【あの一言】
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国際担当・石川一洋解説委員 ポスト平成をどう生きる これからグローバリズムと多極化という2つの流れが同時に進行していき、その競争に国も企業もさらされていく時代になるが、日本は米国の傘の下というのを米国自身が取り払うかもしれない。民主主義のユニバーサルな価値は失われることはないが、ある特定の国の民主主義だけが特許権を持つことはない。多様化していく社会で他者への寛容、国の枠を超えた連帯などが列強の対立などを抑止する上で重要。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
政治外交担当・岩田明子解説委員 ポスト平成をどう生きる 日本は国際社会のバランサーとして生き残っていくべきだと思う。強い外交をしていくためには強い政権基盤が必要になってくる。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
国際担当・出石直解説委員 日本はどのように世界に向き合うのか 日本は戦争に対する責任があったので、特にアジアに対しては経済協力・ODAという形で貧しい国々を豊かにしようという事で、戦後の日本は始まった。冷戦が終わってそれだけじゃダメで、日本も汗を流してアジアの国を民主的な国にするんだというところまで入っていったが今はそこも担保していない。フィリピンやカンボジアはどうかと聞かれた時に日本は『知りません。私達はやめました』とは言えない。ところが今やカンボジアもフィリピンも一杯お金をくれる中国の方を向いている。日本は経済的にも民主主義という点でも感謝されていないという変な方向に行っている。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
国際担当・出石直解説委員 世界はなぜ強権化するのか この30年を見ると冷戦が無くなったこととインターネットによりIT化が進んだ事が一緒に起きている。冷戦では制度や情報、人などが力によって固定化されていたが、冷戦が終わりになって、IT化により人、モノ、金、情報がスピードアップして流れるようになったが、民主主義は手間と時間がかかるもので、民主主義に対する疑問が出てきた時に、手っ取り早い力に頼るようになってしまったという事が今起きている。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
科学技術担当・土屋解説委員 世界はなぜ強権化するのか フェイクニュースの拡散やトランプ大統領のツイッターに賛否はあるとしても、ネットリンチのような強い言葉で他者を激しく攻撃する手段が歯止めなく急速に広がる手段になっている。そうした社会になって政治の分野で言うと、わかりやすくて強い言葉を投げるのに長けた人が多くの支持を集めるようになっていて、そうした事が強権化の背景にあるのではないか。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
政治外交担当・岩田明子解説委員 世界はなぜ強権化するのか 経済利益を追求する国家のむき出しの対立が出てきていて、それぞれの国が経済的な利権、利益を追求するために対外交渉力の強いリーダーを求めてきている。特にブリグジットやトランプ大統領の登場、保守主義というのは移民流入問題などの雇用喪失が原因で、その解決策は中東政策や貧困を無くすこと。もう一方、金融資本主義、ITと結びついたマネーゲームの格差の是正はそれぞれの国の国内政治に委ねられる。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
国際担当・石川一洋解説委員 世界はなぜ強権化するのか 社会主義がある種、資本主義の暴走を抑えていた側面があったが、それが消えてむき出しの資本主義が広がり、それが格差を拡大させ、今の不満につながり権威主義的になった。例えばプーチン大統領は欧米から見るとひどい指導者と見えるかもしれないが、ロシア人から見れば強く国民の事を考えてくれる優しい指導者。90年代の親欧米の政権のほうが国民を見放したひどい政権だとみなされている。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
科学技術担当・土屋解説委員 世界・日本の変化をどう見るのか 科学技術の面からこの30年をまとめるなら情報化。現代社会を特徴づけているのはIT、情報技術だが、原点といえるインターネットの基本技術が登場したのがちょうど30年前。それから我々の暮らしもビジネスも劇的に変わってきた。もうひとつ重要な情報化がゲノム、遺伝子情報の解読が進んできたことで、我々人間がどういうものなのか特徴づけているものの多くがゲノムの配列というデジタル情報で記述出来ると突き付けられてきた。こうした情報化により人間の平等や自由といった民主主義の根幹とも言える価値観そのものも左右されかねない時代になってきている。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
政治外交担当・岩田明子解説委員 世界・日本の変化をどう見るのか 今の国際社会は複数の勢力圏がし烈で複雑な競争を展開している。端的に言うと今の国際社会はメジャープレーヤーが米国、中国、ロシア、EU、日本の5つではないか。従来日本外交は日米同盟の強化に力を注いできたが、今の外交は日米同盟に加えて5大勢力によるパワーゲームの中で、どの国とも日本は二国間関係を強化し、勢力均衡の中で独自の存在感を発揮していく戦略に転換しつつある。いわば19世紀のドイツ帝国・ビスマルク首相のような外交、現実主義にも似てきている。そこに日本らしい国際貢献をプラスすることで、存在感が出てきているのではないか。いわば国際社会の仲介役。実際に取材をしてみて2015年のサミットの中でクリミアの制裁をめぐりオバマ大統領とヨーロッパの首脳が対立する中、議長国でもない日本が仲介に入った場面で特にそう思った。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
国際担当・出石直解説委員 世界・日本の変化をどう見るのか 金正恩党委員長が軍事境界線を超えて、初めて韓国側に足を踏み入れたのを見た時は、ベルリンの壁崩壊を見るような思いだった。両首脳は新しい歴史が始まったと言ったが、ヨーロッパではとっくの昔に終わっていた冷戦が朝鮮半島ではまだ終わっていない。
