※2022年6月、更新を終了しています
ミサイル連射攻撃を迎撃できるのか(3月7日)
安倍総理は、昨日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、今朝、米国・トランプ大統領と電話で会談した。安倍総理は、「先ほど、トランプ大統領と電話会談を行い、今般の北朝鮮のミサイル発射は、明確な国連安保理決議違反であり、地域や国際社会に対する明らかな挑戦である。その脅威は新たな段階になっていると、日米で確認した。
トランプ大統領からは、『米国は100%、日本とともにある』という発言があり、『自分の発言は、日本の国民の皆様にも紹介してもらいたい』ということだった。...
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安倍総理は、昨日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、今朝、米国・トランプ大統領と電話で会談した。安倍総理は、「先ほど、トランプ大統領と電話会談を行い、今般の北朝鮮のミサイル発射は、明確な国連安保理決議違反であり、地域や国際社会に対する明らかな挑戦である。その脅威は新たな段階になっていると、日米で確認した。
トランプ大統領からは、『米国は100%、日本とともにある』という発言があり、『自分の発言は、日本の国民の皆様にも紹介してもらいたい』ということだった。
今後、日米、日米韓(日本、米国、韓国)で緊密に連携し、対応していきたい。日本としても万全な態勢を取っていきたい」と述べた。
北朝鮮が昨日発射した弾道ミサイルについて、米国政府当局者は合わせて5発が発射されこのうち1発は直後に爆発したという分析を明らかにした。
北朝鮮は日本時間の今日午前6時半過ぎ国営メディアを通じて金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いの元、在日米国軍を攻撃する弾道ミサイル4発を同時に発射する訓練が行われ成功したと発表した。
今回のミサイル発射で明らかになったのは、北朝鮮のミサイル技術が、飛躍的に上がったということと、そのターゲットは在日米軍であることだった。
トランプ大統領は、『米国は100%、日本とともにある』と発言しているが、これからの北朝鮮のこうした試みに対し、どう対応するのか具体策がまだ見えない。
今回のように連射によるミサイルが同地点に同時にやってくるとなった場合、現在の迎撃ミサイルシステムでは、今後配備されるTHAAD(高高度ミサイル迎撃システム)でも対処できない可能性が高い。
日本の現状では、対処できない北朝鮮による「新たな脅威」に対して、日米はどう対処する考えであるのか、明白にする段階であると考える。
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北朝鮮またもミサイル発射(3月6日)
菅官房長官は午前9時前から臨時に記者会見し、本日午前7時34分ごろ北朝鮮西岸から弾道ミサイルが4発発射され、我が国の排他的経済水域に3発落下したと述べた。
安倍総理大臣はしっかりと情報収集・分析し、北朝鮮に対し厳しく抗議した。
その中で、北朝鮮が新たな脅威になったことを明確に示すものだと述べた。
北朝鮮は、「金正男暗殺事件」で嫌疑がかかっていることや「米韓軍事演習」が行われていることへの不満として、今回の行動を起こしたものと考えられる。...
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菅官房長官は午前9時前から臨時に記者会見し、本日午前7時34分ごろ北朝鮮西岸から弾道ミサイルが4発発射され、我が国の排他的経済水域に3発落下したと述べた。
安倍総理大臣はしっかりと情報収集・分析し、北朝鮮に対し厳しく抗議した。
その中で、北朝鮮が新たな脅威になったことを明確に示すものだと述べた。
北朝鮮は、「金正男暗殺事件」で嫌疑がかかっていることや「米韓軍事演習」が行われていることへの不満として、今回の行動を起こしたものと考えられる。
更に北朝鮮は、このミサイル発射実験で、トランプ米大統領や中国がどう動くか、注目しているものと思われる。
残念ながら、日本の取り得る手段は、日本としての非難表明と国連安保理の「非難決議」等を働きかけることに終始することになると思われる。
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北朝鮮が弾道ミサイル4発発射(速報版)
6日朝、北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射したと菅官房長官が発表した。
トランプ氏・オバマ前大統領に噛みつく(3月5日)
トランプ大統領は去年の選挙におけるトランプ陣営とロシアの関係を追及されているのに対抗して、ツイッターで“オバマ前大統領が選挙中に私の電話を盗聴していた”と具体的な証拠を示さずに非難した。
民主党はトランプ陣営とロシアとの関係を追及している。
トランプ大統領はツイッターに「ロシア駐米大使は22回、去年だけで4回、ホワイトハウスにオバマ前大統領を訪ねていた」と書き込んだ。
オバマ前大統領の報道担当者は声明を発表し、“前大統領も当時のホワイトハウスのスタッフも市民の監視を命じたことはない”として、盗聴を行ったことを否定するとともに“こうした主張は間違っている”と批判した。...
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トランプ大統領は去年の選挙におけるトランプ陣営とロシアの関係を追及されているのに対抗して、ツイッターで“オバマ前大統領が選挙中に私の電話を盗聴していた”と具体的な証拠を示さずに非難した。
民主党はトランプ陣営とロシアとの関係を追及している。
トランプ大統領はツイッターに「ロシア駐米大使は22回、去年だけで4回、ホワイトハウスにオバマ前大統領を訪ねていた」と書き込んだ。
オバマ前大統領の報道担当者は声明を発表し、“前大統領も当時のホワイトハウスのスタッフも市民の監視を命じたことはない”として、盗聴を行ったことを否定するとともに“こうした主張は間違っている”と批判した。
トランプ大統領は、自身が疑われている「ロシアとの関係」で、オバマ前大統領や民主党とロシアとの関係を疑わせるようなツイッターでの書き込みをしたが、今後「ロシアとの関係」を巡り、様々な議論が噴だしてくるとみられる。同時に大統領候補に対する盗聴問題までに発展し、この問題をどう収拾してゆくのか注目が集まる。
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中国軍事費・1兆人民元の大台を突破(3月4日)
中国政府の今年の予算案で国防費は去年より7%前後増えることが明らかになり、初めて1兆人民元の大台を突破する見通しとなった。
中国の向こう1年間の重要政策を話し合う全人代・全国人民代表大会が5日から始まるのを前に傅瑩報道官が4日北京で記者会見した。
この中でことしの予算案での国防費について質問が出たのに対し、傅報道官は「増加率は7%前後だ」と述べた。
具体的な金額は明らかにしていないが、去年の予算では9500億人民元余りが計上されていたことから、ことしは初めて1兆人民元の大台を突破し、日本円で17兆円近くになる見通しとなった。...
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中国政府の今年の予算案で国防費は去年より7%前後増えることが明らかになり、初めて1兆人民元の大台を突破する見通しとなった。
中国の向こう1年間の重要政策を話し合う全人代・全国人民代表大会が5日から始まるのを前に傅瑩報道官が4日北京で記者会見した。
この中でことしの予算案での国防費について質問が出たのに対し、傅報道官は「増加率は7%前後だ」と述べた。
具体的な金額は明らかにしていないが、去年の予算では9500億人民元余りが計上されていたことから、ことしは初めて1兆人民元の大台を突破し、日本円で17兆円近くになる見通しとなった。
国防費増額の理由について傅報道官は「中国の軍隊は発展し続けなければならない。われわれには国家の主権や安全を守る必要があるからだ」と説明した。
中国は初めての国産の空母を建造するなど、先進的な装備の導入を急速に進めていて、今年も国防費の大幅な増額で軍備増強を続ける姿勢を明確にした形となった。
節目の1兆人民元の大台を突破するという、中国の軍事費の伸びには、驚きを感じざるを得ない。
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