早起きして「京成バラ園」へ、そこには見事な「リオ・サンバ」が花開いていた(その313)
10月25日、その日の早朝、6時半ごろ、JR市川駅から総武緩行線で、西船橋駅まで行き、そこで東葉高速線に乗り換え「八千代緑が丘」まで行った。...
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10月25日、その日の早朝、6時半ごろ、JR市川駅から総武緩行線で、西船橋駅まで行き、そこで東葉高速線に乗り換え「八千代緑が丘」まで行った。
駅からタクシーに乗り、「京成バラ園」まで急いだ。目的地に着き時計を見ると、7時13分であった。園の中にはもう既に、人の影が結構見受けられた。
「皆、早いな」と舌を巻いた。前日に確認し、朝7時に入場できることを知っていたが、人気の高さに改めて驚いた。早速ビデオカメラを取り出し、三脚を開いて、入り口に近い高台から園内を見まわし、好位置を探した。
空には青空がのぞき、秋らしい絹雲が浮かんでいた。
5分程歩くと、「今日のおすすめショット位置」という小さなプラカードが目に入り、そこにあったバラの花を良く見ると、クリーム色の花びらの外縁に、赤い色が微妙に配色されていた。従来のように単色ではなく、一つのバラの花の中に、綺麗に他の色が滲んでいるのだった。「(技術は)ここまで来ているのか」と舌を巻いた。
花の名前をプレートで確認すると「リオ・サンバ」とあった。その濃厚な色づかいは、今までの記憶を超えるほどのものであった。
後ろを通り過ぎてゆく人々が、皆ため息をついて感動していたように思えた。その中には、はっきり感動を言葉にする者もいた。バラの交配技術には、長い歴史があることはわかっていたが、「ここまで来ている」とは驚きであった。「人間は恐ろしい。薔薇の美しさを追及して、ここまで来るのか」と思わずにはいられなかった。
その美しさを見てしまった後は、他のバラの美しさには、それほどの感動は感じなかったが、様々な色彩が重なるその世界を充分、堪能させてもらった。
1時間半ほど、そうした世界にじっくり浸り、名残りは尽きなかったが、帰宅の途に就いた。出口を探し、表に出て、20分ほどの道のりを、駅に向かってゆっくりと歩いて行った。
市川駅には10時半ごろに、帰ってきた。シャツに薄いセーター姿で、丁度良い陽気であった。
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夕映えの富士山とスカイツリー、光が灯る東京の街並み(その312)
10月18日、その日の夕方5時過ぎに、西の空を仰ぐと、夕陽の中に「富士山」の姿が綺麗に浮かんで見えた。...
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10月18日、その日の夕方5時過ぎに、西の空を仰ぐと、夕陽の中に「富士山」の姿が綺麗に浮かんで見えた。久しぶりに見る雄姿であった。その右隣には、スカイツリーが並んで屹立していた。
暫くすると、スカイツリーの後ろに夕陽が落ちてゆく様が美しく印象的であった。
段々暗闇が迫ってきて、天空の大きな雲も夕焼けに呼応して、異彩を放って行った。
間もなくすると、上空に薄い三日月が浮かんできた。
宵闇に、東京の街の灯が、ポツンポツンと点灯してきた。
<10倍速バージョン>
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あけぼの山農業公園のコスモスにもう一度、挑戦した(その311)
10月18日、その日の朝8時ごろ、JR市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅に向かい、そこで武蔵野線に乗り換えた。...
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10月18日、その日の朝8時ごろ、JR市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅に向かい、そこで武蔵野線に乗り換えた。西船橋の構内は、乗り換え客でごった返していた。新松戸駅に着くと、今度は千代田線(常磐線の緩行線)に乗り換え、我孫子の終点で降りた。そこからは2週間前の様にタクシーに乗り、「あけぼの山農業公園」に行った。
着くと、目の前には、沢山の秋桜が綺麗に咲いていた。前回は1分咲でちらほらしか咲いていなかったが、その日は8分咲き位で、見事な咲きぶりであった。9時前であったが、すでに沢山の人が鑑賞していた。三脚を立てて撮影している人も、かなりいた。
まず、一番遠い淵のところに陣取り、ゆっくりとビデオを回し始めた。雨の予想だったが晴れて、青い空には秋らしい筋雲が、きれいに描かれていた。
赤白黄色、それにピンク、紫と華奢な花びらを風に揺らせ、咲き誇っていた。その花弁に時折、ミツバチやモンシロチョウが、蜜を吸いに飛んできていた。
赤いドラえもんの「どこでもドア」が設置してあり、その周りでは、列をなして写真を取り合っていた。撮影の場所を数回に亘り替えたが、秋桜畑の真っただ中にある道から撮ると、その畑のボリュウム感が伝わってきた。
中には、テレビ局のクルーもいて、インタビューなどをしていた。
そこで、楽しんでいる人々の口からは、兎に角、天気が良くなったことに、驚きと感謝の念が一様に漏れていた。秋の天気は、なかなか予測が難しい。更に花の開花予想はもっと難しい。
その日、その場にいた人達は、幸運な人たちだった。
1時間半ぐらい、そこにいて、我孫子駅に戻り、そのまま来た道を市川駅まで戻った。シャツの上に薄いセーターを着込んでいたが、丁度気候に合っていた。市川の駅に着くと、11時半ごろであった。
秋の穏やかな小旅行を楽しませて頂いた。
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