2018/04/30 NHK総合[解説スタジアム]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・北朝鮮が狙う日本の孤立化 1998年にニューヨーク・コロンビア大学で米国と北朝鮮、韓国、中国で4者協議というのが初めて始まった。朝鮮戦争の休戦協定に韓国は署名していないが、中国が署名しており、4者協議で朝鮮戦争の平和協定についても中国と話さないと始まらないということで始まった。これに日本とロシアが入り6者協議に展開していった。そういう経緯を考えるともう1度原点の4者協議ないしは中国がどういう形で関与していくかというのが問われているのであり、日本が孤立するという話はあたらない。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社論説委員長・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・米朝首脳会談・拉致問題への期待 トランプ大統領はラストベルトのミシガンで演説し、歓迎を受け、『ノーベル賞だ』と歓声が上がった。驚くべきことにリベラルメディアであるニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、民主党のリベラルの外交専門家が一連の動きを大変評価、賞賛している。米朝首脳会談をご破算にするオプションは彼の頭にない。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社論説委員長・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・米朝首脳会談・拉致問題への期待 CIAの長官が平壌に乗り込んでいったというのはまさに米国と北朝鮮のやる気を示している。去年の夏の段階でCIAの中にコリアユニットという北朝鮮問題を専門に扱うチームができ、そこがずっと北朝鮮の情報分析をしていた。もはや国務省やホワイトハウスではなく、CIAが北朝鮮担当のメインの省庁として動いていた。そのトップであるポンペオ氏が平壌に行き金正恩と会ったということ。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社論説委員長・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・米朝首脳会談・拉致問題への期待 米朝の問題に関してはトランプ外交本領発揮で全く予想外の状況に直面するかもしれない。通商の問題なども絡んでくる中で、日米をベースに日米韓の3か国間の連携を強めていきながらこの問題に臨んでいく姿勢を強く持つことが大事。他方、イランの核合意についての判断を5月12日にトランプ政権が下すが、一方で核についての合意をしようとしていて、もう一方でそれを破棄しようとしている。トランプ政権がイラン核合意についてどういう判断を下すか、これも注目していくべき点になる。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・半島の融和…拭いきれない懸念 北朝鮮は大きな利益のためにはいざとなれば180度政策を転換できる国。米朝関係は接近しようとしているが、最後に何かのボタンの掛け違いで破綻することなども注意して見ておく必要がある。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社論説委員長・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>南北首脳会談を分析・半島の融和…拭いきれない懸念 北朝鮮は核実験場の閉鎖とかの外に見える形で非核化の動きを進めていることを見せながら、失うものはほとんどないミサイル実験の中止にはいくだろうが、非核化といった場合は国家の中心を失うことにもなるし、完全廃棄には相当時間がかかるため、そこまでいかないのではないか。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本大学准教授・川口智彦(VTR) <徹底解説・ニュースの焦点>金委員長の本気度を分析・南北会談を国内にどう伝えたのか? 今までの北朝鮮の報道とは明らかに違う部分が3つあり、1つ目は撮影から放送に至るまでのスピードがこれまでと比べ間違いなく早かったこと。通常だと2日後、3日後になるが今回は翌日だった。今回は、ほとんど韓国で映しているものと変わらなかった。2つ目は金委員長の自然な表情が映っていたことで、これは北朝鮮の人々にはショッキングな映像だった。3つ目は韓国側も放送していない板門店宣言の宣誓文が公開されていたことで、韓国よりも北朝鮮側の方がオープンだったのが珍しかった。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <徹底解説・ニュースの焦点>金委員長の本気度を分析 最近の3か月、北朝鮮は社会主義を連呼し、帝国主義、資本主義の考え方が入るのは許さないと強調している。今の体制を温存したままいかに外交を動かすかに終始している。
2018/04/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
コリアレポート編集長・辺真一 ついに開催!南北会談SP・非核化に向け米国の本音 史上初の米朝首脳会談。米国はとにかく軍事アクションを起こす前に、最後まで平和的解決のための外交努力をするだろう。最後の外交努力はトランプ大統領自らが金正恩委員長を説得するというものになるだろう。米国は北朝鮮に対し非核化に向けての3つの条件を呑まないと武力攻撃するというプレッシャーを相当かけている。おそらく金委員長は言葉の上では非核化を受け入れるが問題はこの期間になる。
2018/04/29 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
元駐韓国大使・武藤正敏 ついに開催!南北会談SP・非核化に向け米国の本音 トランプ大統領が一番信頼しているのはマティス国防長官だが、彼は戦争したくない。実は米国の軍人は部下が死ぬのはよくわかっているから一番戦争したくないと思っている。ただ北朝鮮に対しては圧力をかけていないと、対話だけでは非核化しない。今後圧力をどうかけ続けることができるかということが鍵になる。
2018/04/29 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
元外交官・孫崎享 ついに開催!南北会談SP・非核化に向け米国の本音 米国の北朝鮮に対する要求は完全で、不可逆性を持ち、検証可能な非核化。だがそれを北朝鮮が今の段階で受け入れるわけがない。北朝鮮は段階的な形で非核化にいきたい。米国ではこれを待てないという人たちが勢力を強めている。
2018/04/29 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
東京大学大学院教授・木宮正史 徹底分析・南北首脳会談・どうなる北朝鮮問題 朝鮮戦争の平和協定は基本的には4者で行うべき問題。ただ、日本が関わるのは、平和協定がある程度めどがついてからそれ以後の北朝鮮の体制の安全保障の問題。当然、日本と北朝鮮の国交正常化、それに伴う経済協力という所が出てくる。そうすると日本の出番が強くなってくる。4者なのか6者なのかという議論ではなくて、南北、4者、6者がやれること、やるべきことはそれぞれあり、それをうまく組み合わせて行っていく。そのためには日米韓が3つをいかに使い分けていくのかという調整が重要になってくる。
2018/04/29 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 徹底分析・南北首脳会談・どうなる北朝鮮問題 実質的にはもう終わっているのかもと言いたいのかもしれないが、まだ詰めることはいっぱいある。中国は義勇軍が入っているが、人民解放軍の司令官がサインしていない。もう一方の当事者は国連軍。朝鮮国連軍が今どのような形で、60年以上経ってどのような法的性格を持つのかと。これも含めて詰めないと紙1つ作れない。言うのは簡単、宣言することまではいい。休戦協定を変えて何らかの形にするというのは、相当時間をかけて法的にも詰めてその上で関係国、日本も関与した上で内容を決めていかないと大変なことになる。
