公園(その84)
2月5日、その日の天気予報では、午後は雨模様になるとのことだったので、8時半に自宅を出た。...
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2月5日、その日の天気予報では、午後は雨模様になるとのことだったので、8時半に自宅を出た。
手元のウォッチを見ると、6℃ぐらいで、寒さを感じたが、それほど厳しいものではなかった。
江戸川に出ると、先ず市川側の土手に上がり、前の週に蕾を持っていた桜の花がどれほど開いたのかチェックしたく思い、桜並木へと急いだ。
遠くから見ると桜色に染まって見えたが、近くで一本一本の花びらの様子を見ると、まだ5分咲きであった。
引きっ返して、市川橋を渡り、土手を北上して、水元公園を目指した。冬の水元公園を見てみたいと思った。
空を見上げると、やはり厚い雲が散らばっていた。
寅さん公園を過ぎ、JR常磐線の下をこぐり、坂を土手に上がり、しばらく走ると、土手から降りて水元公園の導線に入った。
水元公園へ入ると、やはり寒々としていた。公園の中の湖には大群のカルガモが浮かんでいた。
水元大橋を渡り、奥に入ると、メタセコイアの森林に入った。この公園には1800本植樹されているとされ、20メートル位の高さの木々が続いた。
さらに奥には、自然のサンクチュアリーが整備され、その窓から野鳥の振る舞いを観察した。
そこから見る鳥たちは、自然の中で、枝に止まってじっとしているかと思えば、空と水の間を翼を広げ、悠々と飛んだりして、思い思いに遊んでいた。
静けさ故か、太古に還ったような雰囲気に襲われた。
静まった自然の中をひとしきり走り、時々止まっては、かじかんだ手でスマホのシャッターを押し、その静けさを楽しんだ。
11時半ごろには、自宅の近くに戻り、雑踏の中で買い物をしていた。空には雲が広がり始めていた。
気温は10℃で、そう寒さを感じなかった。
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(その84)MAP
<最新コース>MAP内のマーカー
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<3D 360°Video/3次元360度映像(KeyMission360で撮影)>(画像をクリックするとYouTubeに移動します)
水元公園・メタセコイアの森
<最近のまとめ>
春の兆しを探しながら、江戸川から田子ノ浦部屋、そしてカルガモと花の蕾に(その83)
1月29日、その日は9時半頃に自宅を出て、市川橋を渡り、土手を少し南下すると、江戸川病院のところで住宅街に降りた。...
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1月29日、その日は9時半頃に自宅を出て、市川橋を渡り、土手を少し南下すると、江戸川病院のところで住宅街に降りた。
この「江戸川シーズンズ
その22」で、取り上げた田子ノ浦部屋にもう一度行ってみたいと思ったからだった。
今は時の人となった新横綱「稀勢の里」が所属する相撲部屋である。2年半前もそうだったように、その部屋は、19年ぶりの日本人横綱誕生であるとか、「明治神宮」での奉納土俵入り等で、連日取り上げられている相撲部屋であるが、小岩の何気ない住宅街の一角にあった。
江戸川病院の横から、ほぼ真っ直ぐに入り、柴又街道の手前辺りで、右を向くと、少し奥まったところに「田子ノ浦部屋」と銘した木製の看板が目についた。
時折、相撲ファンのような人が、そこでスマホを掲げ写真を撮っては、一言二言つぶやき引き返して行った。
間口は狭いが、よく見ると奥行きの広い3階建ての建物であった。
2回そこを通ったが、2回目は、体の大きな一見相撲取りと思しき人物が玄関に入っていっただけで、看板がないとそこが相撲部屋だとは、誰も気づかないようなところであった。
「最近の相撲部屋はこんな感じのところが多いな」と誰かがスマホを掲げながら呟いた。それでも近くの建物の玄関に「祝い。横綱昇進、稀勢の里関」と目立つ幕が垂れていた。
そこを引っ返して、もう一度江戸川の土手に戻り、今度は市川側の土手まで行った。土手に整備された桜並木の木々を見ると、つぼみが・・、いや花びらを見つけた。
まだ探さないとみつからないピンクの花びらを見つけた。桜だけではない。ボケの木にもつぼみが見えた。「春は近いのかな」とちょっと驚いた。
更に、土手から降りて川に近づくと、川の中でおびただしい数のカルガモが泳いでいる姿が見つかった。その向こうには遠くスカイツリーが見えた。
白鷺も餌を啄んでいた。じっとスマホで撮影していると、そのうち羽を広げて飛んで行った。
その間、約1時間半ぐらいの散策的サイクリングを楽しんだ。空は曇天ではあったが時折青空も見えた。手元のウォッチでは8℃であった。
もう一度寒気はやってくるのだろうが、春は近いかも知れないと少し気が軽くなったような気がした。
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