※2022年6月、更新を終了しています
米国・FRB・パウエル議長“さらなる利上げが最善”(2月28日)
今月3日に就任した米国のFRB・パウエル議長は27日、就任後初めての議会証言を行い、焦点となっている今後の金融政策についてさらなる利上げが最善だと述べ引き締めの路線を続ける考えを示した。
FRBは今年3回の利上げを見込んでいるが、市場ではパウエル議長が景気の先行きに自信を深めているとして、利上げペースが速まるという観測も出ている。
新年度予算案・きょうにも衆院通過・衆院本会議で可決の見通し(2月28日)
新年度予算案はきょうにも衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通し。憲法に規定されている衆議院の優越により、年度内に成立することになる。
新年度予算案には北朝鮮の核ミサイル開発への対応強化、待機児童解消への保育所の整備改修の費用などが盛り込まれている。...
全部読む
新年度予算案はきょうにも衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通し。憲法に規定されている衆議院の優越により、年度内に成立することになる。
新年度予算案には北朝鮮の核ミサイル開発への対応強化、待機児童解消への保育所の整備改修の費用などが盛り込まれている。
衆院予算委・理事懇談会で立憲民主党など野党6党が働き方改革関連法案をめぐり、“裁量労働制で働く人の労働時間の再調査などが確約されないまま予算案を採決すべきではない”として退席するなか、河村委員長(自民党)が職権できょうの採決を決めた。
今日衆議院通過すれば年度内に成立することになる。
一方、野党6党からは“河村委員長の解任決議案を提出すべき”とか“予算案に対する組み替え動議の提出を検討すべき”との意見も出ていて、今日午前国対委員長らが対応を協議することになっている。
閉じる
働き方改革巡り折り合わず・新年度予算案・採決見送り(2月27日)
与野党の幹事長、書記局長らによる会談が午前0時すぎまで行われるという異例の展開となった。
野党側は働き方改革関連法案を巡り、厚生労働省の調査に誤りと見られる例が相次いで見つかったことを受け、調査のやり直しと法案の国会提出断念を迫った。
これに対し、与党側は“政府には説明責任を果たすよう申し入れていく”とした上で“新年度予算案や税制改正関連法案など衆議院で採決したい”と改めて伝えた。...
全部読む
与野党の幹事長、書記局長らによる会談が午前0時すぎまで行われるという異例の展開となった。
野党側は働き方改革関連法案を巡り、厚生労働省の調査に誤りと見られる例が相次いで見つかったことを受け、調査のやり直しと法案の国会提出断念を迫った。
これに対し、与党側は“政府には説明責任を果たすよう申し入れていく”とした上で“新年度予算案や税制改正関連法案など衆議院で採決したい”と改めて伝えた。
しかし野党側は反発し折り合わなかった。このため与党側はきょうの採決を見送り、あすの衆議院通過を目指すことになった。
自民党・森山国対委員長が「採決の時期は来ているのではないか」、立憲民主党・福山幹事長は「裁量労働制のデータの不備、再調査を求め続けなければいけない」、日本維新の会・遠藤国対委員長が「働き方改革逆行国会ではないか」と述べた。見送りの背景には働き方改革関連法案が背景にある。
閉じる
米国・ホワイトハウスが声明“北朝鮮の対応見極める”(2月26日)
北朝鮮・高位級代表団が米朝対話の再開に前向きな姿勢を示したことについて、ホワイトハウスは“トランプ政権は完全かつ検証可能な朝鮮半島の非核化に取り組んでいる。
北朝鮮が非核化するまで最大限の圧力を続けなければならない”と強調した。
その上で、北朝鮮が非核化を選択するなら明るい道が開ける。...
全部読む
北朝鮮・高位級代表団が米朝対話の再開に前向きな姿勢を示したことについて、ホワイトハウスは“トランプ政権は完全かつ検証可能な朝鮮半島の非核化に取り組んでいる。
北朝鮮が非核化するまで最大限の圧力を続けなければならない”と強調した。
その上で、北朝鮮が非核化を選択するなら明るい道が開ける。「米国と対話する十分な用意がある」とのメッセージが非核化への最初のステップを示しているのか注視していくとし、北朝鮮の対応に変化があるのか見極める考えを示した。
トランプ政権はこれまでニューヨークチャンネルといわれる国連代表部などを通じて北朝鮮と接触を図ってきたが北朝鮮は核放棄に向けた対話に応じるし姿勢は見せなかった。
米国は北朝鮮の真意を探っていくものとみられる。
閉じる
北朝鮮高位級代表団・五輪閉会式に合わせて別ルートの陸路で韓国入り(2月25日)
きょう行われるピョンチャン五輪の閉会式に合わせて北朝鮮の朝鮮労働党のキムヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団が、韓国に入った。
南北の融和ムードを維持するためムンジェイン政権への働きかけを強めるものとみられる。
北朝鮮は朝鮮労働党で韓国との関係を統括する統一戦線部長を務めているキム副委員長をトップとする高位級代表団を派遣した。
一行はキム副委員長など合わせて8人で、北朝鮮外務省で米国を担当する北米局のチェガンイル副局長も含まれている。...
全部読む
きょう行われるピョンチャン五輪の閉会式に合わせて北朝鮮の朝鮮労働党のキムヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団が、韓国に入った。
南北の融和ムードを維持するためムンジェイン政権への働きかけを強めるものとみられる。
北朝鮮は朝鮮労働党で韓国との関係を統括する統一戦線部長を務めているキム副委員長をトップとする高位級代表団を派遣した。
一行はキム副委員長など合わせて8人で、北朝鮮外務省で米国を担当する北米局のチェガンイル副局長も含まれている。
キム副委員長は2010年に起きた韓国の哨戒艦沈没事件などに深く関わったとされることから、反発する保守系の最大野党自由韓国党の議員などが抗議活動を行ったため、一行は別のルートでの移動を余儀なくされた。
代表団はあさってまでの滞在中、ムンジェイン大統領と会う予定で、米国・トランプ政権が新たな制裁措置を打ち出すなど最大限の圧力をかける中、北朝鮮としては南北の融和ムードを維持するためムン政権への働きかけを強めるものとみられる。
閉じる
「時流」内の検索