※2022年6月、更新を終了しています
米国国防総省・最新の迎撃ミサイル「THAAD」の迎撃実験を行い成功(7月31日)
北朝鮮は今月28日、弾道ミサイル1発を発射し、“今月4日に続く2回目となるICBM・大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した」と発表した。
これに対し米国国防総省は「最新の迎撃ミサイル・THAADの迎撃実験を行い成功した」と発表した。THAADの迎撃実験は今月11日にも実施されている。
米軍は、朝鮮半島周辺に爆撃機2機を派遣したほか、韓国軍のミサイル部隊と合同軍事演習を行い、北朝鮮を強くけん制している。...
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北朝鮮は今月28日、弾道ミサイル1発を発射し、“今月4日に続く2回目となるICBM・大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した」と発表した。
これに対し米国国防総省は「最新の迎撃ミサイル・THAADの迎撃実験を行い成功した」と発表した。THAADの迎撃実験は今月11日にも実施されている。
米軍は、朝鮮半島周辺に爆撃機2機を派遣したほか、韓国軍のミサイル部隊と合同軍事演習を行い、北朝鮮を強くけん制している。トランプ政権は北朝鮮の核ミサイル開発の資金を断つため、国連の安全保障理事会の決議などに違反して北朝鮮と取引を続ける中国企業に対し、独自制裁も検討しているとみられる。
実際に制裁に踏み切るかどうかが焦点となる。トランプ大統領はツイッターに「中国には大変失望している」と投稿した。
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習近平中国主席・軍事強化急ぐ(7月30日)
中国人民解放軍が明後日、創設から90年を迎えるのに合わせて習近平国家主席が大規模な閲兵式を行い、「我々の軍を世界一流の軍隊につくり上げる」と宣言、軍を強化していく決意を示した。
今回の閲兵式は習近平指導部が軍強化のために大規模改革に乗り出して以降本土で初めて行われ、これまでの成果を誇示する狙いがあったものとみられる。...
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中国人民解放軍が明後日、創設から90年を迎えるのに合わせて習近平国家主席が大規模な閲兵式を行い、「我々の軍を世界一流の軍隊につくり上げる」と宣言、軍を強化していく決意を示した。
今回の閲兵式は習近平指導部が軍強化のために大規模改革に乗り出して以降本土で初めて行われ、これまでの成果を誇示する狙いがあったものとみられる。
また、ことし後半に予定されている共産党大会を前に、閲兵式を通じて習主席の威信を示すとともに、国民に対して党指導部のもとでの団結を呼びかける狙いもあるものとみられる。
一方、中国が海洋進出を進めるうえで重要な拠点になると見られるスリランカ南部の「ハンバントタ港」が、99年間にわたって中国に譲渡されることが正式に決まった。
ハンバントタ港は中国が約14億ドルを融資して建設が進められている南アジア最大級の港。民間企業の進出が進まず借金の返済にめどが立たないことから、スリランカ政府は中国側と協議を続けてきた。
その結果、11億ドルの借金を事実上免除する代わりに中国企業が港の管理会社の株式の70%を保有し、99年間の運営権を持つことで双方が合意した。
当初は今年1月に合意文書が交わされる予定だったが、港の警備を中国側が担うとなっていたことに政府内から「中国による植民地化だ」などと反対の声が上がったほか、インドなど周辺国からも懸念が示されたため、今回の合意では「警備はスリランカ政府が行う」と変更された。
ハンバントタ港はシーレーン(海上交通路)に面しており、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の重要拠点になると見られており、中国のインド洋での存在感が一段と高まることになりそうだ。
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北ミサイルに対抗・米韓合同軍事演習実施(7月29日)
昨夜遅く、北朝鮮の内陸部・舞坪里付近から弾道ミサイル1発が発射され、北海道・奥尻島北西の日本海の日本の排他的経済水域内に落下したとみられる。
北朝鮮は今日午前、ICBM・大陸間弾道ミサイルの2回目の発射実験に成功したと発表した。...
