11月6日付英
『ジ・インディペンデント』紙:「シンガポールが外国人旅行者にとって世界で最も友好的な都市に」
旅行ウェブサイトの
『トラベルバード』が、世界500の主要都市について総合評価したところ、シンガポールがストックホルム(スウェーデン)を抑えて1位になった。
同サイトは、旅行者の到着時の歓迎度から、安全性や都市自体の開放性、更には英語の通じる度合いなど、幅広く数値化して評価し、トップ100選定に当っては、世界の1万5,000人以上の旅行専門ジャーナリストの投票も加味している。...
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11月6日付英
『ジ・インディペンデント』紙:「シンガポールが外国人旅行者にとって世界で最も友好的な都市に」
旅行ウェブサイトの
『トラベルバード』が、世界500の主要都市について総合評価したところ、シンガポールがストックホルム(スウェーデン)を抑えて1位になった。
同サイトは、旅行者の到着時の歓迎度から、安全性や都市自体の開放性、更には英語の通じる度合いなど、幅広く数値化して評価し、トップ100選定に当っては、世界の1万5,000人以上の旅行専門ジャーナリストの投票も加味している。
トップ10は、①シンガポール、②ストックホルム、③ヘルシンキ(フィンランド)、④サン・フランシスコ、⑤ロッテルダム(オランダ)、⑥リスボン(ポルトガル)、⑦東京、⑧オスロ(ノルウェー)、⑨チューリッヒ(スイス)、⑩オーランド(米国)。
ロンドンは、英国の中で評価は高かったものの、29位に順位を下げ、31位のグラスゴー、33位のエディンバラに追い上げられている。
同ウェブサイトのスティーブン・クルースター代表は、今回の評価結果を踏まえて、各都市の旅行関係者から住人、自治体に至るまで、更に改善すべく努めてもらうことに期待したいと述べた。
11月7日付中国『新華社通信』:「中国本土からシンガポールへの旅行客が今年上半期で5%増加」
シンガポール旅行局が11月6日に公表したところによると、今年上半期の中国本土からの旅行客数は約155万人と、昨年同期比5%増加して、主要15ヵ国からの旅行者中トップになったという。
総旅行客数も4%増加して850万人となり、中国に続いてインドネシア、マレーシアからの旅行客がトップ3を占めている。しかし、香港・台湾からの旅行客はそれぞれ▼17%、▼5%減少している。
中国人旅行客が落としたお金も、観光や娯楽にかかった費用を除いて18億8,000万シンガポールドル(13億8,000万ドル、1,560億円相当)と、前年同期比10%増となっている。
なお、旅行客全体でも、観光・娯楽費用を除いて105億3,000万シンガポールドル(77億3,000万ドル、8,740億円相当)と、同様12%増加している。
一方、11月6日付シンガポール『チャネル・ニュース・アジア』:「EIU調査報告:シンガポールが4年連続で外国人駐在員にとって高コストの都市に」
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU、注後記)が11月6日にリリースした「世界の生活費ランキング2017」によると、シンガポールが4年連続で最も高コストの都市となった。
シンガポールは、個人医療費・生活雑貨などは他都市と比べてかなり安いが、車は世界で最も高く、また衣料品も2番目に高額となっている。
トップ10は、①シンガポール、②香港、③チューリッヒ、④東京、⑤大阪、⑥ソウル、⑦ジュネーブ(スイス)・パリ、⑨ニューヨーク・コペンハーゲン(オランダ)。
実にアジアの5都市がトップ10入りしている。特に、東京・大阪・ソウルは、世界で最も基本食料品が高い都市である。
ニューヨークは昨年の7位から9位に下がったが、米ドル安の影響であって、5年前の調査では46位であったことから、最近とみに高コストになっていることが覗える。
なお、EIU調査は、食料品・衣料品・個人医療費・賃貸・交通費・電気料金・私立校授業料・行楽費用等幅広く評価して、半年に一度公表されている。従って、駐在員を派遣する企業等にとっては、同調査結果を踏まえて、駐在地の決定・移転に役立てられるとする。
(注)EIU:英国の定期刊行物『エコノミスト』の調査部門で、世界の国家や工業を分析し、情報を提供している企業である。民主主義指数という一覧を2006年から隔年で、また世界平和度指数やクオリティ・オブ・ライフ インデックスなどといった指数一覧を発表している。
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