サムスン、ルンバ型の新型360度高級カメラ発表(10月19日)
サムスンは、プロや愛好家が3D動画や音声を記録し、ライブ配信向け、特にVR(仮想現実)コンテンツ製作するための新型360度カメラ「360 ラウンド」を発表した。
「360 ラウンド」は、ルンバ(自動掃除機)のような円盤状で、カメラが全部で17個取り付けられており、4K・3Dの映像と音声をライブストリーミング配信することができる。
大きさは、直径20.5センチ、厚さは7.68センチで、重量は1.93キロである。...
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サムスンは、プロや愛好家が3D動画や音声を記録し、ライブ配信向け、特にVR(仮想現実)コンテンツ製作するための新型360度カメラ「360 ラウンド」を発表した。
「360 ラウンド」は、ルンバ(自動掃除機)のような円盤状で、カメラが全部で17個取り付けられており、4K・3Dの映像と音声をライブストリーミング配信することができる。
大きさは、直径20.5センチ、厚さは7.68センチで、重量は1.93キロである。
カメラは、その円盤上の側面に、2個で1セットにしたステレオカメラ(対象物を複数の異なる方向から同時に撮影することにより、その奥行き方向の情報も記録できるカメラ)8組が組み込まれ、上面に魚眼レンズ(広角レンズより広い範囲を撮影できる)カメラ1個である。
各カメラは、200万画素で、F値(レンズの明るさを示す指標で、数値が小さいほど速いシャッター速度に対応できる)1.8である。
また、内蔵マイクは6個と内蔵センサとしてジャイロ(慣性角度を検出する計測器)と加速度計(物体の加速度を計測する機器)を備えている。
さらに、ストレージはLPDDR3(低電圧、低消費電力仕様でレベル3)で、eMMC(組み込み用マルチメディアカード)フラッシュメモリ40GBを内蔵している。
加えて、IP(保護等級)65に準拠した高い防水防塵性能を有し、雨天時でも撮影することが可能である。
最後に、映像解像度は、30fps(1秒間30コマの静止画で構成)で4,096×2,048ピクセルである。
尚、価格は10,500USドル(日本円で118万6500円)である。
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オランダで3Dプリンターが作った自転車用の橋が開通(10月19日)
オランダ南東部のへーメルトで17日、3Dプリンターで作られたコンクリート製の橋が開通した。開通式が行われ、当局職員が自転車に乗って橋を渡った。
この橋は世界で初めて3Dプリンターで製造された、主に自転車に乗った人が使うことを想定したコンクリート橋であるという。製造に当たったアイントホーフェン工科大学によると、橋は前もって圧縮応力を加えて強化したプレストレストコンクリートを材料としており、6月から作業を開始し、完成までに3カ月を要した。...
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オランダ南東部のへーメルトで17日、3Dプリンターで作られたコンクリート製の橋が開通した。開通式が行われ、当局職員が自転車に乗って橋を渡った。
この橋は世界で初めて3Dプリンターで製造された、主に自転車に乗った人が使うことを想定したコンクリート橋であるという。製造に当たったアイントホーフェン工科大学によると、橋は前もって圧縮応力を加えて強化したプレストレストコンクリートを材料としており、6月から作業を開始し、完成までに3カ月を要した。
橋は水路を挟む2つの道路を結んでおり、その長さは8メートル、幅は3.5メートルしかない。800のコンクリート層を重ね、スチールのケーブルで補強されて作られている。2トンまでの重量に耐えられるよう設計されており、少なくとも30年間の使用が可能としている。
アイントホーフェン工科大学のテオ・サレー(Theo Salet)教授は、「橋はそう大きくないが、プリンターによって作り出されたところがユニークだ。」とオランダの放送局に語った。同大学は、「橋を3Dプリンターで作成する一つの利点は、従来の型を使う工法に比べて使用するコンクリートの量がずっと少なくなることである。プリンターは必要な部分にだけコンクリートを使う。」とそのウェブサイトで説明している。コンクリートの製造時には多くのCO2が生成されるので、3Dプリンターを使えば、結果としてその排出量が少なくなり、また作業時間やコストも削減できる。
同大学では、今回提携したインフラ建設会社のBAM社と2トンの負荷をかけて橋のテストを行った。BAMも3Dプリンターは、「必要とする資源が少なく無駄が殆どない」とその利点を挙げている。同社は、「未来を見据え、インフラの問題に対処するための賢明な方法を常に追求し、社会における移動のしやすさや持続可能性の改善に多大なる貢献をしていく。」と話している。
オランダは米国や中国と並び、3Dプリンターの先端的な技術をリードする国だ。コンピュータやロボティックスの技術を駆使して、一からモノや構造物を製造・建設している。昨年、オランダの新興企業がステンレス製の橋の製作を3Dプリンターで開始し、既に3分の1が完成している。来年の3月までに完成し、6月にアムステルダムの運河に橋を架ける予定だという。
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中国ZTE、2画面・多機能スマートフォン発表(10月19日)
10月18日にNTTドコモでも発表されたが、中国の大手通信機器メーカーであるZTEは、10月17日ニューヨークで、折りたたみ可能で多機能な2画面スマートフォン「AXON M」を発表した。
他の大手スマートフォンメーカーが、縁無しの大画面で、より薄く、より軽いを追求した2つのカメラを装備したスマートフォンを発表している中で、「AXON M」は、違った角度からのアプローチによる新製品である。
「AXON M」は、両開き型のスマートフォンで、左右それぞれに5.2インチのフルHDディスプレイが付いており、以下の4つのモードで使用することができる。...