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昨夜遅く、北朝鮮の内陸部・舞坪里付近から弾道ミサイル1発が発射され、北海道・奥尻島北西の日本海の日本の排他的経済水域内に落下したとみられる。
北朝鮮は今日午前、ICBM・大陸間弾道ミサイルの2回目の発射実験に成功したと発表した。
政府は日本の安全保障に対する深刻な脅威だとして、米国・韓国とともに中国やロシアを含めた国際社会に、北朝鮮への圧力強化を呼びかけていく方針である。
北朝鮮はきょう午前、国営メディアを通じて「金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、ICBM「火星14型」の2回目の発射実験に成功した」と発表した。
ミサイルの発射を受け政府は、NSC・国家安全保障会議の閣僚会合を開いた。岸田外務大臣は、米国・ティラーソン国務長官、韓国・康京和外相と電話会談した。
谷地国家安全保障局長は、米国・マクマスター大統領補佐官と電話会談し、日米両国が連携し対応していくことを確認するとともに、ミサイルの種類や特徴などに意見交換した。
今朝、韓国軍と米軍は対抗措置として、ミサイル部隊による合同軍事演習を行なった。
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稲田防衛相辞意(7月28日)
稲田防衛相は、破棄したとしていたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題で、特別防衛監察の結果が公表されることから、自らも監督責任を取りたいとして防衛相を辞任する意向を固め、今日にも安倍首相に辞表を提出する見通し。
与党内では、東京都議会議員選挙の応援演説などをめぐり、野党側から厳しい批判を受けたことなどもあり、辞任はやむをえないとの受け止めが出ている。...
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稲田防衛相は、破棄したとしていたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題で、特別防衛監察の結果が公表されることから、自らも監督責任を取りたいとして防衛相を辞任する意向を固め、今日にも安倍首相に辞表を提出する見通し。
与党内では、東京都議会議員選挙の応援演説などをめぐり、野党側から厳しい批判を受けたことなどもあり、辞任はやむをえないとの受け止めが出ている。
後任には防衛省、自衛隊を統率する手腕が必要だとして、防衛政策に精通する議員をあてるのが望ましいとの意見も出ている。
稲田防衛相の辞意を受けて、特別防衛監察をめぐる閉会中審査は開かれないのではないかとの指摘も出ていて、政府与党は今日、対応を協議することにしている。野党側は稲田防衛相の罷免を迫っていただけに“辞任は当然でむしろ遅すぎる”との受け止めが出ているほか、民進党・大串政務調査会長が“真相隠しのためのとかげの尻尾切りだ”と述べるなど、日報問題の真相解明ができなくなるとの反発も出ている。
野党側は、特別防衛監察の結果公表を受け、真相解明のため速やかに国会審議を求めるとともに、引き続き安倍首相の任命責任をただしていく考えである。
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民進党蓮舫代表・辞任(7月27日)
民進党の蓮舫代表は、党の体制一新を図りたいとして代表を辞任する意向を周辺に伝えた。蓮舫代表は記者会見して辞任を判断した理由などについて説明するものと思われる。
蓮舫代表は「攻めの部分はしっかりと行政監視をしてきた。...
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民進党の蓮舫代表は、党の体制一新を図りたいとして代表を辞任する意向を周辺に伝えた。蓮舫代表は記者会見して辞任を判断した理由などについて説明するものと思われる。
蓮舫代表は「攻めの部分はしっかりと行政監視をしてきた。今の安倍内閣、安倍総理の友だちを見ているかのような政治を許してはいけない。エコ贔屓、不平等、行政が歪められたとか、途中経過が見えないような政治を絶対に許してはいけない。
しかし、攻めと受けの受けの部分に私は力を十分に出せなかった。いったん退いてより強い受けになる。それは民進党のためでも、私のためでもない、国家の民主主義のため。
二大政党制の民進党としてそれを作り直すことが、国民のためになるという判断とご理解いただきたい」と述べた。後任の代表選び、辞任を理由に衆議院への鞍替えについての意向も表明した。
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