2018/04/29 NHK総合[日曜討論]
静岡県立大学教授・諏訪一幸 徹底分析・南北首脳会談・どうなる北朝鮮問題 朝鮮戦争は中国自身の安全保障に関わる問題なので、当事者として関与していくだろう。ただ、北朝鮮に対して中国の影響力はかなり限定されていて、カードとして使えるが使い勝手が悪い。一方で半島問題は一義的には米朝だと言っている。それが『3者または4者』という表現になったのかもしれない。
2018/04/29 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 徹底分析・南北首脳会談・どうなる北朝鮮問題 2005年の6者協議共同声明の部分がなかった。おそらく北朝鮮は6者協議は終わったものと否定している。そのメニューを含めて米朝でもう1回ビッグディールを試みるというスタンスなので、6者協議という枠組みには縛られたくないと考えている。非核化を米国は前提条件だと言ってきたが、事実上は色んな見返りと共に同時実行せざるを得ない。そういう面では出口に近い。問題は期間で米国は2年、数年以内に、北は延ばしたい。その溝が依然ある。
2018/04/29 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 徹底分析・南北首脳会談・どうなる北朝鮮問題 北朝鮮が一定の絵を描いているのは事実。前触れは去年1月1日から始まった。今回の特徴はその北が南にもボールを投げて米国にパスしていること。今回は南北だけれども南北と米韓の連携で3者が動かしているような構図になっていること。
2018/04/29 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫 世界が歓迎する“板門店宣言”・拉致問題抱える日本は… 米朝会談がうまくいくかどうかは疑問。北朝鮮が韓国と一緒にいることで米国の軍事攻撃を防げるし、米国に対して腹の痛まない時間稼ぎができると考えている。金正恩はあと20年、30年生きることができるが、トランプ大統領はあと2年半で終わってしまう。とにかく今、時間稼ぎをするに尽きると考えている。残念ながら日本は後回し。
2018/04/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
コリアレポート編集長・辺真一 世界が歓迎する“板門店宣言”・拉致問題抱える日本は… 韓国との関係が正常化すればあとは米国だけをどうにかすればよい。米国が北朝鮮を攻撃しない軍事的担保としての平和協定、さらに敵対視しないその政治的証としての国交正常化、北朝鮮が核を放棄するということであれば経済協力、こういう体制保証をし米国はもはや敵国でなく友好国であるとして、その証として米朝友好条約などを突き付け、それをトランプ大統領が呑めば、もしかすれば北朝鮮の核放棄もありうる。
2018/04/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
姜尚中 南北首脳“板門店宣言”非核化の道筋は示さず 結局、拉致問題が発覚してから30年間解決してこなかった。安倍政権はそれをかなり政治的な資源として利用してきたが、結局めどが立たなくなり、やっと今の状況になっているので北朝鮮に対し焦らずに日本の立場を踏まえ、日朝交渉をやっていくべき。
2018/04/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
コリアレポート編集長・辺真一 南北首脳“板門店宣言”非核化の道筋は示さず 南北でいくら立派な取り決め、合意をしても、朝鮮半島に最も影響力を持つ米国と北朝鮮との間で話がまとまらないとすべてはぽしゃるというのが歴史からの教訓。今度の米朝首脳会談で金正恩委員長の変身が本物なのかカモフラージュなのかがわかる。
2018/04/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BS-TBS「週刊報道LIFE」キャスター編集長・松原耕二 南北首脳“板門店宣言”非核化の道筋は示さず 板門店では半年前に北朝鮮兵士が亡命し銃撃事件があったばかりでこうした一種の戦場と化した場所に乗り込んでいった金正恩氏だが、途中で周りをSPが取り囲むシーンも見られた。にこやかな会談の舞台裏はかなりの緊迫感があった。
2018/04/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元地方創生大臣・石破茂 石破・玉木「拉致問題」は! 拉致問題は米国や韓国が応援してくれるが基本的に日朝の話。これは人権問題であるわけで、北朝鮮と米国がうまくいかない理由の一つは人権の問題。北朝鮮はそれを認めることは難しい。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
希望の党代表・玉木雄一郎 石破・玉木「拉致問題」は! 残念なのは国民の生命、財産を守るのは国家の役割だがそれを他国に頼まざるを得ないこと。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
元地方創生大臣・石破茂 石破・玉木「トランプvs金正恩」 米国は朝鮮半島だけを見ているわけではなく欧州、中東をどうみるか、米国の兵力をどこに置くかを念頭に置きながら考えている。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
元地方創生大臣・石破茂 石破・玉木・激動「南北首脳会談」非核化は 平和条約となり休戦が平和に移行すれば、在韓米軍や国連軍の意味合いは何なのかに必ずなっていく。トランプ大統領がどのように判断するかだが、そこで考えるのが米国ファーストになる。これは日本国の独立と平和に直結する問題。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
希望の党代表・玉木雄一郎 石破・玉木・激動「南北首脳会談」非核化は この後の展開によっては戦後、特に冷戦時代以降のパラダイムが日本も含めて大きく変わる可能性がある。休戦協定は国連軍と北朝鮮と中国との停戦で関係者が非常に多い。やっていくのであれば南北と米国、中国を入れて平和協定に変えていくことになる。半島全体の非核化ということができれば米軍の影響力が全体として薄くなる。それは日本にどういう影響があるのかを考えると中国全体の影響が半島に及ぶのではないか。日本外交のグラウンドデザインが問われることになる。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
希望の党代表・玉木雄一郎 石破・玉木・激動「南北首脳会談」 南北首脳会談に至るまで米国・ポンペオCIA長官が北朝鮮に訪れ色々な調整をしたと思う。各国の諜報機関が果たした役割も非常に大きかったのではないか。これだけで終わりではなく、米朝首脳会談に至る一連のイベントとして南北会談ではどこまで決める、米朝会談ではさらに何をするのか相当な事前の調整が行われた上でやられている。一定の成果が米朝首脳会談では出てくるのではないか。
2018/04/29 TBSテレビ[時事放談]
東京大学大学院教授・小原雅博 米朝首脳会談 北朝鮮にとって安全が第一だが2番目に経済がくる。この時に日本の出番がくる。経済協力をてこに拉致問題を動かしていく局面が必ず来る。
2018/04/28 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
