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2024年05月08日(水)
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【Globali】
 

タイの在位最長国王が死去(2016/10/14)

木曜夕刻、健康状態が長期不安定だったタイの在位70年を誇ったプミポン・アドゥンラヤデート国王が死去した。プミポン国王はタイの国民に親しまれ尊敬され、現代のタイ国家を築いたとされ、過去、国内で深刻な政治対立時には仲裁に入り、国を一つまとめた役割が大きいとされる。現在は緊張関係である米国とは、冷戦期、東南アジアで広がる共産主義のなか、1960年のアイゼンハワー元大統領からオバマ大統領まで、米国歴代6人の大統領と面会、東南アジアの窓口として米国との良好な関係を築いてきた。国王交代で、軍政権下で民主化が遠のくタイ政治への不透明感も増してくる。また、タイ国内が1年間の喪に服し、行事中止や消費の落ち込みで経済活動が滞るとし、経済に与える影響が懸念される。

10月14日付『ヤフーニューズ』(AP通信引用)は「米国との懸け橋を担ったタイのプミポン国王」との見出しで以下のように報道している。
・現代のタイの繁栄と外交関係の礎を築いた功績は大きい。形式上政治に関与せず、近近の海外訪問は10数年前。米国は今尚東南アジア外交の窓口としてのタイに期待するも、14年の軍事クーデター以来緊密関係は薄れ、国王をなくして関係不安はぬぐえず。
・オバマ大統領は声明で「国王陛下は米国の近しい友人であり、米大統領にとり大切なパートナーであった。...
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米の報告書でタイの魚介業界に改善の兆し(2016/06/30)

水産物輸出世界3位のタイでは水産業などにおいて強制労働、人身売買を利用し、違法を行っている国として欧米国に改善を求められているが、アメリカの国務省による人身売買報告書(TIP)では、昨年の要注意レベルから改善が見られたとして、ランクがアップされる見通しとなっている。ようやく軍事政府が法改正に乗り出し信頼回復の兆しが見え始めた結果である。そのような報告書におけるランク改善の裏には中国との南シナ海問題にゆれる東南アジアでの前進をはかりたいオバマ大統領の思惑も見え隠れする。多くの問題を抱える軍政下のタイは、このランクアップで産業界における米からの保障を得て、国内で批判の多い経済を活性化したいとする。

6月29日付『ロイター通信』は「米人身売買報告書でタイのランク上げ」との見出しで次のように報道している。
・タイは米国に対し米国国務省による人身売買報告書(TIP)(木曜公表)での最低ランク付けを返上するよう抗議してきた。
・米国高官によると、報告書にはタイ政府の人身売買問題特に漁業分野での対処と改善が盛り込まれる見込みで、タイの評価は「3:最低ランク」から「2:要注意リスト」に変更される。...
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