※2022年6月、更新を終了しています
きょう所信表明演説・本格論戦へ(11月17日)
国会はきょう午後、衆参両院の本会議が開かれ、安倍首相が衆院選後初めてとなる所信表明演説を行う。
安倍総理は「人づくり革命」や「生産性革命」の実現に向けた決意を示すとともに、北朝鮮に核ミサイル開発を放棄させるため、国際社会と連携し圧力を強める方針などを訴えることにしている。...
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国会はきょう午後、衆参両院の本会議が開かれ、安倍首相が衆院選後初めてとなる所信表明演説を行う。
安倍総理は「人づくり革命」や「生産性革命」の実現に向けた決意を示すとともに、北朝鮮に核ミサイル開発を放棄させるため、国際社会と連携し圧力を強める方針などを訴えることにしている。
国会では20日から3日間、各党の代表質問が行わることになっている。
北朝鮮情勢への対応、幼児教育の無償化を含む教育負担のあり方、加計学園獣医学部の開学認可について、本格論戦が始まる。
衆議院予算委員会などの質問時間について、与党側が議員数に応じて配分が基本、として時間を増やすよう求める方針。
野党側は認められないという姿勢を崩していないとして与野党の駆け引きが一層激しくなるとみられる。
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議長声明・ASEAN・南シナ海問題で中国に配慮(11月16日)
ASEAN(東南アジア諸国連合)関連の首脳会議は2日間の日程でマニラで開かれ、ASEAN首脳会議の議長声明が発表され、各国の首脳は北朝鮮の核ミサイル開発に重大な懸念を表した上で国連の安保理決議の順守を求めた。
南シナ海問題については航行と飛行の自由などを確保する重要性を再確認した上で国際法の原則に基づき平和的に解決することの必要性を強調した。...
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ASEAN(東南アジア諸国連合)関連の首脳会議は2日間の日程でマニラで開かれ、ASEAN首脳会議の議長声明が発表され、各国の首脳は北朝鮮の核ミサイル開発に重大な懸念を表した上で国連の安保理決議の順守を求めた。
南シナ海問題については航行と飛行の自由などを確保する重要性を再確認した上で国際法の原則に基づき平和的に解決することの必要性を強調した。
声明では中国の海洋進出を念頭に使われてきた「懸念」の文言がなくなった。
これについて菅官房長官は「日本は当事国ではないため詳細なコメントは差し控えたいが、南シナ海の非軍事化の重要性を強調する旨が盛り込まれたと承知している」とした上で「安倍首相からは南シナ海の状況について引き続き懸念を表明する一方で、中国とASEANとの前向きな取り組みが進展していることに歓迎すると表明した上で緊張緩和を非軍事化につなげていくべきと訴え、この立場をしっかり主張していきたい」と述べた。
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トランプ大統領・北朝鮮をテロ支援国家に再指定言及無し(11月16日)
演説で米国・トランプ大統領はアジア歴訪によって北朝鮮に対する圧力最大化に向けた各国の結束が確認できたという考えを示し「すべての国に北朝鮮の非核化に向けて圧力を最大化することを求めた。
各国は北朝鮮との貿易をやめ、外交官や労働者を追い出すことで応じている。」と述べた。
訪日について「安倍総理大臣と北朝鮮の非核化という目標の実現のため連携し維持することで合意した」と述べた。...
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演説で米国・トランプ大統領はアジア歴訪によって北朝鮮に対する圧力最大化に向けた各国の結束が確認できたという考えを示し「すべての国に北朝鮮の非核化に向けて圧力を最大化することを求めた。
各国は北朝鮮との貿易をやめ、外交官や労働者を追い出すことで応じている。」と述べた。
訪日について「安倍総理大臣と北朝鮮の非核化という目標の実現のため連携し維持することで合意した」と述べた。
その上で「日本は両国の防衛のためより多くの負担を引き受けてくれた。
米国のジェット戦闘機やミサイル防衛の装備を購入すると約束した。」と述べ、自らの訪問の成果だと強調した。
一方、北朝鮮をテロ支援国家に再指定するかどうかトランプ大統領の決断が注目されていたが演説では言及はなかった。
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対北朝鮮“圧力強化”要請も・先行き見通せず(11月15日)
安倍首相は、昨夜閉幕したASEAN(東南アジア諸国連合)関連の首脳会議や、個別の首脳会談で、核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、圧力を最大限まで高める必要があると訴え、各国に協力を要請。国際社会が足並みをそろえて圧力を強化していけるよう、全力を尽くす考えを示した。
安倍首相としては、米国や韓国に加え、北朝鮮と経済的つながりが深い中国やロシアの協力も得て北朝鮮を孤立化させ、核やミサイル開発の放棄を受け入れさせたい考え。...
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安倍首相は、昨夜閉幕したASEAN(東南アジア諸国連合)関連の首脳会議や、個別の首脳会談で、核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、圧力を最大限まで高める必要があると訴え、各国に協力を要請。国際社会が足並みをそろえて圧力を強化していけるよう、全力を尽くす考えを示した。
安倍首相としては、米国や韓国に加え、北朝鮮と経済的つながりが深い中国やロシアの協力も得て北朝鮮を孤立化させ、核やミサイル開発の放棄を受け入れさせたい考え。
ただ、北朝鮮は反発を強めていて、先行きは見通せない状況。安倍首相「各国のリーダーたちと、これまでにない危機感を共有した」とコメントした。
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今日・東アジアサミット開かれる(11月14日)
フィリピンでは、今日は日中韓3か国とASEANによるASEAN+3の首脳会議や、米国・トランプ大統領、ロシア・メドベージェフ首相らも参加して地域の政治や安全保障上の課題などを議論する。
またEAS(東アジアサミット)などが開かれる。...
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フィリピンでは、今日は日中韓3か国とASEANによるASEAN+3の首脳会議や、米国・トランプ大統領、ロシア・メドベージェフ首相らも参加して地域の政治や安全保障上の課題などを議論する。
またEAS(東アジアサミット)などが開かれる。このうち東アジアサミットで安倍首相は、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序は国際社会の平和と繁栄の礎と強調。自らが提唱する、自由で開かれたインド太平洋戦略に沿って、インド洋から太平洋にかけた地域で、航行の自由や法の支配の定着を図る考えを示すことにしている。
そのうえで、北朝鮮に対する圧力強化に向けて各国に協力を訴えるほか、中国が拠点構築を進める南シナ海情勢に懸念を示す一方、ASEANと中国の行動規範策定に向けた対話の進展を歓迎する考えを示す見通し。
米国・トランプ大統領は昨日のASEANと個別会議で、北朝鮮包囲網を築くための協力を呼びかけるとともに、太平洋からインド洋にかけての安定確保に主導的役割を果たす考えを鮮明にしている。
中国・李克強首相は、南シナ海の問題で領有権を争う国々が加盟するASEANとの間で紛争防止のルール作りが進んでいることを強調した。
域外の国である米国の関与を認めない構えを見せた。
東アジアサミットでは米中両国が同じ議論の場に顔を合わせるため、米中を中心にどのような議論が交わされるか注目される。
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