台湾東部沖地震;中国本土の多くのネット民から“中国の一部”としての被災支援の声【米メディア】(2024/04/03)
4月3日早朝に発生した台湾東沖地震について、中国本土のネット民の多くが“中国の一部”と見做した上での被災支援の声を上げている。
4月3日付
『ビジネス・インサイダー』(2009年設立の経済メディア)は、台湾東部沖地震に関して、中国本土のネット民から“中国の一部”と見做した上での被災支援の声が多く上がっていると報じている。
4月3日早朝に発生した台湾東部沖地震に関して、早速中国本土のSNS上に、同情・弔意に加えて、被災支援の声が多く上がっている。
特に、中国最大のSNSである『微博』(2009年開始のミニブログサイト)でも、普段は台湾交戦の投稿で占められるが、今回は被災者の無事を祈る数千の投稿がみられる。...
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4月3日付
『ビジネス・インサイダー』(2009年設立の経済メディア)は、台湾東部沖地震に関して、中国本土のネット民から“中国の一部”と見做した上での被災支援の声が多く上がっていると報じている。
4月3日早朝に発生した台湾東部沖地震に関して、早速中国本土のSNS上に、同情・弔意に加えて、被災支援の声が多く上がっている。
特に、中国最大のSNSである『微博』(2009年開始のミニブログサイト)でも、普段は台湾交戦の投稿で占められるが、今回は被災者の無事を祈る数千の投稿がみられる。
『ビジネス・インサイダー』がデータを取得したところでは、“多くの場所が強い地震に見舞われた模様だが、被災者の安全を祈る”等の地震に関わる投稿が、1時間当たり5億2千万回も再生され、同SNSのトレンド・トピックスのトップとなっていた。
但し、当該投稿の内容から判断すると、“台湾は中国の一部”であることが当然とした上での投稿とみてとれる。
すなわち、“中国本土と同族”であるから支援すべきだとか、“(台湾独立勢力を除いて)台湾人の無事を祈る”等の投稿が同SNS上で最も好まれているからである。
更に、“中国人民解放軍(PLA、1927年創設)を被災地に派遣すべきだ”との声も上がっているが、自治権を有する台湾としては、容易に受け入れられる話ではなかろう。
なお、『微博』含めて、全てのSNSに対して中国当局の厳しい検閲が為されていることから、当局が好ましいと思う投稿のみがそのまま掲載許可されているとみられる。
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遠距離恋愛中のカップルに朗報、離れていてもスマホ経由で間接キス可能な商品開発【欧米メディア】(2023/03/25)
この程中国で、遠距離恋愛中のカップルが、離れていてもスマホ経由で間接キスが可能となる商品が開発された。
3月24日付
『ロイター通信』は、中国でこの程、遠距離恋愛中のカップルが、離れていてもスマホ経由で相手と間接キスが交わせる商品が開発されたと報じている。
「ロング・ロスト・タッチ(ずっと忘れていた感触)」と名付けられた、シリコン製のロボット唇が備えられた装置で、モーションセンサー(注後記)を利用して、本物のキスの動きや熱・圧力を再現することができる。
開発者の趙剣波氏(チャオ・チアンポー)によると、3年間続いた新型コロナウィルス(COVID-19)問題で、広範囲にわたり幾度となく都市封鎖措置が講じられた際にアイデアが閃いたという。...
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3月24日付
『ロイター通信』は、中国でこの程、遠距離恋愛中のカップルが、離れていてもスマホ経由で相手と間接キスが交わせる商品が開発されたと報じている。
「ロング・ロスト・タッチ(ずっと忘れていた感触)」と名付けられた、シリコン製のロボット唇が備えられた装置で、モーションセンサー(注後記)を利用して、本物のキスの動きや熱・圧力を再現することができる。
開発者の趙剣波氏(チャオ・チアンポー)によると、3年間続いた新型コロナウィルス(COVID-19)問題で、広範囲にわたり幾度となく都市封鎖措置が講じられた際にアイデアが閃いたという。
すなわち、当局の命令で当該措置対象となった地域では、家から一歩も出ることが許されず、“恋人と長い間会えなくなり、とても寂しい思いをしたから”、何か寂しさを補うものはないかと考えたことから生まれたという。
趙氏は当時、北京電影学院(1950年前身設立、中国で唯一、映画関係の人材を専門に養成する大学)の学生で、卒業記念の作品制作に取り掛かっていて、オンライン通話だけでは物足りなく思い、何かスキンシップができないか考えて当該商品の開発に漕ぎ着けたものである。
同氏は、思維幅射(シーウェイフシュ)という会社を立ち上げ、今年1月22日に同商品を“MUA(キス音を元に命名)”と名付けて約260人民元(38ドル、約5千円)で売り出した。
同氏によると、ゼロコロナ政策に伴う行動制限が昨年12月に大幅緩和されている中でも、発売後2週間で3千個以上が売れ、更に2万個もの注文を受けているという。
MUAは、利用者双方が保有する必要があり、各々のスマートフォンを装着した上で、アプリをインストールして使用する。
利用者双方は、スマートフォンの画面越しにキスを交わすことができ、キスの際に生じる音や温かみまでも再現できるという。
なお、中国版SNS「新浪微博(ウェイボー、2009年開始)」上には、当該商品が性的な目的で使用されかねないと危惧する声が投稿されている。
また、規制の厳しい中国当局から何らかの制限措置が講じられる恐れがあるが、趙氏は、“顧客が本商品をどう使うかは、自分たちではどうしようもない”とコメントしている。
(注)モーションセンサー:動作を感知するための装置。人の身ぶりや手ぶり、指先の動きなどを検出する機械であり、その機能を使うことで、機器を操作したり人の動きを分析することができる。
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