【岸田政権】
安倍派の政務官2人辞任(2月1日)
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題。安倍派に所属する小森卓郎総務政務官と加藤竜祥国土交通政務官は、不記載の収入が新たに明らかになったとして辞任した。後任には政府は総務政務官に西田昭二衆議院議員を、国土交通政務官に尾崎正直衆議院議員が起用された。
岸田首相は「政治刷新と政策推進の先頭に立って責任を果たしていきたい」と述べた。自民党はあすにも党幹部が安倍派などの議員に聞き取りを開始し、事実関係を把握した上で再発防止につなげたい考え。...
全部読む
きょうから国会で代表質問(1月31日)
国会はきのう、岸田総理大臣が衆参両院の本会議で施政方針演説を行い、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題について陳謝した。そして、各党各会派との協議を経て、政治資金規正法の改正などの法整備を実施していく考えを示した。これを受けてきょうから3日間、衆参両院で各党の代表質問が行われ、衆議院本会議で自民党と立憲民主党が質問に立つ。
自民党の渡海政務調査会長は岸田総理大臣に対し、政治改革の実現に向けた具体的なスケジュールを示し、早急に作業に着手するよう求めることにしている。...
全部読む
岸田首相・きょう施政方針演説(1月30日)
きょうは岸田総理大臣が衆参両院の本会議で施政方針演説を行う。召集日に実施されるのが通例だが、今回は異例の日程となった。
演説で岸田総理大臣は、政治資金規正法の改正など法整備を実施していくとともに、派閥をカネと人事から完全に決別させるなどとして、政治の信頼回復を目指す考えを強調することにしている。 これに対し、野党側はあすからの代表質問で、派閥幹部らの証人喚問や参考人招致を行って、問題の実態解明を急ぐよう求めるなど、追及を強める方針。
政治資金パーティー事件めぐり国会論戦(1月29日)
自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る事件を受けて衆議院予算委員会で集中審議が行われ、実態解明への取り組みなどを巡って論戦が交わされた。
立憲民主党は二階派の会長を務めてきた二階元幹事長のほか、安倍派の元事務総長・松野前官房長官や西村前経済産業大臣ら6人を参考人として委員会に招致するよう求めた。
政治資金めぐる事件踏まえ・自民党で派閥退会の動き(1月26日)
自民党は参議院の新たな執行部人事を行ったが、関口参議院議員会長はみずからを含む参議院の執行部4人がそれぞれ所属する派閥を退会すると明らかにした。
関口氏と福岡参議院政策審議会長、石井参議院国会対策委員長の3人は茂木派を、松山参議院幹事長は解散する岸田派をそれぞれ退会することになる。 青木一彦参議院議員は所属する茂木派を退会する意向を明らかにした。青木氏は派閥に影響力を持っていた青木幹雄元官房長官の長男。茂木派では小渕選挙対策委員長らが退会する意向を示し、こうした動きが広がるかが焦点となる。 「岸田政権」内の検索 |