早稲田大学教授・中林美恵子 拉致問題解決に向けた動きは?北朝鮮・正恩の戦略に日本政府は まず米国人の拘束された3人の被害者が先に返され、その後、時間差で拉致被害者が返されるというカードを出してくるのではないか。ただし、経済支援だけで済むのかどうかもわからない。日米の間の同盟関係にくさびを打つような条件を出されればそれも非常に難しい状況になる。どこかで日本も金委員長と直接連絡を取り合うようなことも必要になる。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
流通経済大学教授・龍崎孝 拉致問題解決に向けた動きは?北朝鮮・正恩の戦略に日本政府は 米朝首脳会談で拉致問題が取り上げられれば、北朝鮮への経済支援は日本がやれということになることも考えられる。これは日本はなかなか断りにくいだろう。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
流通経済大学教授・龍崎孝 北朝鮮・金正恩委員長は“稀代の戦略家”?“核保有”が米朝対話の絶対条件 金正恩の戦略は、核を放棄することと引き換えに在韓米軍の撤退と経済支援を取るというもの。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
龍谷大学教授・李相哲 北朝鮮・金正恩委員長は“稀代の戦略家”?“核保有”が米朝対話の絶対条件 北朝鮮は核はおそらく放棄しない。核を保有したまま将来は作らないという方向。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
龍谷大学教授・李相哲 異例づくしの南北会談・北朝鮮・正恩の戦略を読み解く 去年のようにずっと強硬姿勢を貫けば米国から攻撃される恐れがある。それを回避するには自分達が変わったふりをする必要があった。今の状況は北朝鮮の演出。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
早稲田大学教授・中林美恵子 異例づくしの南北会談・北朝鮮・正恩の戦略を読み解く 北朝鮮の最後の目標は米国と平和協定を結べるかどうかということ。その前になんとか韓国と国際社会を自分達の見方につけたかった。融和ムードをここで思いきって醸し出してなんとかトランプ大統領の首根っこをつかみたいと考えている。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
流通経済大学教授・龍崎孝 異例づくしの南北会談・北朝鮮・正恩の戦略を読み解く これまでも南北首脳会談は2回あったが、これまでと決定的に違うのはトランプ大統領という特異な大統領が米国に出現したことと、事実上核を保有したこと。この状況を巧みに使っている。
2018/04/28 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]
東京大学大学院・井上達夫教授 激論!南北首脳会談実現 軍に対する北朝鮮・金正恩委員長の統制力を確保する点でも核は手放せない。行動対行動の原理でやると例えば数年前、拉致問題もこのやり方でやろうとして、結局途中で北朝鮮がこれをやっても相手がやらないということもあり消えてしまった。トランプはそのやり方ではだめだということを学習して包括的に一気にやれという方針できている。
2018/04/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・片山さつき議員 激論!南北首脳会談実現 日本には朝鮮国連軍の後方司令部を置いており、地位協定の12か国の当事者。国連軍の旗が日本にあるかないかというのは非常に大きな意味を持つ。
2018/04/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学・森本敏総長 激論!南北首脳会談実現 韓国が3者ではイニシアティブを取りたいが、本来であれば6か国協議の議長国である中国はそれは阻止したいと思っている。問題は韓国が休戦協定の当事国ではないこと。休戦協定は国連軍と北朝鮮なので、国連にやIAEAに入ってもらう新しい枠組みを作ることが必要。休戦協定がなくなった場合には90日以内に国連軍地位協定が消滅する。これを交渉して更新しないといけない。そこを考えないといけない。
2018/04/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
クレディスイス証券チーフマーケットストラテジスト・市川眞一 南北首相が「板門店宣言」に署名 文在寅大統領にしても、トランプ大統領、安倍総理にしても期限がある。ところが金正恩委員長には期限がない。この時間の違いで、2人が足元の功を焦る。そこをうまく金委員長に利用されてしまう可能性がある。歴史的というのは北朝鮮の非核化を達成して初めて使える言葉。
2018/04/27 テレビ東京[ワールドビジネスサテライ ト]
解説委員・出石直 南北首脳会談・成果と課題 単なる口約束や努力目標だけではトランプ大統領は首脳会談にすら応じない可能性が大きい。ただこれは金委員長も文在寅大統領も、十分に分かっている。今回の南北首脳会談は、米朝首脳会談に向けた地ならしという意味合いもある。金委員長が今後、トランプ大統領を納得させるだけのさらなる決断ができるかどうかがこれからの大きな焦点となる。
2018/04/27 NHK総合[時論公論]
解説委員・出石直 南北首脳会談・成果と課題 単なる口約束や努力目標だけではトランプ大統領は首脳会談にすら応じない可能性が大きい。ただこれは金委員長も文在寅大統領も、十分に分かっている。今回の南北首脳会談は、米朝首脳会談に向けた地ならしという意味合いもある。金委員長が今後、トランプ大統領を納得させるだけのさらなる決断ができるかどうかがこれからの大きな焦点となる。
2018/04/27 NHK総合[時論公論]
解説委員・出石直 南北首脳会談・成果と課題 これまで核開発を政策目標に掲げ、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返してきた北朝鮮が首脳会談という正式な場で非核化に向かって努力すると宣言したことは一定の評価に値する。ただ、核のない朝鮮半島を目指すというのは、2005年の6か国協議の共同声明や2007年の南北首脳会談の共同宣言にも盛り込まれているもの。これは目新しいものではない。今回も非核化はあくまでも努力目標という位置づけ。具体的に非核化をどんな手順で、いつまで、完全な核の放棄を誰がどうやって確認するのか、重要な点については一切触れられていない。共同宣言を読むかぎりでは、単なる努力目標にとどまってしまったという心配はある。
2018/04/27 NHK総合[時論公論]
早稲田大学商学学術院・客員教授・辻村清行 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>かえる飛びの中国経済 おそらくデジタル社会の向かっている方向は、米国よりも中国の方が速い。中国はキャッシュレス社会になってきている。これはインターネットがしっかりと働いているからこそ出来る事。特に個人データをどう扱うのかが本質的な問題。
