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2024年05月07日(火)
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【Globali】
 

中国、南シナ海領有権争いに新たに加わってきたインドネシアを得意な“パンダ外交”で懐柔(?)【米・シンガポール・台湾・中国メディア】(2017/10/01)

9月12日付Globali「インドネシア、南シナ海での領有権争いに本格参戦」の中で次のように報じた。すなわち、“インドネシア政府は今年7月、これまでの方針を変更して、南シナ海で自国の排他的経済水域(EEZ)の主権範囲と主張する海域を、新たに「北ナトゥーナ海(マレー半島東沖)」と命名して、中国との領有権争いに本格参戦してきた。”これに対して中国は、同海域は中国主権と主張する九段線内にあり、中国の伝統的な漁場だとして、インドネシア主張を一蹴している。ただ中国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)内に反発する国をこれ以上増やしたくないと判断してか、友好の印としてパンダをインドネシアに貸与することとして、懐柔策を打ち出してきた。

9月29日付米『ロイター通信米国版』:「インドネシア、中国から貸与されたパンダを歓迎」  
 インドネシアは9月28日、10年間の約束で中国から貸与されることとなった、2頭のパンダ“彩陶(サイタオ)”と“湖春(フーチュン)”の到着を歓迎した。  

 インドネシアは今年7月、自国のEEZ内と主張して、南シナ海南端の海域を北ナトゥーナ海と命名している。中国外交部はすぐさま、勝手な命名は“意味のないこと”と一蹴しており、以降両国間には不穏な空気が流れていた。...
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台湾とベトナム、南シナ海において中国に勇猛果敢な対抗措置【米・ロシア・台湾メディア】(2017/07/28)

7月15日付Globali「南シナ海仲裁裁定から1年、中国による裁定無効化が実現?(2)-フィリピン・インドネシアの細やかな抵抗」の中で、“中国から軍事行動を起こされないぎりぎりのところで、フィリピンが領有権争いの海域での天然資源探査活動の再開を目論めば、インドネシアは、自国の主権範囲と主張する海域について(南シナ海から切り離して)独自の命名を行う等、細やかな抵抗を試みている”と報じた。そして、今度は台湾が、実効支配する南沙(スプラトリー)諸島内のイツアバ島(注後記)に6基の榴弾砲(大砲の一種)を配備して防衛を強化すれば、ベトナムはスペインの多国籍企業に委託して同海域での石油の探査活動を進めている。

7月26日付米『ザ・クォーツ』オンラインニュース:「台湾、南シナ海で実効支配する小島に榴弾砲を配備して防衛強化」
  台湾の『台北タイムズ』紙の報道によると、台湾は7月24日、南シナ海の南沙諸島内で実効支配するイツアバ島の警護を担当する台湾海岸巡防署(沿岸警備隊や海上保安庁に相当)南沙部隊に、6基の榴弾砲を供給したという。

  同島は1956年から台湾が実効支配しているが、他に中国・ベトナム・フィリピン・マレーシアが領有権を主張している。...

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