年会費180万円でも完売!止まらぬマー君人気(2月26日)
プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスが設立した破格のファンクラブが話題を呼んでいる。23日に球団は田中将大個人のファンクラブ「マー君クラブ」の設立を発表。10人限定で募集するVIP会員の年会費はなんと180万円という超高額だ。
通常プロ野球球団のオフィシャルのファンクラブはチーム単位で、選手個人のものは極めてまれ。今回イーグルスは1000人限定の年会費1万8000円というコースも設定している。...
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プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスが設立した破格のファンクラブが話題を呼んでいる。23日に球団は田中将大個人のファンクラブ「マー君クラブ」の設立を発表。10人限定で募集するVIP会員の年会費はなんと180万円という超高額だ。
通常プロ野球球団のオフィシャルのファンクラブはチーム単位で、選手個人のものは極めてまれ。今回イーグルスは1000人限定の年会費1万8000円というコースも設定している。プレミアムの「マー君クラブ」は特典の内容も豪華だ。田中のサイン入りプロモデルユニフォームやキャップがプレゼントされるほか、50万円相当のVIP席観戦チケット「1-Day Premium VIP Ticket」などが含まれている。25日午前10時18分から入会受付がスタートされるとサイトはつながりにくい状態になると、わずか14分で完売してしまった。ちなみにこの価格は田中の背番号「18」にちなんだもの。球団関係者も「180万円は正直、勇気がいる値付けだった」と振り返るが、全くの杞憂に終わった。一方、1万8000円コースも受付から30分足らずで500人を突破した人気ぶりだった。
かつて社会現象となったイチローフィーバーやSHINJO劇場などを髣髴とさせる今回のマー君人気の過熱ぶり。当の田中はこの日約20分、39球を投げて27日のスワローズとの練習試合の先発に備えた。先週初の実戦ではファイターズ中田翔に3ランを浴びながらも自らは順調な仕上がりだとしていた田中。2度目の実戦登板ではどのようなピッチングを見せてくれるだろうか。
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衝撃!タイガー・ウッズ、自動車事故で重傷(2月25日)
スポーツ界のスーパースターに大きなアクシデントが発生した。アメリカ西部ロサンゼルスの近郊で現地時間23日の午前7時、プロゴルファー・タイガーウッズが運転する乗用車が道路脇で横転。近くの病院に救急搬送された。
ウッズは右足のすねを骨折したほか、くるぶしの骨も損傷(一部報道によれば開放を伴う粉砕骨折)。長時間にわたる手術を受け、足に金属の棒を入れ固定したという。地元メディアによるとロサンゼルス近郊の高級住宅街エリアで発生したという。...
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スポーツ界のスーパースターに大きなアクシデントが発生した。アメリカ西部ロサンゼルスの近郊で現地時間23日の午前7時、プロゴルファー・タイガーウッズが運転する乗用車が道路脇で横転。近くの病院に救急搬送された。
ウッズは右足のすねを骨折したほか、くるぶしの骨も損傷(一部報道によれば開放を伴う粉砕骨折)。長時間にわたる手術を受け、足に金属の棒を入れ固定したという。地元メディアによるとロサンゼルス近郊の高級住宅街エリアで発生したという。車に乗っていたのは1人だけで単独事故とみられている。ちなみに現場にブレーキ痕はないという。現地警察は「薬物や飲酒などの疑いを調べているが、今のところ検出されていない」と発表した。当日ウッズは事故現場近くのホテルの滞在中で、事故のあった午前7時30分にテレビ番組の収録があり、現地に向かっていたものと思われる。事故発生時刻は距離的にみて収録時間からだいぶ遅れており、相当スピードを出していたのではないだろうか。
米国ツアーで歴代最多の82勝を挙げるなど数々の記録を持つウッズだが、実は2009年にも交通事故を起こしている。2017年には、飲酒運転の疑いで逮捕され有罪判決を受けたことも。一時世界ランクは1000位台まで低下したが、一昨年には再びマスターズで優勝し復活を果たしていた。
アメリカでの大物スポーツ選手の事故というとちょうど1年前に起きたNBA・コービー・ブライアントの痛ましい飛行機墜落事故が思い起こされる。今回の事故では命に別条がなかったのは何よりだったが、早期復帰は絶望的で選手生命への影響が懸念される。続報を待ちたい。
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2年ぶりのセンバツ・初戦から注目のカードが(2月24日)
昨年史上初めて中止となった選抜高校野球が2年ぶりに開催される。23日、組み合わせ抽選会がオンラインで行われた。
これまでは同じ地区の出場校とは準々決勝まで当たらせなかったが今年はフリー抽選に。その結果、初戦から思わぬ顔合わせが実現している。3日目の第2試合、公立校ながら九州大会を制した初出場の大崎高校は同じ九州の強豪・福岡大大濠と対戦。昨秋の九州大会決勝の顔合わせの再現となった。この時は大崎高が5-1で勝利したが、因縁の再戦となる。...