2018/04/27 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>コンピュータサイエンスの進化 デジタルエコノミー時代を一歩踏み込むとIT米国ビック5(GAFAプラスM)だけで、ほぼ400兆に迫るような時価総額であり、中国の2社(テンセント・アリババ)で100兆円を超え、2つ足すと日本のGDPを凌駕するのではないかという勢いである。これらはNew 7 Sistersと呼ばれている。ここは米中2極になっている。IT技術は標準化技術で誰でもいつでもどこでもアクセスできるオープン性に意味があるが、New 7 Sistersがドミナントに囲いこんでいる。その背後にはITだけでなくファンドをはじめ様々なFT(金融工学)が関わっている。IT技術と金融工学がドッキングするような形で時価総額がものすごい勢いで肥大化している。
2018/04/27 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
ジャーナリスト・木村太郎 金正恩党委員長・初訪韓・夫人が晩餐会出席へ 今回の南北首脳会談は統一がテーマになっている。非核化も全部統一にくっついている問題。統一が目的であり、非核化はそのための手段にすぎない。
2018/04/27 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]
ジャーナリスト・辺真一 歴史的瞬間・北朝鮮最高指導者が初めて38度線越え・韓国側へ 両首脳は、北朝鮮の非核化、恒久的な平和構築、南北関係改善の発展の3つを中心に話した。3つに関して共同宣言、合意の中に盛り込まれる。北朝鮮の非核化については共同宣言に盛り込まれる可能性が非常に高い。非核化のロードマップについてはトランプ大統領との会談まで持ち越しとなるだろう。
2018/04/27 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
ジャーナリスト・木村太郎 歴史的・金正恩党委員長・初訪韓も・ジョーク連発会談 南北境界線を行ったり来たりしたことに意味がある。軍事境界線は53年の休戦協定でできたものだが、そんなものは必要なく、我々がその気になれば簡単に超えられるというメッセージ。それは米国に対するメッセージにもなっている。休戦協定には韓国は絡んでいないため(破棄することは)できないが、統一にいくためのひとつの布石として違う形での宣言に入ってくるのではないか。
2018/04/27 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]
元駐韓国全権大使・武藤正敏 南北首脳会談・朝鮮戦争「終結」の可能性は 朝鮮戦争が終結したという宣言はできるのかもしれないが、平和協定にするとなると在韓米国軍司令部を解体するという話も出てくるし、在韓米国軍の撤退という話も出てくる。さらに国境線の画定という話も出てくるので、韓国だけで議論できる問題でもない。これは朝鮮半島の平和と安定にものすごく大きな影響を与える話。具体的な平和協定締結という話になるのであれば米国、日本その他の国ときちんと相談してもらわないといけない。
2018/04/24 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
教育評論家・水谷修 南北首脳会談・朝鮮戦争「終結」の可能性は 拉致被害者を返してくれるのかどうかや、核・中長距離ミサイルを完全に放棄するのかが全く不透明だが、少なくとも一発触発だった状況からは一歩前進した。確かに人権問題を含めて、一方的に核開発に突き進んだ北朝鮮に正義はないかもしれない。正義の名の下に戦争を始めることは比較的に簡単かもしれないが、もし南北が戦争に入った場合には命や財産を失う人間が数百万人出てくる。それを考えればいかに不正義であっても交渉を続け経済援助をしながらも時間をかけて平和的解決を狙うのは外交的にありのなのではないか。
2018/04/24 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
笹川平和財団・小原凡司 “中国発の海外軍事拠点”が「海を支配」? 日本や米国、フランス、イタリアの基地はほぼ飛行場の周りにある。航空機を運用してテロリストに対する資金援助、武器援助、人の流れを監視している。フランスも一部持っているが中国の基地は海沿いに離れて設置されており、恒久的に使えるような建物を建設している。警備が非常に堅い港に隣接していることを考えると海軍のオペレーションを考えるための基地と思われる。
2018/04/23 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
笹川平和財団・小原凡司 中国・なぜ今?「中国空母・遼寧」軍事訓練が活発化 中国で海軍の範囲を拡大しろとの指示がでたのは85年。これから第一列島線までいったのが2010年ぐらい。最近になって米国が攻撃型原潜の能力を強化している動きや海上自衛隊の動きを見て第二列島線まで中国海軍の対潜水艦の行動を拡大しなければならないということを言い始めている。
2018/04/23 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
笹川平和財団・小原凡司 中国・なぜ今?「中国空母・遼寧」軍事訓練が活発化 北朝鮮が核・ミサイル開発をいったん中止、核実験場も廃棄すると表明したことについは米国を中心に中国もかかわっている。北朝鮮の核兵器問題について中国はまだ楽観的には見ていない。米朝首脳会談が開かれた後、実際に北朝鮮の核兵器が放棄をされて非核化がされ問題が解決するとは中国は思っていない。3月末に金正恩が初めて訪中したが、その後も中国は北朝鮮に対する経済制裁の項目を改めて米国との協調姿勢を保ったままでいる。このことからもこの問題が簡単には解決しないことがわかる。中国はその先に米国の軍事力行使があるかもしれないと考えている。
2018/04/23 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
笹川平和財団・小原凡司 中国・なぜ今?「中国空母・遼寧」軍事訓練が活発化 中国にとって台湾を統一することは諦めることのできない目標。2020年までに鄧小平氏が指示していた皆がある程度豊かになれる社会が完成するということになり、今それ以降の時代を中華新時代と言っている。ただ、台湾を含めた領土の統一は鄧小平の指示でもあるので2020年までに中国は台湾への圧力を高めていくとみられる。ここにきてトランプ政権が中国がやろうとしていることに対し非常に強い態度に出始めている。中国が恐れているのはトランプ政権が軍事力の行使を躊躇しないことをシリア空爆や北朝鮮への軍事圧力の強化などで見せ始めていること。中国周辺の安全保障環境が変わり、中国の国際的経済活動を妨害する動きも出てくるかもしれないために海軍の増強を急いでいる。
2018/04/23 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
静岡県立大学准教授・奥薗秀樹 <時事論考>融和ムード一色・日本の対応は? 日本でできることは現時点では限られている。小泉元首相の時は米韓関係がぎくしゃくしていたためソウルを使って北朝鮮にアプローチできず、小泉と蜜月関係だったブッシュ元大統領との構図があり日本の価値が高かった。今はムンジェイン政権が対米関係の橋渡し役として機能している。北朝鮮からみた対日関係は、すでに日朝平壌宣言で言及されているが、過去を清算するための経済支援が国交正常化に当たり、なされるのがインセンティブになる。非核化が具体的に動き出せば、米朝、日朝国交正常化が俎上にあがりその段階になれば日本にも大きな役割が果たせる可能性が出てくる。
