隅田川を両国から隅田公園辺りまで散歩(その442)
4月16日、その日の午後5時頃、隅田川の遊歩道に降りた。...
全部読む
4月16日、その日の午後5時頃、隅田川の遊歩道に降りた。
日没がだんだんと遅くなり、周囲はまだ明るさが残る夕方だった。
東京スカイツリーには、まだ照明が点かず、遊歩道では、ジョギングをする人々が目立った。
若い男女が、スマホを翳しつつ語らったり、中には釣りに興じている人もいた。
その一人に「何が釣れますか」と声をかけると、「シーバスが良く釣れるよ、今日はだめだったけれど」と答えてくれた。丁度、川の真後ろの住民の様だった。
夕食の1品にと考えて、いたのだろうかと想像し、微笑ましい気持ちになった。
その日は夕暮れのテンポが、遅く駒形橋から吾妻橋を抜けた頃、夕闇はやっとやってきた。
「東京スカイツリー」にもやっと灯が点り、夜景が賑やかになってきた。
すると、スカイツリーの左横に、真ん円の「お月様」が昇つてきた。
隅田川の川面には、蔵前橋に白色のネオン、厩橋にオレンジ色のネオンがくっきりと映えていた。
「やっと、隅田川の夜景が撮れたな」と思い、カメラをしまうと、そこに屋形船が向かうからやってきた。
「隅田川の夜の饗宴が始まるのだろうか」と思いを馳せ、その日の散歩を終えた。
閉じる
春うららの隅田川(その441)
4月10日、その日の15時頃、柳橋から隅田川沿いのテラスに降りてみた。...
全部読む
4月10日、その日の15時頃、柳橋から隅田川沿いのテラスに降りてみた。
すると、隅田川に数十羽のカモメが遊んでいる風景に出会った。
残念ながら、動画カメラを持ち合わせてなかったので、その時はその様子を目で楽しんで終わらせた。それにしてもカモメたちは伸び伸びと、春の隅田川を満喫している様であった。
昼下がりの散歩は浜町公園まで続いたが、隅田川は「春爛漫」の景色であった。
気が付くと、川を行き来する船が見受けられなかったことには、拍子ぬけした。
それではと、夕方6時過ぎもう一度、その地点に足を入れたが、その時は既にカモメの姿は消えていた。
闇が迫る中、東京スカイツリーと川面に映る光景だけが鮮やかに、そして華やかな光を放っていた。
実は、前日も少し上流地点からスカイツリーの点灯を楽しんでいたが、その日の色彩の方が、目には鮮やかであった。
時々、行きかう屋形船が、スカイツリーの光りの化粧を際立たせていた。
これから初夏に向かい、隅田川は更に賑わってくると期待し、その日の散歩を終えた。
閉じる
隅田公園から柳橋まで「桜の季節」に見る風景(その440)
3月27日、その日の午後5時頃に隅田公園に出かけた。...
全部読む
3月27日、その日の午後5時頃に隅田公園に出かけた。空は曇り、残念ながら、桜の鮮やかさにはお目にかかれなかったが、それでも隅田川に咲く桜の季節には接することができた。
ここ1ケ月ほど、体調を壊し、「江戸川シーズンズ」も休まざるを得ない状態であった。
ということで、住まいを市川から柳橋(台東区)に移し、隅田川に隣接した場所に転居した。
心機一転、今回からタイトルを「江戸川シーズンズ」から「隅田川シーズンズ」と改めた。
暫くぶりに、ビデオカメラを手にし、隅田公園に来てみると、桜が満開に咲いていた。
狙いは、隅田川の川面に浮かぶ遊覧船などの風情と東京スカイツリー、そこに鮮やかに花開くピンクの色どりの桜並木を思い浮かべていた。
実際に、カメラを回してみると、どんよりとした空の色に桜の花々の色香が吸い込まれて、華やかさが感じられなかった。
なかなか思い描く映像が撮れなかったが、それでも「桜が咲く隅田川」の風情だけは撮れた様に感じた。
帰りがけに、自宅近くの隅田川を覗くと、東京スカイツリーと川面に浮かぶ遊覧船などの光りの輝きが、綺麗なコーデネーションで、ファインダーに現れた。
こらから、夏に向かい、夜の訪れは少しづつ遅くなってゆくが、川面の賑わいはますます活発になってゆくと思われ、その情景をカメラに収めてゆきたいと思った。
閉じる
「隅田川シーズンズ」内の検索