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2024年05月21日(火)
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【Globali】
 

世界が見る東シナ海をめぐる中国、日本の動き(2015/08/28)

日本の報道ではほとんど伝わってこないが、中国が東シナ海で大規模な軍事演習を行ったという。100隻余りの軍艦と数十台の軍用機、情報戦部隊などが動員され、100機近くのミサイル発射実験が行われたという(ロイター)。本当だとしたら、北朝鮮のミサイル発射にのみ過剰に反応する日本のマスコミの姿勢に問題はないのだろうか。一方、海上保安庁は26日、尖閣諸島周辺など領海警備強化に向け、約509億円を盛り込んだ平成28年度予算の概算要求を発表。全国の離島や遠方海域でも監視体制を強化するとしている。各国は東シナ海をめぐる中国、日本の動きについて以下のように報じた。

8月27日付『ロイター通信』(英国)は、『新華社通信』によると中国が木曜日に東シナ海で、この2ヶ月間で三回目の訓練となる大規模な空海軍事演習を実施し、この訓練には100隻余りの軍艦と数十台の軍用機、情報戦部隊などが動員され、100機近くのミサイル発射実験が行われたと」と報じた。ただ「訓練が行われた正確な場所は特定されていない」という。 またこの演習とは別に「中国の防衛省が、来月、マラッカ海峡においてマレーシアと合同軍事演習を開催し、オーストラリアにおいてオーストラリア軍と米国軍と合同軍事演習を開催すると発表した」と報じ、「中国は急速に軍を近代化させ、世界中で中国の権益を守るために彼らの活動範囲を世界規模に広げており、これまで以上に離れた場所で軍事演習を行うようになってきているが、南シナ海と東シナ海の領土紛争は中国にとって、いらいらの種になっている」と伝えた。...
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世界が見る中国が東シナ海ガス田に軍事拠点構築(2015/07/13)

中国は経済や政治などでは、表面上各国と友好関係を保っている。安倍首相と習近平国家主席による日中首脳会談が2度も開かれたり、9月3日に開催される抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードに安倍首相を招待するなど、日中関係は表面的にはかなり改善されているように見える。しかし、資源や領土に関しては相変わらず中国は強硬姿勢を続けている。衆院平和安全法制特別委員会では、中谷防衛大臣が中国が東シナ海に建設中の海洋プラットホームが軍事拠点化される可能性について言及。どうやら中国は東シナ海ガス田プラットフォームを東シナ海の軍事拠点と位置づけ、開発を進めているようだ。各国は中国が東シナ海ガス田に軍事拠点構築について、以下のように報じた。

7月12日付『シドニーモーニングヘラルド』(オーストラリア)は、「日本の中谷防衛大臣が“中国が東シナ海のガス田海洋プラットフォームの構築作業を進めており、ここにレーダーシステムが配備され、無人偵察機やヘリコプターの拠点になる可能性がある。この施設が日中間の新たな安全保障上の脅威になる可能性がある”と国会の特別委員会で述べた」と伝え、「中国は南シナ海において、飛行場や通信設備の建設を着々と進めているが、最新の発見では、中国が東シナ海においても軍事拠点構築に向けて同様の動きを見せていることを示している」と報じた。...
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