2018/04/22 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
静岡県立大学准教授・奥薗秀樹 <ニュースの核心に迫る!“時事論考”>“悲願の南北統一”現実度は? 韓国は法的には停戦協定の当事者ではない。停戦協定に調印しているのは北朝鮮、中国、米国。過去2度の南北首脳会談と決定的に違うのは南北関係を劇的に変えていこうとするものではなく、核を持ち、米国を攻撃できる攻撃を持ちかけている北朝鮮を相手にしている。南北関係を改善するというよりは米朝の間で非核化に向けた成果を上げる為のお膳立てをする場として意味がある。
2018/04/22 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
南山大学教授・平岩俊司 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 今の所、まずは朝鮮戦争休戦協定をということだから、4者(米中と南北)になる。ただ、これを定着させていくためには当然、日本、ロシアも関わってこないといけないので、6者ということになる。長い時間をみながら日本側として対応していく必要がある。北朝鮮が完全に核放棄を約束しているわけではないので、慎重に1つ1つ丁寧に進めていく必要がある。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・薮中三十二 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 北朝鮮の核問題は日本が当事者だという意識がものすごく必要。これから多分起きることは、米朝首脳会談で原則合意のようなことで原則非核化というような格好にトランプはしていくと思う。問題はその後に原則非核化が本当の非核化になるのかどうかということ。多分、これには時間が相当長くかかる。そこに日本は当事者として入りこまなければいけない。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 米国とロシアの関係は悪化している。外交官を追放したりシリア問題でも対立している。一方で日本はロシアとのチャンネルを持っている。5月末に安倍首相がロシアに訪問するかもしれない。北朝鮮問題を動かす上では、いずれかの段階ではロシアの協力が不可欠となってくる。ロシアとのパイプを日本がきちんと作っていくことは重要。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・薮中三十二 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 日本はある意味で巨額の経済協力をやるというボールを持っている。そのために拉致問題が解決すれば大変な経済協力をやるということを明確に打ち出していくべき。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 米国にとっては米国人人質の解放が1番の優先事項。トランプ大統領の発言は心強いが、少しドライな見方をすると日本の首相を目の前にして拉致問題を取り上げないとはさすがに言えなかったため拉致問題を取り上げた。実際に金正恩と対面した時に相手方からこの問題は解決済、あるいはこの問題は日本と話をするから黙っておいてくれと言われた時に、トランプ大統領はそれを押し切ってまで北朝鮮と拉致問題を話すかどうかはわからない。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く いきなり在韓米軍を完全撤退させるというのはあまりにもリスクが高いが、部分的に縮小するというのであれば、それはあり得る。ただし、今回の北朝鮮の対話路線への突然の転換というのは、北朝鮮の罠ではないかという疑念がワシントンには強く、いきなり米国からの大きな譲歩というのは考えにくい。米国としては米国主導にある程度期限を区切って、その間で北朝鮮に対して完全な核廃絶に向けて具体的な行動を求めていく。それを見た上で米国側が譲ってゆくという姿勢を想定する方が現実的。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
東京大学教授・小原雅博 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く これまで中朝関係は厳しかったが一転して蜜月を取り戻したような形になってきて、北朝鮮に対する影響力というものを習近平が取り返した。中朝関係は1つの大きなこれからの軸になっていく。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・薮中三十二 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 中朝があって、これから南北がある。いよいよ米朝という時に日本はどこにいるんだという話。そこに日米首脳会談が入り、日本のプレゼンスは示せた形。米国の中でトランプ大統領に物を言う人がいるのかどうかといえばそれは疑問で、少なくとも安倍首相は言える立場にあり、すり合わせすることができたので良かった。ただ、ずっとこれから米朝首脳会談に至る課程で日本が核の当事者でなければいけない。今回の1回きりの日米首脳会談のすり合わせということではなく、まさに実務的にも色んな形で日本はすり合わせに直接入っていかなければいけない。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 今回、なぜ北朝鮮がこの発表をこのタイミングで行ったのかが興味深い。もしかするとこれは米国側から米朝会談に際する前提条件で、それに北朝鮮が応えた可能性がある。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
東京大学教授・小原雅博 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 中国がこれまで提唱してきた核ミサイル実験の停止と米韓合同軍事演習の停止という2つの停止に沿った形であり、ある意味で今回の北朝鮮発表はトランプ大統領だけでなくて習近平に対するメッセージも含まれている。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 日米首脳会談・北朝鮮表明を読み解く 核実験場の廃棄は見せかけであり、今回廃棄すると発表した核実験場はかなり前から破壊され、使用が難しいと言われている場所。さらには別の核実験場もあるので国際社会はこの辺りをしっかりと監視していくべき。北朝鮮は自分たちの核保有を前提として核の先制使用はしないであるとか、移転はしないとかいうようなことを主張しているが、同じような主張を2年前の第七回朝鮮労働党大会でも言っている。核ミサイルに関して北朝鮮の基本姿勢は変わっていない。
2018/04/22 NHK総合[日曜討論]
