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2024年05月17日(金)
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【Globali】
 

米・英・フィリピン・香港メディア;中国の軍門に降るフィリピン大統領(2016/10/17)

10月11日付Globali「フィリピン、米同盟を解消?」の中で、“ドゥテルテ大統領は、世論の8割前後の強い支持を背景に、米国に対する直接的非難の言葉を連発したり、また長い歴史のある米比合同軍事演習の打ち切りを表明したりと、米国との同盟関係を解消しかねない勢いである”と報じた。そして、いよいよ10月18~21日の初訪中にあたり、南シナ海問題は棚に上げて、経済支援を獲得することを重視する意向を表明している。これを迎える中国側は、習主席他が同大統領を厚遇し、中国の主張が常設仲裁裁判所(PCA)で全面否定されて以降苦境に立たされた現状を打破すべく、勝訴したフィリピンを取り込むことによって、PCA裁定の無効化と中国の海洋活動の継続に弾みを付けようしている。

10月15日付フィリピン『ザ・マニラ・タイムズ』紙:「ドゥテルテ氏、訪中時に領有権問題に触れない意向」
「●フィリピン大統領府のアーネスト・アベラ報道官は10月15日、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が10月18~21日に訪中した際、中国トップとの会談に当って、南シナ海問題には触れない意向だと発表。
●ただ、同報道官は、これはフィリピンがスカボロー(中沙)礁の領有権交渉から後退するという意味ではなく、中国側との経済連携交渉の中で見極めていく意向だと付言。...
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米・英・フィリピンメディア;南シナ海をめぐる中・比の動き(2016/08/26)

8月18日付Globali「中国、G20サミットに向け準備万端(2)-南シナ海問題」の中で、“中国北東部の内蒙古自治区で開かれていた中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)代表高官会議において、南シナ海での各国の活動を法的に規制する「行動規範」の枠組みについて、来年半ばまでに合意を目指すことで一致をみた”と報じた。中国は、日米の他、ASEANにもしっかり根回しして、中国が議長国となる主要20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)で南シナ海問題の焦点が当たらないよう画策している。一方、フィリピンのドゥテルテ新大統領は、常設仲裁裁判所(PCA)裁定を追い風に、硬軟織り交ぜて対中交渉を進めようとしている。

8月25日付米『NYSEポスト』オンラインニュース:「ドゥテルテ大統領、汚職や違法薬物犯罪に対処するため兵力投入も辞さじ」
「●フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ新大統領は8月21日、中国との領有権問題に関わる交渉については、悪戯に中国高官を怒らせるより、対話の席に着かせる方が大事と発言。  
●更に同大統領は、違法薬物の犯罪者などを裁判にかけずに殺害するという、同大統領の行為を人権侵害だと国連が非難していることに対して、フィリピンは国連を脱退して、中国他に声を掛けて新しい国際組織を設立することも考えたいともコメント。...
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