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昨年史上初めて中止となった選抜高校野球が2年ぶりに開催される。23日、組み合わせ抽選会がオンラインで行われた。
これまでは同じ地区の出場校とは準々決勝まで当たらせなかったが今年はフリー抽選に。その結果、初戦から思わぬ顔合わせが実現している。3日目の第2試合、公立校ながら九州大会を制した初出場の大崎高校は同じ九州の強豪・福岡大大濠と対戦。昨秋の九州大会決勝の顔合わせの再現となった。この時は大崎高が5-1で勝利したが、因縁の再戦となる。大崎高を率いる清水監督は清峰や佐世保実業などを甲子園に導いた名将。人口5000人の長崎の小さな離島から初出場を決めたミラクル軍団が甲子園でも旋風を巻き起こすか注目が集まる。
4日目には3度のセンバツ優勝を誇る大阪桐蔭と智辯学園の近畿勢対決がいきなり実現した。こちらも近畿大会決勝と同カード。優勝候補の筆頭の大阪桐蔭は各世代での侍JAPAN経験者をそろえたエリート集団だ。対する智辯も昨秋のリベンジに燃える。好勝負必至の試合となるだろう。このほかにも具志川商(沖縄)-八戸西(青森)という21世紀枠同士の顔合わせも面白そうだ。九州大会と東北大会のベスト8同士。実力伯仲の熱戦が期待される。
選手宣誓は初日試合を行う6校の抽選の結果、宮城・仙台育英・島貫丞主将に決まった。震災から10年目の節目に被災地の高校が全国にメッセージを届ける。島貫丞主将は「東日本大震災から10年が経って、選手宣誓ができるのは嬉しく思っている。勇気と感動を与えられるような言葉を言いたい」と抱負を語った。不思議な縁に導かれた球児たちの熱闘に胸が高鳴る。
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時津風親方、コンプライアンス違反で退職勧告(2月23日)
22日、日本相撲協会は時津風部屋の時津風親方(元前頭時津海)に懲戒解雇の次に重い退職勧告の処分を下した。時津風親方は不要不急の外出を禁止する行動制限に反し、先月の一月場所中にマージャン店などに出入りしていたとされる。協会ではさらに親方に反省の態度や師匠の自覚が欠如しているとして、退職金の30%減額も決定。すでに本人から提出されていた退職届が受理され、22日付で退職となった。コンプライアンス委員会の調査によると、このほかにもマッサージ店や風俗店にも出入りするなど外出を繰り返していたという。...