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10月18日にNTTドコモでも発表されたが、中国の大手通信機器メーカーであるZTEは、10月17日ニューヨークで、折りたたみ可能で多機能な2画面スマートフォン「AXON M」を発表した。
他の大手スマートフォンメーカーが、縁無しの大画面で、より薄く、より軽いを追求した2つのカメラを装備したスマートフォンを発表している中で、「AXON M」は、違った角度からのアプローチによる新製品である。
「AXON M」は、両開き型のスマートフォンで、左右それぞれに5.2インチのフルHDディスプレイが付いており、以下の4つのモードで使用することができる。
1.デュアルモード:左右2画面に、2つのアプリを別々に表示し、操作できる。
例えば、左面で動画を再生しながら、右面でSNSを閲覧できる。
2.エックステンディッドモード:2画面を1画面として広く使える。
例えば、映像を1つの大画面として楽しむことができる。
3.ミラーモード:各画面を外側にして山型に置き、向かい合った2人で同じコンテンツを見ることができる。
4.トラディショナルモード:折りたたんで、従来のスマートフォンとして使う。
折りたたみ時のサイズは、縦150.8×横71.6×厚み12.1ミリ、重量230グラムである。
また、「AXON M」は、「Dolby Atmos」オーディオ(まるで3次元空間にいるかの様な臨場感が味わえる音響システム)に対応している。
ただし、カメラは1つのみで、高画質2,000万画素のシンプル設計となっている。
仕様は、プロセッサがクアルコムの「Snapdragon 821」、RAMが4GB、ストレージが64GB(SDカード対応)、バッテリーが3,180mAh(ミリアンペアアワー)である。
尚、価格は725USドル(日本円で8万1,300円)からである。
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NTTドコモが参入へ・AI使い音声操作(10月19日)
NTTドコモがAI(人工知能)を使って様々な機器を操作する音声操作の分野に参入。スマートフォンやタブレット端末に声で指示を出し、音楽プレイヤーの利用やレシピの検索などができるサービス。
NTTドコモは40年に渡って音声認識技術を蓄積してきた。日本語特有のあいまいなことばづかいにも対応して会話ができることが特徴。埼玉県さいたま市ではAIが保育施設の割り振りをする実験が行われた。
ドバイ警察、ドローン型空飛ぶバイクの試験飛行実施(10月17日)
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察は、10月15日、ロシアのドローンメーカーである「ホバー・サーフ」が開発・作成した空飛ぶバイク「スコーピオン3」の試験飛行を行った。
ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。...
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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察は、10月15日、ロシアのドローンメーカーである「ホバー・サーフ」が開発・作成した空飛ぶバイク「スコーピオン3」の試験飛行を行った。
ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。
地表5メートルを走行し、最高速度は時速43マイル(69キロ)で、1回の充電で約25分間の飛行が可能である。
また、最大搭載重量は、600ポンド(470キロ)である。
さらに、操縦者なしで飛行させることもできる。
加えて、「スコーピオン3」は、カメラも搭載されており、360度のパノラマ撮影が可能である。その撮影された写真は、警察の監視センターに直接送信される。
「スコーピオン3」導入の目的は、交通渋滞時の監視や人命救助であり、犯人の追跡等は想定していないようである。
一方、「スコーピオン3」の公式サイトでは、「バイクに乗るのと同じような感覚で空を飛びたいと思いませんか?」として既に先行予約の受付を行っている。
しかし、現時点において、価格は公表されていない。ちなみに、1台あたりの製作コストは15万USドル(日本円で1680万円)とのことである。
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