※2022年6月、更新を終了しています
ポンペオ米国務長官・非核化“行動なければ圧力緩めず”(4月30日)
29日にテレビ番組に出演したポンペオ国務長官。北朝鮮に非核化の実現に向けた行動を求め、それがなければ圧力を緩めないと強調した。
ポンペオ長官は先にキムジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した際に、こうした考えを説明したことを明らかにした。...
全部読む
29日にテレビ番組に出演したポンペオ国務長官。北朝鮮に非核化の実現に向けた行動を求め、それがなければ圧力を緩めないと強調した。
ポンペオ長官は先にキムジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した際に、こうした考えを説明したことを明らかにした。
非核化の実現を巡りキムジョンウン委員長は米国と協議する用意があるとの認識を示した。
ホワイトハウス・安全保障担当のボルトン大統領補佐官もフォックステレビのフォックスニュースサンデーに出演した。
2003年に大量破壊兵器計画の放棄を表明し実行に移したリビアを前例に挙げ、国際社会の制裁を維持しながら北朝鮮がまずは非核化を着実に実行することが欠かせないと強調した。
閉じる
安倍首相・中東歴訪に出発(4月29日)
パレスチナとイスラエルの中東和平問題をめぐって意見を交わすため、安倍首相はきょう午後最初の訪問国UAE(アラブ首長国連邦)に向けて出発した。
これに先立って安倍首相は記者団に対し「中東は日本にとってエネルギーの安定供給の点からも極めて重要な地域。日本はシリア問題も難民問題も日本ならではの支援を行い良好な関係をそれぞれ築いている」と述べたうえで「中東和平にも貢献したい。
イスラエルとパレスチナを訪問し、双方に建設的な関与を働きかけていきたい」と話した。...
全部読む
パレスチナとイスラエルの中東和平問題をめぐって意見を交わすため、安倍首相はきょう午後最初の訪問国UAE(アラブ首長国連邦)に向けて出発した。
これに先立って安倍首相は記者団に対し「中東は日本にとってエネルギーの安定供給の点からも極めて重要な地域。日本はシリア問題も難民問題も日本ならではの支援を行い良好な関係をそれぞれ築いている」と述べたうえで「中東和平にも貢献したい。
イスラエルとパレスチナを訪問し、双方に建設的な関与を働きかけていきたい」と話した。
安倍首相は来月3日までの日程でUAE、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ暫定自治区を訪れ各国首脳らと会談することにしていて、政府専用機で最初の訪問国UAEに向けて出発した。
米国がエルサレムをイスラエルの首都と認め中東和平交渉が暗礁に乗り上げるなか、イスラエルとパレスチナ暫定自治区の双方を主要国の首脳が訪れるのは安倍首相が初めてとなる。
閉じる
金正恩の本音はどこに(4月28日)
昨日は全世界の目が「朝鮮半島の南北首脳会談」に釘付けになった。そこでは「南北の融和」が高らかに演じられたが、北朝鮮の指導者の本音はどこにあるのだろうか。
北朝鮮の若き指導者・朝鮮労働党・金正恩委員長だが、就任してから核、ミサイル開発を加速させてきた。...
全部読む
昨日は全世界の目が「朝鮮半島の南北首脳会談」に釘付けになった。そこでは「南北の融和」が高らかに演じられたが、北朝鮮の指導者の本音はどこにあるのだろうか。
北朝鮮の若き指導者・朝鮮労働党・金正恩委員長だが、就任してから核、ミサイル開発を加速させてきた。
去年11月には大陸間弾道ミサイル級の火星15型を発射。射程は推定1万3000キロ。父・金正日体制で開発されたミサイルの倍以上と言われ、米国全土を収める程になっていた。
ところが、今年に入り金委員長の政策は一変、対話路線に転じ非核化の意思を示し始めた。6月までに史上初となる米朝首脳会談が行われようとしている。進み始めたように見える非核化への道であるが、各国で北朝鮮の不穏な動きが確認されている。
今年3月、インターネット空間を監視する韓国・ソウルのセキュリティ会社が北朝鮮からのサイバー攻撃の兆候を観測。迎撃ミサイルといった防衛システムをサイバー攻撃で停止させるクロスドメイン攻撃が行われようとしているとセキュリティ会社の責任者は述べた。
相手を無防備にし、核ミサイルなどを確実に打ち込むための戦略について、米国・ワシントンでも4月初め、衛星写真から北朝鮮の不可解な動きを捉えていた。
また、核実験場が拡張していたという。金委員長はこれまで4回の核実験を北側の山の地下で行っていた。今回見つかったのは西側の山の地下でトンネルを掘っている形跡だった。
このトンネルが完成すれば今後、数十回は核実験を行うことができると考えられている。別の衛星写真からは新たな原子炉が稼働し、水面下で核開発を続けていた可能性が浮かび上がった。
4月20日、金委員長は核実験とミサイルの発射を中止し核実験場の廃棄を表明した。米朝首脳会談を控えたいま、金委員長の真意はどこにあるのか。
政権内部の実情を知る北朝鮮英国大使館元公使・テヨンホ(2016年脱北)は「金正恩は核を持ち続けるという野望を捨てていない」と述べた。
北朝鮮の非核化は実現するのか、世界が固唾を飲んでその行方を見守っている。
閉じる
今日南北首脳会談・期待する成果は(4月27日)
北朝鮮国営メディアは「金正恩朝鮮労働党委員長が南北首脳会談に出席するため、きょう未明に平壌を出発した」と伝え、「歴史的な会談結果を発表する」と会談の成功への意欲を強調した。
午前9時半にパンムンジョムの軍事境界線を北朝鮮の最高指導者として歩いて越え、韓国・ムンジェイン大統領の出迎えを受ける予定だ。
午前10時半から、韓国側施設「平和の家」で南北首脳会談を予定である。
会談では米朝首脳会談を見据えて、非核化と平和定着をめぐり集中的な議論が交わされる見通しで、北朝鮮はみずからは核保有国とする立場を崩していないな中、非核化の意思を共同宣言などで明文化し、史上初の米朝首脳会談につなげられるかどうか会談の行方が注目される。...
