ボルトン「回顧録で暴露」報道・トランプ大統領・習近平国家主席に再選支援を要請(6月18日)
トランプ大統領が、中国・習近平国家主席に対し、ことしの大統領選挙での自身の再選を支援するよう要請していたことを、ボルトン前大統領補佐官が暴露していると報じられた。
米国司法省は、「ボルトン元補佐官の回顧録には機密情報が含まれ、守秘義務に関する誓約に違反している」として、出版の差し止めを求め提訴している。
ホワイトハウスのマクナニー報道官も17日、「この本は機密扱いの情報で一杯で、審査のプロセスを経ていない」と語り、出版を差し止める必要があるという考えを強調した。...
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トランプ大統領が、中国・習近平国家主席に対し、ことしの大統領選挙での自身の再選を支援するよう要請していたことを、ボルトン前大統領補佐官が暴露していると報じられた。
米国司法省は、「ボルトン元補佐官の回顧録には機密情報が含まれ、守秘義務に関する誓約に違反している」として、出版の差し止めを求め提訴している。
ホワイトハウスのマクナニー報道官も17日、「この本は機密扱いの情報で一杯で、審査のプロセスを経ていない」と語り、出版を差し止める必要があるという考えを強調した。
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トランプ再選危うし、バイデンに不安も(6月14日)
人種格差、医療格差などでたまっていた黒人層の不満がコロナ禍、白人警官による黒人男性ジョージフロイド暴行事件をきっかけにして大爆発した。
ミネソタ州で黒人男性ジョージフロイドが白人警官に暴行され死亡した事件を受けて、南部アラバマ、ケンタッキーなどでは19世紀の南北戦争で奴隷制度を支持した南軍司令官リー将軍の銅像が撤去された。
米国の動画配信サービス(HBO Max)は1860年代の南北戦争を舞台にした映画「風と共に去りぬ」について、「人種に対する偏見を含んでいる」として配信を停止した。...
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人種格差、医療格差などでたまっていた黒人層の不満がコロナ禍、白人警官による黒人男性ジョージフロイド暴行事件をきっかけにして大爆発した。
ミネソタ州で黒人男性ジョージフロイドが白人警官に暴行され死亡した事件を受けて、南部アラバマ、ケンタッキーなどでは19世紀の南北戦争で奴隷制度を支持した南軍司令官リー将軍の銅像が撤去された。
米国の動画配信サービス(HBO Max)は1860年代の南北戦争を舞台にした映画「風と共に去りぬ」について、「人種に対する偏見を含んでいる」として配信を停止した。
同映画は、米国が北と南に分かれて戦った奴隷制の時代を代表するハリウッド映画であるが、人種差別を肯定しているとして長年、批判されてきた。
アマゾンドットコムはAIを使った顔認証サービスについて、警察に提供することを1年間停止すると発表した。アマゾン側は停止理由を明らかにしていないが、白人に比べ黒人の識別精度が悪く黒人が犯罪者にされやすいというのが理由のようだ。人種差別への抗議・警察批判の高まりを受けて停止に踏み切ったのが真相である。
人種差別主義や植民地主義を否定する動きは世界でも相次いでいる。英国では奴隷貿易や植民地支配に関する人物の銅像を撤去する動きが出ている。オックスフォード大学のカレッジの前には1000人を超える学生や市民が集まり、建物の外壁にあるセシルローズの銅像を撤去するよう訴えた。
セシルローズは英国の植民地だった現在の南アフリカでダイヤモンドや金を採掘した人物である。ブリストルでも反人種差別デモが行われ、奴隷貿易会社の幹部だった王立アフリカ会社幹部・エドワード・コルストンの銅像が引き倒されて川に落とされた。コルストンは農園で500人以上の黒人奴隷を働かせていたという。
ジャマイカでも奴隷を使い砂糖プランテーションを経営していたロバートミリガンの銅像が撤去された。ベルギー・アントワープではアフリカ中部コンゴで多くの黒人を死亡させた元国王・レオポルド2世の像が汚され撤去された。
11月に大統領選挙を控えたトランプ大統領は事態の鎮静化を図ろうとして必死になって動いている。自身の支持を表明する黒人団体の幹部や著名人を突如としてホワイトハウスに招き、黒人に寄り添う姿勢を示したが、大統領選挙で人種差別問題が争点になることは避けられそうもない。
何よりトランプ大統領の両肩に重くのしかかっているのは11万人という先進国で群を抜いた死者の数である。この数の多さは初動対応の失敗という以外には説明がつかない。経済を守ることが自身の政権の決定的な功績になると考えてきたトランプ大統領だったが、その経済もうまくいっていない。FRBパウエル議長が「2020年末までに失業率は9%を超えるだろう」と予測し、良くなる兆しはみじんも見えない。
トランプ大統領は外交で突破口を開こうと、「G7は時代遅れだ」とした上で、ロシア、韓国、オーストラリア、インドの4か国を招待したいと表明したが、枠組みの変更に関しては、「メンバー国を増やすにはすべて参加国の支持が必要だ」として全てのメンバー国が反対しており外交でも向い風が吹いている。大統領選まで半年を切る中、トランプ大統領は焦りの色を濃くしている。
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黒人男性死亡事故・トランプ大統領・警察官が首を絞める行為“原則禁止”(6月13日)
米国・トランプ大統領は黒人男性が死亡した事件をきっかけに問題となっている警察官が取り押さえの際に首を絞める行為について12日、FOXテレビのインタビューで「やむをえない場合もあり慎重に考えるべきだ」としたうえで「首を絞めるのはよくない。終わらせるべきだ」と述べ原則として禁止するよう自治体に呼びかける考えを明らかにした。
米国では警察改革を求める声が強まっている。ニューヨーク州では12日、クオモ知事が署名して新たな条例が成立した。...