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22日、日本相撲協会は時津風部屋の時津風親方(元前頭時津海)に懲戒解雇の次に重い退職勧告の処分を下した。時津風親方は不要不急の外出を禁止する行動制限に反し、先月の一月場所中にマージャン店などに出入りしていたとされる。協会ではさらに親方に反省の態度や師匠の自覚が欠如しているとして、退職金の30%減額も決定。すでに本人から提出されていた退職届が受理され、22日付で退職となった。コンプライアンス委員会の調査によると、このほかにもマッサージ店や風俗店にも出入りするなど外出を繰り返していたという。
時津風親方の処分はこれが初めてではなかった。昨年九月場所前にも協会作成の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反する行動があったとして、場所中の謹慎処分を受けたばかり。「反省の態度や師匠としての自覚など微塵も見て取ることは出来ず、厳しい非難に値する(コンプライアンス委員会)」と度重なる背信行為に協会も業を煮やした形だ。芝田山広報部長(元横綱大乃国)も「私的には申し訳なかったというような感じは受けなかった」と述べており、厳しい処分も止むを得なかったと思われる。
時津風部屋は所属力士が稽古中に暴行を受けて死亡した事件で先代の親方が逮捕。当時十両にいた時津海が33歳で現役を引退、年寄・時津風を襲名して部屋を継承した経緯がある。心ならずも引退を強いられ、会見で涙した姿が印象的だったが、再びファンを裏切る最悪の結末になってしまったのは残念でならない。今後部屋を引き継ぐ間垣親方(元幕内土佐豊)には二代続いた不祥事で大きく信頼が損なわれた名門部屋の復権に向けて大きな責任が課せられる。
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V.LEAGUE女子ファイナル・JTが連覇(2月22日)
バレーボールV.LEAGUEの女子(V1)は20日・21日に東京の大田区総合体育館でファイナルラウンドが行われた。
このシーズン、バレー界は新型コロナ感染拡大への対応は他競技以上に慎重な対応を取った。非常事態宣言の発出を受け、V.LEAGUEは1月8日から11日の試合を中止。16日からリーグ戦を再開した。その後女子では2チームが当該地域での試合参加を辞退。消化試合数にばらつきが出た。(ちなみに2部に当たるV2ではリーグ戦への参加自体を棄権するチームが複数出たため、試合形式を3回戦総当たりから2回戦制に縮小している)
試合数の差が出たことから公平を期すため、勝ち点の獲得ポイントではなく勝率でファイナルの決勝トーナメント進出4チームが決定。...
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バレーボールV.LEAGUEの女子(V1)は20日・21日に東京の大田区総合体育館でファイナルラウンドが行われた。
このシーズン、バレー界は新型コロナ感染拡大への対応は他競技以上に慎重な対応を取った。非常事態宣言の発出を受け、V.LEAGUEは1月8日から11日の試合を中止。16日からリーグ戦を再開した。その後女子では2チームが当該地域での試合参加を辞退。消化試合数にばらつきが出た。(ちなみに2部に当たるV2ではリーグ戦への参加自体を棄権するチームが複数出たため、試合形式を3回戦総当たりから2回戦制に縮小している)
試合数の差が出たことから公平を期すため、勝ち点の獲得ポイントではなく勝率でファイナルの決勝トーナメント進出4チームが決定。準決勝の第一試合はリーグ戦無敗の首位・東レアローズ対4位・デンソーエアリービーズ。ともに下北沢成徳高校の出身の東レ主将・黒後愛と石川真佑のコンビが得点を重ね、3-0のストレート勝ちで決勝に進出した。一方第2試合は2位JTマーヴェラスが3位NECレッドロケッツとのフルセットの熱戦を制した。
今年の皇后杯決勝と同じ顔合わせとなった決勝戦。東レが第1セットを先取したが、第2セット以降、JTキャプテンの小幡真子がディグをスーパーレシーブでつなぎ、アメリカ代表ドルーズとタイ代表のヌクジャンがアタックを決める展開に。その後も拾って、拾って得点を重ねたJTが東レの反撃を完全に封じ3―1で勝利。リーグ2連覇を果たした。JTは皇后杯との二冠達成となった。日本代表守護神の小幡はMVPを獲得。リベロの選手の受賞は初の快挙だ。一方の東レは今シーズン22戦負けなしだったが、最後の一戦に敗れて9年ぶりの優勝をあと一歩のところで逃した。
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