※2022年6月、更新を終了しています
2日間連続で日米首脳電話会談(8月31日)
日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮について、安倍総理と米国・トランプ大統領は一昨日に続いて、昨夜も電話で会談し、北朝鮮に対しさらに強い圧力で政策を変えさせる必要があるという認識で一致した。
日本と米国の首脳が2日続けて電話で会談するのは極めて異例なことである。...
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日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮について、安倍総理と米国・トランプ大統領は一昨日に続いて、昨夜も電話で会談し、北朝鮮に対しさらに強い圧力で政策を変えさせる必要があるという認識で一致した。
日本と米国の首脳が2日続けて電話で会談するのは極めて異例なことである。
火星12型の発射映像を公開した北朝鮮は、米韓合同軍事演習への対抗措置で目標水域に予定通り落下したと主張した。
専門家は金正恩党委員長が近くで見ていることに注目した。そのうえで今後も実用化に向けた発射が続くと分析している。
その北朝鮮はスイス・ジュネーブで開かれている軍縮会議に代表を派遣。各国にミサイル発射を非難される中、国連安保理で採択される議長声明を強く非難し「核開発を辞めることはない。米国の核の脅威を自ら守るためだ」と述べた。
米国・トランプ大統領は昨夜、ツイッターで「米国は北朝鮮と対話をし続け、この25年間法外な金額を支払ってきた。話し合いは解決策ではない」と書き込み、対話ではなく圧力で臨む姿勢を示した。
さらに米国・国防総省は30日、ハワイ沖で中距離弾道ミサイルをイージス艦のミサイルで撃ち落とす迎撃実験に成功したと発表した。
一方、別所国連大使は「新しい提案をしたい」と述べ、北朝鮮への石油禁輸を視野に更に厳しい制裁決議案の取りまとめに向け、近く米国と協議する考えを示した。
その石油を北朝鮮に輸出している中国の孔鉉佑特別代表は日本の国会議員団との会談で「圧力の強化に賛成だ」と注目すべき発言をした。
その一方で対話による解決が重要だという考えも合わせて強調した。
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国連安保理・北朝鮮を非難する議長声明が全会一致で採択(8月30日)
北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、国連安保理では日本、米国、韓国の要請に基づき、緊急会合が開かれ、北朝鮮を非難する議長声明が全会一致で採択された。
「安保理は北朝鮮による国連加盟国を脅かす暴挙を強く非難する」として議長声明は日本上空を飛んだミサイルを発射した北朝鮮を改めて非難した上で、北朝鮮によるこうした行為の即時停止を求めるとしている。...
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北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、国連安保理では日本、米国、韓国の要請に基づき、緊急会合が開かれ、北朝鮮を非難する議長声明が全会一致で採択された。
「安保理は北朝鮮による国連加盟国を脅かす暴挙を強く非難する」として議長声明は日本上空を飛んだミサイルを発射した北朝鮮を改めて非難した上で、北朝鮮によるこうした行為の即時停止を求めるとしている。
議長声明は、決議のような拘束力はないものの、安保理の総意を示すものである。
別所国連大使は「国連安保理の各国とも北朝鮮のとんでもない行動であると、ここから具体的な作業が始まっていくと思う」と話した。
安保理で核やミサイル開発に関する議長声明が採択されるのは、2012年4月に事実上の弾道ミサイルを発射したとき以来4度目。安保理では今後の対応をめぐり、各国で立場の違いがある中、あらたなミサイル発射を非難するメッセージを迅速に打ち出すことを優先した形になった。
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北朝鮮・「火星12型」の発射訓練と発表(8月30日)
北朝鮮は国営メディアを通じてキムジョンウン挑戦労働党委員長の立会のもと新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」の発射訓練を行ったと発表した。
北朝鮮は昨日、首都・ピョンヤン郊外のスナン付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射し、北海道の上空を通過して襟裳岬の東、約1180キロの太平洋上に落下したと推定されており、発表はこのミサイルを指しているとみられる。
北朝鮮・弾道ミサイルを発射し、北海道上空を通過(8月29日)
北朝鮮がけさ、弾道ミサイルを発射した。3つに分離し、北海道から太平洋に通過したとみられるが自衛隊の迎撃システムによる破壊措置の実施はなかった。
北朝鮮のミサイル発射を受け、北海道・釧路市内では午前6時過ぎに防災無線のサイレンが鳴った。...
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北朝鮮がけさ、弾道ミサイルを発射した。3つに分離し、北海道から太平洋に通過したとみられるが自衛隊の迎撃システムによる破壊措置の実施はなかった。
北朝鮮のミサイル発射を受け、北海道・釧路市内では午前6時過ぎに防災無線のサイレンが鳴った。釧路海上保安部によると、これまでのところ船舶などへの被害の情報は入っていない。釧路市漁協によると沖合の太平洋で巻き網漁船7隻が操業しているが今のところ被害の情報は入っていない。
安倍首相は「政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るため万全の体制を取ってきた。断固たる抗議を北朝鮮に行った。
国連安保理に対し緊急会合の開催を要請した。国際社会と連携し北朝鮮井対するさらなる圧力の強化を日本は強く求めていく。強固な日米同盟のもと緊張感を持って国民の安全安心確保に万全を期す」と述べた。
国連安保理では新たな制裁決議がロシア、中国含め全会一致で採択された。これは石炭など北朝鮮の収入減になっているものを一切輸入禁止とするもの。
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タイ・インラック前首相国外逃亡か(8月28日)
タイのタクシン元首相の妹・インラック前首相が判決の言い渡しが予定されていた裁判所に出廷せず中東に逃亡したと伝えられるなか、インラック前首相の親戚が逃亡成功をほのめかすメッセージをインターネットのSNSに投稿した。
タイのインラック前首相は在任中の政策で国に巨額の損失を与えたとして職務怠慢の罪に問われ、今月25日最高裁判所で判決を言い渡されることになっていたが出廷せず、すでにUAEアラブ首長国連邦のドバイに逃亡したと伝えられている。...
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タイのタクシン元首相の妹・インラック前首相が判決の言い渡しが予定されていた裁判所に出廷せず中東に逃亡したと伝えられるなか、インラック前首相の親戚が逃亡成功をほのめかすメッセージをインターネットのSNSに投稿した。
タイのインラック前首相は在任中の政策で国に巨額の損失を与えたとして職務怠慢の罪に問われ、今月25日最高裁判所で判決を言い渡されることになっていたが出廷せず、すでにUAEアラブ首長国連邦のドバイに逃亡したと伝えられている。
インラック前首相のめい(タクシンの長女)がインターネットのSNSに「手におえないことが起きたが自分の役割は果たした」などとした上で、タクシン一家への支援に感謝を示すコメントを投稿し、インラック前首相の国外逃亡が成功したことをほのめかした。
軍主導の暫定政権はインラック前首相の国外逃亡に関与したとの指摘を否定する声明を出した。タイでは今回の逃亡がインラック前首相の支持者らによる暴動などの混乱を避けたい暫定政権側との合意のもとで実行されたとの見方が広がっている。
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