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2024年05月05日(日)
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【Globali】
 

アジア、中国中心に家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の拡散が史上最大級に(2019/06/14)

家畜伝染病の「アフリカ豚コレラ」が2018年8月からアジアで猛威を振るっている。通常の豚コレラよりも感染力が強く、到死率が高く、豚肉の最大生産国および消費国である中国では、中国本土の31省・自治区・直轄市全てで発生し、特に影響を受けている。ヨーロッパでの生産量に匹敵する最大2億頭の殺処分となる可能性がある。

『Les Echos』によると、アフリカ豚コレラは、チベットから北京を通り香港まで中国全土に広がっている。国際連合食糧農業機関の中国事務所代表ヴァンサン・マルタン(Vincent Martin)氏は「中国当局はこのウイルスの侵入に備え、対応計画を立て、それを実施する手段を持っていたが、伝染病の蔓延を抑制するのに十分ではなかった」と述べた。

『France Info』によると、「アフリカ豚コレラ」は豚やイノシシに感染するが人には感染しない。...

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世界コバルト市場、コンゴ民主共和国と中国に依存(2018/02/15)

パソコンやスマートフォンの普及、電気自動車産業の発展に伴い、それら製品で使用される電池の原料となるコバルトの需要が世界的に高まっている。コバルトの消費は、2012年に74,000トン、2014年に85,000トン、2016年に94,000トンと増加している。特に気候変動や地球汚染の影響への懸念が増している近年、自動車業界の電気自動車への急速な転換が予想されており、今後需要が大きく伸びると予測されている。コバルト需要は2030年までに30倍以上に増加すると予想されている。

コバルトは、世界における埋蔵量の50%-60%がコンゴ民主共和国に偏在し、世界のコバルト生産の約6割をコンゴが占めている。そのコンゴのコバルトは主に中国に販売され、中国でリチウムイオン電池の原料として使用されている。中国のコンゴからのコバルト輸入額は、2017年の最初の9ヶ月間で12億ドルであったのに対し、コンゴからの第2の輸入国であるインドはわずか300万ドルだった。First Cobalt Corpのトレント・メル社長は、「中国企業は電気自動車に対するコンゴの重要性を認識しており、コバルト生産からバッテリー生産までの生態系全体をコントロールしようとしている」と述べている。...
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