寺島実郎 米朝会談“拉致”提起で合意・通商めぐり日米首脳に溝 日本はもともと米国と日米二国間のFTAをやろうとしていたのに日韓FTAで打ち止めにされてしまったところからTPPをやらざるを得なくなったという経緯がある。トランプ政権は安全保障と貿易とをはっきりリンクさせてきており、二国間だとトランプが言っているのであれば、二国間で正面から向き合えるだけの態勢と準備をして正面戦に出るぐらいの気迫を持っていないとこの局面は打開できない。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 米朝会談“拉致”提起で合意・通商めぐり日米首脳に溝 安倍総理は暴走するトランプ列車にしがみついて蜜月を装っている印象が強い。米国からすれば拉致の問題などでこの程度やっておけば日本は満足するだろうという思惑で動いている。北朝鮮問題を含むアジアに対して構想力・ビジョンをもって向き合うことが必要。拉致と輸入制限だけお願いしに行くしかない米国の都合のいい友人ではなく、きちっとした主張とこだわりをもった友人に日本が変わっていけるかどうかが大変重要なところ。沖縄の基地、地位協定、オスプレイ、中東に対する米国のスタンス、ロシアに対する問題など本当に米国と正面で議論すべきことがまだ議論されていない。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 米朝会談“拉致”提起で合意・通商めぐり日米首脳に溝 結果として日本は(FTAで)軍事装備と農産物で大幅な妥協を迫られる可能性がある。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 北朝鮮・金正恩党委員長発言・信用できる?弾道ミサイル・核実験中止・真意 北朝鮮で核兵器を放棄するのかどうかと言えばそれは非常に難しい。
2018/04/22 フジテレビ[報道プライムサンデー]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦 北朝鮮・金正恩党委員長発言・信用できる?弾道ミサイル・核実験中止・真意 北朝鮮が核を持っていることを宣言することを絶対に認めてはいけない。最終的なところで妥協しないように日本は米国をつかんでおく必要がある。
2018/04/22 フジテレビ[報道プライムサンデー]
寺島実郎 朝鮮半島“非核化”の行方・南北首脳会談が試金石? 北朝鮮のシナリオが見えてきた。核実験中止とは言っているが、むしろ核兵器を持つことを固定化する動きで、兵器化が終わったから核を持ち続けるということ。米国にとっては非常においしいシナリオなのでトランプが飛びついているが、大陸間弾道弾はやめるが、中距離・短距離ミサイルは持ち続けるという意味でもある。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 朝鮮半島“非核化”の行方・南北首脳会談が試金石? 必ずしも楽観視できない動き。ネオコンであるボルトンやポンペオが閣僚の中に入り込み、トランプ政権を主導している。北朝鮮政権も体制を維持というところで非核化についてきちっと言っていない。今は二者択一で日本の安全保障を考えた場合、非常に危ない状況も想像しておく必要がある。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 朝鮮半島“非核化”の行方・南北首脳会談が試金石? いよいよ米朝会談へのプロセスが動き始めているが、気を付けるべきなのはトランプ政権がポンペオまで訪朝させて、米国人人質を解放させるとなると米国人にしてみれば拍手喝采のシナリオで、本土に飛んでくるリスクのある大陸間弾道弾までやめさせたとなれば、トランプは相当前進したということで中間選挙に向けてアピールすることもできる。日本にとって重要な中距離・短距離ミサイルの問題や、日本人拉致問題の進展がどうなるのかを注視していく必要がある。
2018/04/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・池上彰 イチからわかる米朝首脳会談 米軍は撤退し朝鮮半島が北朝鮮軍と韓国軍だけになれば、韓国軍はこれまで以上に米国から大量にミサイルやいろいろな兵器を買うこともあり得る。北朝鮮は米国さえいなければいずれ韓国は自分ものになると思っている。
2018/04/21 テレビ朝日[池上彰のニュースそうだったのか!! 特別編]
時事通信社特別解説委員・田崎史郎 財務次官セクハラ問題・対応遅れ…麻生・責任は 財務省のずれを増幅させているのが麻生さん。麻生政権の末期にも麻生さんのいろいろな失言があり、どんどん麻生政権の支持率が落ちていき、国民から見放されたことがあった。あの時の経緯を思い出してしまう。
2018/04/21 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
時事通信社特別解説委員・田崎史郎(VTR) 問題山積みの“安倍内閣”福田次官vsテレビ朝日主張対立 安倍内閣は非常に厳しい状況で、危機的状況と言える。
2018/04/21 フジテレビ[めざましどようび]
元外交官・原田武夫 生解説・なぜシリアが議題に?金委員長の思惑は? 今、シリアは化学兵器を使用したからミサイル攻撃を受けるという話になっている。この化学兵器がどこから来たのかという話で実は国連安保理が北朝鮮の関与を疑う報告書を出している。このままの流れでいくとこうした悲惨な事態を巻き起こした北朝鮮の責任問題になり、下手をするとそれを理由に米国が軍事攻撃に出る可能性もある。現在に至るまで北朝鮮はシリア問題に関して声明を発表していないが、今回、国連が化学兵器の存在を証明しているためトランプ大統領だけの判断でこれはテロに対する戦いということで攻撃できる可能性が出てくる。
2018/04/20 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ジャーナリスト・後藤謙次 日米・通商では両者の思惑にズレ 通商面では日本は(適用除外を)勝ちとれなかったというのが正直なところ。茂木大臣とライトハイザー代表の間に新たな枠組みが出来るが、今回合意ができなかったのでやや苦し紛れに踊り場的な機関を作った。
2018/04/19 テレビ朝日[報道ステーション]
双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦 日米・通商では両者の思惑にズレ 米国との貿易額は輸出が15兆1819億円で輸入が8兆1828億円。日本の立場からするとトータルでみれば日本の黒字額は2兆円ちょっと。全体でバランスをとっているからいいのではないかというのが日本の言い分だが、トランプ大統領からみればちょっとこれはひどくないかという話になる。なんかあるだろうと突っ込まれればなかなか否定しづらい数字。米国政府が議会から取り付けている交渉権限が6月30日になると切れる。日本側としてはこれを待っている。米国側もそれを意識している。爆発しないでうまくいけば日本側がうまくやったという話になる。
2018/04/19 テレビ朝日[報道ステーション]
国際ジャーナリスト・堀田佳男 最新情報・米国CIA長官・金正恩と極秘会談か ワシントンポストの情報によると、4月1日イースターの祝日にポンペオ中央情報局長官が平壌に行き、金委員長と会談した。これは72年にニクソン大統領の時に中国を電撃訪問し、毛沢東と会った時のやり方と同じ。実はその前年にキッシンジャー補佐官が極秘で訪中していた。公表されていないところで首脳会談の段取りが構築されている。ポンペオ氏が布石をしいたのでかなりの高い確率でトランプ大統領と金委員長が会うことになるだろう。少なくともそういう流れが十分に出来てきている。