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米国・トランプ大統領は黒人男性が死亡した事件をきっかけに問題となっている警察官が取り押さえの際に首を絞める行為について12日、FOXテレビのインタビューで「やむをえない場合もあり慎重に考えるべきだ」としたうえで「首を絞めるのはよくない。終わらせるべきだ」と述べ原則として禁止するよう自治体に呼びかける考えを明らかにした。
米国では警察改革を求める声が強まっている。ニューヨーク州では12日、クオモ知事が署名して新たな条例が成立した。条例には警察官が容疑者を拘束する際に首を絞める行為を刑事罰の対象とすることや、容疑者を死亡させた場合に独立検察官が捜査にあたることなどが盛り込まれている。さらに今各地で広がっているのが、15世紀のイタリアの探検家であるコロンブスの像を引き倒すなどの動きである。
コロンブスはヨーロッパと米国を結ぶ航路を開拓したことへの歴史的な評価がある一方、先住民族の虐殺を招いたとして非難する見方もありニューヨーク中心部にある円形広場「コロンバスサークル」ではコロンブス像が柵で囲われるなど警察による警備が強化されている。
また、英国のロンドンではチャーチル元首相の銅像が人種差別主義者と落書きされた。
チャーチル元首相は偉大な政治家として尊敬を集める一方、人種差別的な考えの持ち主だったとする見方もあり市当局は今週末のデモを前に元首相の銅像を保護する措置を取ったことを明らかにした。
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トランプ陣営「今の流れは逆風」国民に向け演説・準備か(6月10日)
党派を超えて人気のあるパウエル元国務長官は大統領選で民主党のバイデン候補に投票すると明言した。
さらにブッシュ元大統領も「再選を支持しない」方針と報じられる。特に気になっているのが黒人票である。明海大学・小谷哲男教授は「11月の選挙で黒人が再び65%近い投票率を見せるなら、トランプ大統領にとっては不利になる可能性がある」とコメントした。
小谷教授によると「トランプ大統領としては国民の団結を促す演説を今用意している」とし、演説の準備は早急に進められ、準備でき次第行われる。...
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党派を超えて人気のあるパウエル元国務長官は大統領選で民主党のバイデン候補に投票すると明言した。
さらにブッシュ元大統領も「再選を支持しない」方針と報じられる。特に気になっているのが黒人票である。明海大学・小谷哲男教授は「11月の選挙で黒人が再び65%近い投票率を見せるなら、トランプ大統領にとっては不利になる可能性がある」とコメントした。
小谷教授によると「トランプ大統領としては国民の団結を促す演説を今用意している」とし、演説の準備は早急に進められ、準備でき次第行われる。
複数の米国メディアは、トランプ大統領が今後2週間以内に大規模な支持者集会を再開する計画で、陣営の責任者が数日以内にトランプに対し候補地や安全対策などを示す予定だと伝えている。
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強気のトランプに厳しい声・支持率・バイデンがリード(6月9日)
ミネアポリス市議会では警察の解体を表明した。
トランプ大統領は自身のツイッターで「警察の予算削減や廃止はダメだ」と投稿した。
一時や軍の投入も辞さない方針を示していたが、ワシントンに展開していた州兵の撤退を命令したばかりだ。
こうした方針転換の背景にあるのは与党・共和党内からの厳しい声だ。
パウエル元国務長官は「大統領は合衆国憲法を逸脱しつつある」と発言し、は大統領選で民主党・バイデン前副大統領に投票すると明言した。...
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ミネアポリス市議会では警察の解体を表明した。
トランプ大統領は自身のツイッターで「警察の予算削減や廃止はダメだ」と投稿した。
一時や軍の投入も辞さない方針を示していたが、ワシントンに展開していた州兵の撤退を命令したばかりだ。
こうした方針転換の背景にあるのは与党・共和党内からの厳しい声だ。
パウエル元国務長官は「大統領は合衆国憲法を逸脱しつつある」と発言し、は大統領選で民主党・バイデン前副大統領に投票すると明言した。
さらにブッシュ大統領もトランプの再選を支持しない方針と報じられるなどトランプ離れが広がっている。
CNNの調査によると、バイデンの支持率は55%、トランプは41%と差が出てきた。
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