また、就業者数は、3,200万人と12.5万人増加した。

但し、英国人以外のEU域内の就業者数は、237万人であるが、ブレグジット以降、英国人以外の就業者増加数は、鈍化傾向にある。

一方、英国の失業者数は、148万人に低下したものの、移民の失業者数は31.7万人で、失業者の約5人に1人は移民である。

また、失業率の低下にもかかわらず、賃金上昇率は2.1％（予想は1.8％）と、物価上昇率の2.6％を下回り、家計への負担感が増している。...

また、就業者数は、3,200万人と12.5万人増加した。

但し、英国人以外のEU域内の就業者数は、237万人であるが、ブレグジット以降、英国人以外の就業者増加数は、鈍化傾向にある。

一方、英国の失業者数は、148万人に低下したものの、移民の失業者数は31.7万人で、失業者の約5人に1人は移民である。

また、失業率の低下にもかかわらず、賃金上昇率は2.1％（予想は1.8％）と、物価上昇率の2.6％を下回り、家計への負担感が増している。

さらに、2017年4－6期の労働生産性（時間当たりの生産性）は、前期比0.1％低下した。

ある英企業の社長は、「雇用のミスマッチにより、人材不足が生じており、労働生産性が低下している。」と述べた。

2008年の金融危機以降2014年までは、現在と同様に、賃金上昇率は、物価上昇率を上回っていたが、2014年以降、賃金の上昇率は、物価上昇率を上回る状態が続いていた。

英国中央銀行は、2017年の賃金伸び率を2.0％と予想しており、2018年、2019年には上向くとみている。

この発表を受けて、ポンドは、ユーロやドル等に対して上昇した。