全部読む
北朝鮮国営メディアは「金正恩朝鮮労働党委員長が南北首脳会談に出席するため、きょう未明に平壌を出発した」と伝え、「歴史的な会談結果を発表する」と会談の成功への意欲を強調した。
午前9時半にパンムンジョムの軍事境界線を北朝鮮の最高指導者として歩いて越え、韓国・ムンジェイン大統領の出迎えを受ける予定だ。
午前10時半から、韓国側施設「平和の家」で南北首脳会談を予定である。
会談では米朝首脳会談を見据えて、非核化と平和定着をめぐり集中的な議論が交わされる見通しで、北朝鮮はみずからは核保有国とする立場を崩していないな中、非核化の意思を共同宣言などで明文化し、史上初の米朝首脳会談につなげられるかどうか会談の行方が注目される。
米国は北朝鮮・金正恩党委員長が非核化の意思を示し、文書に署名するという形に示すことであり、金委員長は核実験・ミサイル発射実験中止を表明しただけで、米国が求める凍結は示していない。
トランプ大統領は非核化とは北朝鮮が核兵器を完全に放棄することを求めている。
米国では北朝鮮を極秘訪問したポンペイオの国務長官就任が正式に決定する。
大統領の信頼が厚いポンペイオを中心に首脳会談の調整が進むとしている。
トランプ大統領は北朝鮮の非核化の実現に向け目に見える成果を出したい考えである。
またトランプ大統領は拉致問題に取り組む考えを示している。
トランプ大統領は会談に強い意欲を見せる一方で、成果に期待できなければ実施を見送る可能性にも言及し北朝鮮側に揺さぶりをかけながら首脳会談に向けた駆け引きを行っていくとみられる。
米朝首脳会談につなげるための南北首脳会談のポイントは非核化と朝鮮戦争の終結である。
閉じる
野党6党・集中審議欠席の方針(4月26日)
野党6党が国会審議の欠席するなど与野党の対立が続く国会。
自民党・森山国対委員長は「内閣不信任案が出されれば解散もひとつの内閣の選択肢」と衆院解散の可能性に言及した。
この発言に立憲民主党・辻元国対委員長は「“恥の上塗り、疑惑隠し解散”を安倍政権は打ちたいのか」、希望の党・玉木代表は「脅しのような発言だが、倒すべき政権を早く倒さなければならないということであればしっかり受けて立つ」、民進党・平野国対委員長は「そういうこと言って野党をけん制しているのではないか」、共産党・穀田国対委員長は「信任に値しないという政治的メッセージをしていることに対してどう喝でこたえるという主旨」、日本維新の会・馬場幹事長は「前回の選挙が終わってからまだ半年しかたっていない」、立憲民主党・枝野代表は「首相の恣意的解散という仕組み自体が時代遅れ。...
全部読む
野党6党が国会審議の欠席するなど与野党の対立が続く国会。
自民党・森山国対委員長は「内閣不信任案が出されれば解散もひとつの内閣の選択肢」と衆院解散の可能性に言及した。
この発言に立憲民主党・辻元国対委員長は「“恥の上塗り、疑惑隠し解散”を安倍政権は打ちたいのか」、希望の党・玉木代表は「脅しのような発言だが、倒すべき政権を早く倒さなければならないということであればしっかり受けて立つ」、民進党・平野国対委員長は「そういうこと言って野党をけん制しているのではないか」、共産党・穀田国対委員長は「信任に値しないという政治的メッセージをしていることに対してどう喝でこたえるという主旨」、日本維新の会・馬場幹事長は「前回の選挙が終わってからまだ半年しかたっていない」、立憲民主党・枝野代表は「首相の恣意的解散という仕組み自体が時代遅れ。」、公明党・石田政調会長は「解散権は総理の専権事項、私から特に申し上げることはない」、菅官房長官は「私自身承知していない」、自民党・二階幹事長は「勝手な思いつきで言ったのだろう」と述べた。
衆参両院の予算員会ではきょう、安倍首相も出席して集中審議が行われる。自民党、公明党の両党は北朝鮮問題に対する政府の対応などを質問する。
日本維新の会は、森友学園、加計学園をめぐる問題などをただすことにしている。野党6党は、麻生副総理兼財務相の辞任や柳瀬元首相秘書官の証人喚問などの要求に納得できる回答が得られない限り審議には応じられないとして、きょうの集中審議も欠席する方針だ。
閉じる
「時流」内の検索