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2024年05月04日(土)
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【中国情勢】
ドイツ・ショルツ首相・中国を訪問（11月4日）
ドイツのショルツ首相が中国を訪問。習近平総書記再任直後の訪問は批判を受けている。習政権は市民の権利や少数民族に対する強硬姿勢で知られるため。今回の訪問はドイツ最大の貿易相手国への訪問でもある。
ドイツは２０２１年中国から１４３億ユーロを輸入し中国から最大の輸入国。ドイツに続くのはオランダと米国。ドイツから中国への輸出は１０３６億ユーロで米国に次いで第２位、３位はフランスとなっている。 中国との経済関係はますます緊密になり、ハンブルクはその象徴となっている。...
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中国共産党・中央政法委トップに陳文清（10月29日）
中国共産党で警察や司法部門を統括する中央政法委員会のトップに、諜報活動などを行う国家安全省のトップを務める陳文清が就任した。
陳文清は諜報活動のほか国内外のスパイの監視や取り締まりなどを行う国家安全省のトップとして６年前から習近平指導部を支え、今月２３日に開かれた党の重要会議でトップ２４人の政治局委員に昇格していた。 また中央政法委員会でナンバー２の副書記には、習近平国家主席が地方で勤務していたときの部下で全国の警察組織を束ねる公安省トップの王小洪が就任している。...
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“台湾独立・断固反対”党規約に（10月28日）
中国共産党大会で改正案が採決された党の最高規則。党規約の内容が公開され、台湾独立に断固反対する、との表現が新たに盛り込まれ、「祖国統一の大業を完成する」との目標が示された。
更に２０３５年までに社会主義の現代化を概ね実現し、今世紀半ばまでに「社会主義現代強国」を築くとの戦略も明記された。 一方で習近平国家主席への忠誠を示すスローガン「２つの確立」については党規約に盛り込まれず、習主席の指導思想の名称「習近平思想」になるとの見方が出るも今回の党規約では変更されなかった。...
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Ｇ２０で初の対面・米中首脳会談も（10月25日）
中国で３期目の習近平指導部が発足したことを受けて、米国のホワイトハウスは来月、インドネシアで開かれるＧ２０（主要２０か国）の首脳会議で、米国・バイデン大統領が習国家主席と初めての対面での首脳会談を行うことを含め、中国との対話を継続していきたいという考えを示した。
バイデン大統領は就任以降中国の習主席と電話やオンラインによる首脳会談を行っているが、対面での会談は実現していない。 中国ＧＤＰ・７－９月の伸び率プラス３．９％（10月24日）
中国の国家統計局が発表したことし７月から先月までのＧＤＰの伸び率は、物価の変動を除いた実質で去年の同じ時期と比べてプラス３．９％だった。
伸び率は新型コロナの感染拡大に伴って上海での厳しい外出制限の影響が大きく出た前の３か月のプラス０．４％を上回ったが、経済の回復の速度は鈍く力強さを欠く状況となっている。 感染拡大を徹底的に抑え込むゼロコロナ政策のもとでの行動制限によって個人消費が伸び悩んだことなどが主な要因。 政府の景気対策で持ち直しの動きも見られるもののことしの経済成長率は５．５％前後という政府の目標を大きく下回るとの見方が強まっている。 今回の発表は当初の予定を延期したうえきょう、急きょ発表されるという極めて異例の措置が取られた。中国ではきのう３期目の習近平指導部がスタートしたが、回復が遅れる経済の立て直しが大きな課題となる。
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