※2022年6月、更新を終了しています
米国トランプ大統領・北朝鮮に最大の制裁・更に(2月24日)
米国政府は国連安全保障理事会の決議で禁止されている北朝鮮との密輸のため石炭や石油などを洋上で積み替える「瀬取り」に関与したとして、56の北朝鮮や中国、台湾の会社などを制裁対象に指定した。
トランプ大統領は国際社会に一層の圧力強化を求め「北朝鮮に対し最強の制裁を科した。...
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米国政府は国連安全保障理事会の決議で禁止されている北朝鮮との密輸のため石炭や石油などを洋上で積み替える「瀬取り」に関与したとして、56の北朝鮮や中国、台湾の会社などを制裁対象に指定した。
トランプ大統領は国際社会に一層の圧力強化を求め「北朝鮮に対し最強の制裁を科した。残忍な独裁国家の核の脅しに共に立ち向かわなければならない。」と述べ、北朝鮮が非核化へ行動をとらない場合、軍事的な手段を含む強行措置をとる考えを強調した。
「効果がなければ第2の局面にいかざるを得ない。それは手荒で世界にとって残念なものになる。」と述べ、第2の局面への移行について判断する時期については触れなかった。
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北朝鮮・代表団派遣へ・閉会式も融和演出か(2月23日)
北朝鮮は閉会式にも高位級代表団を派遣して南北の融和ムードを演出しようとしている。
今回代表団のトップを務めるのが朝鮮労働党キムヨンチョル副委員長。米国、韓国共に独自の制裁の対象にしている。
制裁のきっかけは韓国の哨戒艦沈没事件やヨンピョン島砲撃に軍の偵察総局トップとして深くかかわったとされている。
これを受けヨンチョルに対して、米国は資産を凍結する制裁、韓国は金融取引の禁止対象に指定している。...
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北朝鮮は閉会式にも高位級代表団を派遣して南北の融和ムードを演出しようとしている。
今回代表団のトップを務めるのが朝鮮労働党キムヨンチョル副委員長。米国、韓国共に独自の制裁の対象にしている。
制裁のきっかけは韓国の哨戒艦沈没事件やヨンピョン島砲撃に軍の偵察総局トップとして深くかかわったとされている。
これを受けヨンチョルに対して、米国は資産を凍結する制裁、韓国は金融取引の禁止対象に指定している。
今回、韓国側はキムヨンチョルを受け入れる意向で融和ムードに傾いている。
米国からはトランプ大統領の長女で大統領補佐官のイバンカ率いる代表団が閉会式に参加する。国務省のナウアート報道官は20日、開会式で副大統領側に会談の用意があったが、北朝鮮の申し入れで直前に取りやめたことを明らかにしている。
今回、米国政府高官は北朝鮮との接触については「ない」としている。
ムンジェイン大統領はキムヨジョンらから南北首脳会談の開催の提案を受けたが、ペンス副大統領は日米韓の連携と北朝鮮への圧力を最大限高める必要性を強調しており、米国としてはイバンカの派遣により韓国との緊密な関係をアピールするとともに韓国側にくぎを刺すねらいもあるものとみられる。
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女子団体パシュート日本金メダル(2月22日)
ピョンチャン五輪スピードスケート女子団体パシュート決勝で、日本はオランダに勝ち金メダルを獲得した。
今大会3個目の金メダルとなる。...
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ピョンチャン五輪スピードスケート女子団体パシュート決勝で、日本はオランダに勝ち金メダルを獲得した。
今大会3個目の金メダルとなる。出場したのは高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃の3人。11個目のメダルで長野大会を上回り冬の五輪で過去最高となった。
高木美帆は「みんなだったから取れた金メダルだと思って本当に感無量」、佐藤綾乃は「一緒にやってきた先輩たちにすごく感謝の気持ちでいっぱい」、高木菜那は「みんなの力が一つとなって最後、五輪新記録で優勝できたと思う」とコメントした。
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日本初のG20首脳会議・来年大阪で開催を決定(2月21日)
政府は来年日本で初めて開かれるG20・主要20か国首脳会議を大阪で開くことを決めた。
G20首脳会議は2008年に米国・ワシントンで第1会会合が開かれてから毎年各国で行われていて、来年は日本で初めて開催される。...
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政府は来年日本で初めて開かれるG20・主要20か国首脳会議を大阪で開くことを決めた。
G20首脳会議は2008年に米国・ワシントンで第1会会合が開かれてから毎年各国で行われていて、来年は日本で初めて開催される。
開催時期は来年6月末から7月初旬を軸に各国と調整を進めている。
大阪では2025年の万博=国際博覧会の誘致を目指していて、政府はG20を大阪で開催することで万博の誘致に弾みをつけたい考えである。
またG20の財務相、中央銀行総裁会議は福岡市で開催する方向で検討が進められている。
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空母・フィリピン寄港・米国の今後の狙いは(2月20日)
4年ぶりとされる原子力空母カールビンソンのフィリピンへの寄港。カールビンソンは核、ミサイル開発を加速させる北朝鮮をけん制するため朝鮮半島にも派遣されていた空母でもある。
そして中国が軍事拠点を進める南シナ海などにも展開している。...
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4年ぶりとされる原子力空母カールビンソンのフィリピンへの寄港。カールビンソンは核、ミサイル開発を加速させる北朝鮮をけん制するため朝鮮半島にも派遣されていた空母でもある。
そして中国が軍事拠点を進める南シナ海などにも展開している。南シナ海では中国が領有権を主張する南沙諸島に造成した7つの人工島に滑走路やレーダー施設などを建設している。
米国は一方的に中国が軍事基地を築いているとして危機感を強めている。トランプ大統領は去年12月外交、軍事戦略の指針となる「国家安全保障戦略」を発表し「米国第一主義」のもと強い米国を追求していくとしている。その中で中国とロシアを名指し強い警戒感をにじませた。
国家安全保障戦略の4つの指針のうち第三の柱である「力による平和の維持」、第四の柱である「米国の影響力の拡大」がそれに呼応している。
そして中国による南シナ海の軍事拠点化が地域の安定を損ねていると批判している。
しかしフィリピンのドゥテルテ政権はアキノ前政権とは異なり、中国との間で経済面での協力関係を推し進めている。
カールビンソンはベトナムのダナンにも寄港させることでも合意している。
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