※2022年6月、更新を終了しています
米国・トランプ大統領・国家安全保障戦略発表(12月19日)
米国の国家安全保障戦略は、その時の政権が定期的に作成し議会に提出している。
国の安全保障上の課題を指摘したうえで政権として方針を記していて政権の外交・安全保障の基礎となるものである。
NSC(国家安全保障会議)が起草して、その後、大統領が策定するもので、この戦略をもとに国家防衛戦略などをつくる。...
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米国の国家安全保障戦略は、その時の政権が定期的に作成し議会に提出している。
国の安全保障上の課題を指摘したうえで政権として方針を記していて政権の外交・安全保障の基礎となるものである。
NSC(国家安全保障会議)が起草して、その後、大統領が策定するもので、この戦略をもとに国家防衛戦略などをつくる。
取り組むべき柱としてトランプ大統領が4つ掲げた:1・国土と国民の防衛。2・米国の繁栄促進。3・力による平和の追求。4・米国の影響力の拡大。
また、 米国が直面する重大な脅威として次の事をあげている。
1、ウクライナのクリミア半島を力で併合したロシア。2、南シナ海で軍事拠点を建設する中国。3、核、ミサイル開発のテロを支援する北朝鮮やシンガポール過激派組織IS(イスラミックステート)などであり、国境を超えた脅威としている。
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国連・安全保障理事会・“エルサレム地位変更は無効”米国が拒否権行使(12月19日)
米国・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言した件で、パレスチナ、イスラム諸国で反発が広がる。
国連・安保理はエルサレムの地位変更は無効、撤回されるべきだとするエジプトが提出した決議案を採決した。...
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米国・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言した件で、パレスチナ、イスラム諸国で反発が広がる。
国連・安保理はエルサレムの地位変更は無効、撤回されるべきだとするエジプトが提出した決議案を採決した。
エジプト・アブラタ国連大使は「エルサレムの地位はパレスチナとイスラエルの平和的な交渉で最終的に決めるべきで一方的な変更は違法」。15の理事国のうち14か国が賛成も米国が拒否権を行使、決議案は否決された。
米国・ヘイリー国連大使は「トランプ大統領の宣言はエルサレムの最終的地位を決めるものではない」と強調した上で「米国には大使館をどこに置くのか決める主権がある」と反論した。
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打ち上げ成功・金井さん19日ISS到着予定(12月18日)
昨日打ち上げられたロシアの宇宙船・ソユーズであるが、日本人12人目の宇宙飛行士金井宣茂らは日本時間の、あす午後5時43分に国際宇宙ステーションに到着する予定で現在、宇宙船の中で機器のチェックをしたり食事や睡眠を取るなどしている。
金井宣茂の到着を前に日本時間のきのう午後10時半ごろ、米国から宇宙輸送船「ドラゴン」が一足早く国際宇宙ステーションに到着した。...
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昨日打ち上げられたロシアの宇宙船・ソユーズであるが、日本人12人目の宇宙飛行士金井宣茂らは日本時間の、あす午後5時43分に国際宇宙ステーションに到着する予定で現在、宇宙船の中で機器のチェックをしたり食事や睡眠を取るなどしている。
金井宣茂の到着を前に日本時間のきのう午後10時半ごろ、米国から宇宙輸送船「ドラゴン」が一足早く国際宇宙ステーションに到着した。
ドラゴンには金井宣茂が携わるアルツハイマー病などのメカニズムの解明のための実験に使うサンプルや一般の人が宇宙に行く時代に備え、無重力や放射線などの宇宙環境が人体に与える影響を調べるための実験装置などが積まれていて金井宣茂の長期滞在に向けた準備が進められている。
金井宣茂は来年6月初めまでの約半年間、国際宇宙ステーションに長期滞在する予定である。
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韓国外相初来日・日韓合意交渉の検証内容など説明へ(12月17日)
韓国の康京和外相が今週日本を訪問して河野外務大臣と会談することになった。
会談では核やミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や慰安婦問題をめぐって意見を交わすものと見られる。
この内、慰安婦問題を巡っては韓国の外務省が今年7月に立ちあげた日韓合意を検証する作業部会の内容や進捗状況について日本側に説明する見通し。
文在寅政権は年内にもまとめられる検証結果を受けて慰安婦問題にどのような方針で臨むかを決めることにしていて、合意の中で慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決する」としたことやソウルの日本大使館前の慰安婦問題を象徴する少女像について韓国側が「適切に解決されるよう努力する」などとした内容について作業部会がどのような展開を示すかが焦点となる。
北朝鮮・安保理へ異例の出席・激しい応酬戦(12月16日)
北朝鮮の発言を日本側は「北朝鮮はこれまでの立場を繰り返すに留まった」と冷静に受け止めた。
しかしながら、北朝鮮の安保理出席は、極めて異例で注目に値する。
河野外相は会合の最後に「国際社会は核武装した北朝鮮を断じて容認しない」と述べた。
北朝鮮に今の方針を転換させるため、国際社会の一致した対応を示す狙いがあったとみられる。
日本は今月を最後に安保理の非常任理事国から外れるため、今後は関係国の一つとして議論に参加する事になる。...
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北朝鮮の発言を日本側は「北朝鮮はこれまでの立場を繰り返すに留まった」と冷静に受け止めた。
しかしながら、北朝鮮の安保理出席は、極めて異例で注目に値する。
河野外相は会合の最後に「国際社会は核武装した北朝鮮を断じて容認しない」と述べた。
北朝鮮に今の方針を転換させるため、国際社会の一致した対応を示す狙いがあったとみられる。
日本は今月を最後に安保理の非常任理事国から外れるため、今後は関係国の一つとして議論に参加する事になる。
このため、重要になるのが常任理事国・米国との連携である。
河野大臣が会合の前にも日米外相会談を行った。
特に、今回はティラーソン国務長官が北朝鮮と前提条件なしでの対話も可能だという考えを示していただけに、このタイミングで政策をすり合わせる必要があった。
また、日本政府は次に非常任理事国を務める国々とすでに、首脳や外相レベルで会談を重ねていて、北朝鮮への圧力強化を主導したい方針である。
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