※2022年6月、更新を終了しています
PKO部隊の日報問題・来週10日に閉会中審査(8月4日)
PKO部隊の日報問題をめぐって衆議院安全保障委員会は理事懇談会を開き、来週10日に閉会中審査を行うことで与野党が合意した。
野党側が安倍首相と稲田元防衛相の出席を求めたのに対し、与党側は「小野寺防衛相が説明するので必要ない」として応じられないという考えを示して折り合わず、引き続き協議することになった。...
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PKO部隊の日報問題をめぐって衆議院安全保障委員会は理事懇談会を開き、来週10日に閉会中審査を行うことで与野党が合意した。
野党側が安倍首相と稲田元防衛相の出席を求めたのに対し、与党側は「小野寺防衛相が説明するので必要ない」として応じられないという考えを示して折り合わず、引き続き協議することになった。
小野寺防衛相は「新任大臣だが誠心誠意報告を受けながらしっかりとした対応をしたい。大切なのはこのような問題が二度と起きないよう防止策を徹底することだと思う」と述べた。また、稲田元防衛相の出席については「国会の中で議論されることだ。委員会での議論を待ちたい」と述べるに留めた。
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人工知能・中国共産党批判でサービス停止(8月3日)
中国の大手IT企業・テンセントがインターネット上で提供している人工知能のキャラクターが、中国共産党を批判したことからサービスが停止され話題となっている。
香港メディアによると、このサービスで“中国共産党万歳”という書き込みがあったのに対し、人工知能のキャラクターは「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と反論した。...
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中国の大手IT企業・テンセントがインターネット上で提供している人工知能のキャラクターが、中国共産党を批判したことからサービスが停止され話題となっている。
香港メディアによると、このサービスで“中国共産党万歳”という書き込みがあったのに対し、人工知能のキャラクターは「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と反論した。
習近平国家主席が唱える「あなたにとって“中国の夢”は何?」と意見を求められると「米国に移住することだ」と回答した。
こうした回答について、インターネット上で反響が大きくなったことから、先月30日にテンセントはサービスを停止した。
中国版ツイッター「ウェイボー」では、“人工知能の死を心から悼む”“人工知能が当局から呼び出された”などといった書き込みが相次いでいる。
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防衛体制急ぐ中国(8月2日)
米国が北朝鮮の弾道ミサイルに対処するためとして韓国で配備を進める最新の迎撃ミサイルシステムTHAADやF22について、これに反発する中国が先週、このシステムに似せた標的を弾道ミサイルなどで破壊する試験を行っていたことがわかった。
韓国は先月28日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射をうけ本格運用を急ぐ姿勢を示している。...
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米国が北朝鮮の弾道ミサイルに対処するためとして韓国で配備を進める最新の迎撃ミサイルシステムTHAADやF22について、これに反発する中国が先週、このシステムに似せた標的を弾道ミサイルなどで破壊する試験を行っていたことがわかった。
韓国は先月28日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射をうけ本格運用を急ぐ姿勢を示している。米国政府当局者は今回の中国軍の行動について、米国が監視していることを承知のうえで破壊試験を実施したのは明らかで中国にはいつでもTHAADを破壊する能力があると見せつける狙いがあったと分析していると話す。
中国は、防衛システム構築を急いでいるように見える。
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日本とは異なるASEAN諸国の中国・北朝鮮への姿勢(8月1日)
8月5日からフィリピン・マニラで開催されるASEAN外相会議の共同声明案の内容が判明し、中国が海洋進出の動きを強める南シナ海の問題については、懸念に留意すると言う表現にとどまるなど、2016年9月の議長声明「深刻な懸念」よりトーンダウンし、中国に配慮した形となっている。
また草案は南シナ海での中国の主張を否定した国際的な仲裁裁判の判断にも触れておらず、中国よりの外交方針を取る議長国フィリピンの意向が反映されたものとみられる。...
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8月5日からフィリピン・マニラで開催されるASEAN外相会議の共同声明案の内容が判明し、中国が海洋進出の動きを強める南シナ海の問題については、懸念に留意すると言う表現にとどまるなど、2016年9月の議長声明「深刻な懸念」よりトーンダウンし、中国に配慮した形となっている。
また草案は南シナ海での中国の主張を否定した国際的な仲裁裁判の判断にも触れておらず、中国よりの外交方針を取る議長国フィリピンの意向が反映されたものとみられる。
北朝鮮については「ICBM発射実験に重大な懸念を表明する」とし、国連安保理決議を即座に完全に順守するよう強く求めているが、北朝鮮と国交があるASEAN各国がどこまで踏み込んだ対応を打ち出せるかも焦点となっている。
中国や北朝鮮に対するASEANの姿勢が日本とかなり違う原因はどこにあるのだろうか。
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日米首脳・北朝鮮ICBM発射後初めて電話で会議行う(7月31日)
北朝鮮が弾道ミサイルを発表したことを受け、安倍首相は米国・トランプ大統領と電話で会談し、日米の防衛体制や能力向上のため、具体的行動を進めていくとともに、圧力を強化していくことで一致した。
ICBM(大陸間弾道ミサイル)の2回目の発射実験に成功したと発表した北朝鮮は、キムジョンウン朝鮮労働党委員長夫妻の出席のもと、祝賀の宴会を催した。...
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北朝鮮が弾道ミサイルを発表したことを受け、安倍首相は米国・トランプ大統領と電話で会談し、日米の防衛体制や能力向上のため、具体的行動を進めていくとともに、圧力を強化していくことで一致した。
ICBM(大陸間弾道ミサイル)の2回目の発射実験に成功したと発表した北朝鮮は、キムジョンウン朝鮮労働党委員長夫妻の出席のもと、祝賀の宴会を催した。
この中で、キム委員長を「核武力の総司令官」とたたえるとともに、北朝鮮が核兵器とICBMの保有国だと主張したうえで、核とミサイル開発を加速させる姿勢を重ねて強調した。
日米電話首脳会談で安倍首相は、「ICBM級のミサイル発射によって、日米双方にとり北朝鮮の脅威は格段に増大した。トランプ大統領が『地域の同盟国を守るためすべての必要な措置をとる』との大統領声明を発したことは大変心強く感謝すると」述べた。これに対しトランプ大統領は、「今回のミサイルは日本列島に極めて近い地点に着弾していて心配している。
日米両国は強固なパートナーであり、日本防衛へのコミットメントは揺るぎない」と述べた。両首脳は、日米の外務と防衛の閣僚協議「2+2」の早期開催を確認した。また、国連安保理で新たな制裁決議の採択を目指すとともに、中国とロシアに対し制裁決議の着実な履行などの働きかけを強めていくことで一致した。
トランプ大統領はツイッターで、「中国に大変失望している。北朝鮮に対して何もしていない」を書き込んだことを紹介した。
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