2018/04/18 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]
出石直解説委員 北朝鮮・非核化への道筋・2つの実現例から 金委員長は非核化の段階を踏むごとに制裁解除や経済支援といった見返りを求めていく段階的アプローチを念頭に置いているとみられる。リビアの非核化は約1年、南アフリカの非核化も2年で完了した。スピードをともなった完全な非核化を実現しなくてはならない。北朝鮮は朝鮮半島の非核化を訴えており、在韓米軍や米国が日本や韓国に提供している核の傘についても何らかの要求をしてくる可能性がある。
2018/04/17 NHK総合[時論公論]
出石直解説委員 北朝鮮・非核化への道筋・2つの実現例から 北朝鮮にとって安全保障上の最大の脅威は米国。韓国には約3万人の米軍が駐留し、有事に備えているが、核を放棄したリビアと南アフリカに共通していたのは安全保障環境の変化だった。リビアは軍事的脅威を解消するため、南アフリカは軍事的脅威が解消されたことにより核を放棄し、国際的孤立からの脱却を果たした。
2018/04/17 NHK総合[時論公論]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>シリア空爆・米朝首脳会談への影響は?・米朝「CIA外交」の行方 日本にとっての北朝鮮の脅威はICBMよりむしろノドンなど。そういうミサイルについて今後日米が連携していけるか、提案できるかが焦点
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <時事論考>シリア空爆・米朝首脳会談への影響は?・米朝「CIA外交」の行方 北朝鮮は今回のシリア爆撃を非常に慎重に見ている。シリアは韓国と国交正常化していない北朝鮮の友好国。北朝鮮はどんなことがあっても米国から攻撃を受けない装置がほしいという思いを強くしただろう。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男 <時事論考>シリア空爆・米朝首脳会談への影響は?・米朝「CIA外交」の行方 米国は場合によっては攻撃するんだという意図をシリア側にも明確に伝え、北朝鮮にも跳ね返ってきている。決裂した場合に攻撃を受ける恐れもあるということも金正恩委員長は考えている。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本大学法学部教授・岩井奉信 <徹底解説・ニュースの焦点>加計学園問題・経産省と総理官邸の知られざる関係 安倍家をたどると父親も通産大臣、岸元総理大臣は通産次官。安倍家と経済産業省は深い流れがある。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>加計学園問題・経産省と総理官邸の知られざる関係 今回の色々な問題も経産省と財務省の確執が問題を生んだのではないかという見方をする人もいる。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本大学法学部教授・岩井奉信 <徹底解説・ニュースの焦点>加計学園問題・注目の総理秘書官…その仕事と権限 今井秘書官は名家の出身で、叔父さんも通産官僚。親戚には日本経済団体連合会会長もいる名門の一族。安倍首相が不遇の時代も支えてきたので信頼されていて懐刀でもある。その一方で陰の総理とも言われる。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本大学法学部教授・岩井奉信 <徹底解説・ニュースの焦点>加計学園問題・注目の総理秘書官…その仕事と権限 当然総理と総理秘書官のコミュニケーションはよくなければならない。難しいのは秘書官を通じて役所に情報を流したり、情報を取ったりもあるが、一方で秘書官というのは役所からのスパイだということも言われたりもする。総理が何を考えているのか、何をしたいのか、官邸の中の話を役所に伝えることもする。そういった面からも総理と秘書官の距離感はなかなか難しい。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元参議院議員・小野次郎 <徹底解説・ニュースの焦点>加計学園問題・注目の総理秘書官…その仕事と権限 総理秘書官は博覧強記でなければだめと言われている。総理を支える一方で、公務員として総理にここはもう少しわかりやすくしてはどうですかと耳打ちするのも総理秘書官の仕事。役所と総理どちらの側に立っているかと問われれば総理の側。
2018/04/15 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 北朝鮮・通商問題…日米首脳会談どうなる!? トランプ大統領は日米貿易摩擦が厳しく米国の産業が日本の輸出で脅かされている時代で止まっている。関税を日本から外さないのは安倍総理大臣が来て『関税を外して』と言ったとき、代わりにFTAをやろうと持ち出そうと思っている。
2018/04/15 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 北朝鮮・通商問題…日米首脳会談どうなる!? 中国のテレビで「こんなに短期間の間に(中朝)首脳会談をアレンジしていただいてありがとうございます」という金正恩の言葉がそのまま流れた。あたかも長い時間をかけて周到な準備をしたかのように見えるが、これは非常に短期間の間に仕組んで何とか形をつけたもの。トランプ大統領が面談を受けると言ってから金正恩は慌てて中国に抱きついたというのが真相。金正恩はまさかあんなタイミングでトランプ大統領が首脳会談を受けるとは思っていなかった。それで金正恩は今まで1回も行ったことがない中国におめおめと頭を下げて助けを求めに行った。中国のリーダーはこういう時に普通は助けないが北朝鮮が非核化するということで助けた。
2018/04/15 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 北朝鮮・通商問題…日米首脳会談どうなる!? 中長期的に見なければいけない世界の大変革局面に入っている。落ち着いて将来を見据える視点を持てるかどうかにかかっている。
2018/04/15 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 北朝鮮・通商問題…日米首脳会談どうなる!? 日本は面白いポジションにいる。いろいろなところに影響力を与えることができるが、特に米国との関係、中国との関係をうまくやらないとかなり損をすることもある。この日米関係、日中関係どちらも日本にとってはチャンスである。韓国とは良くもないがそんなに悪い関係でもない。まわりで思われているほど安倍総理と文大統領の関係は悪くない。
2018/04/15 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際弁護士・清原博 習主席の独裁政権で世界制覇!?中国人が日本の土地を爆買い 米国は外国人でも自由に土地が買えるが、土地の取得の最後で政府が介入でき、米軍基地の付近の土地を中国人の開発ブローカーが買おうとしたが、実際、オバマ前大統領がストップをかけたことがある。政府が最後に待ったをかけられる仕組みが日本にも必要。日本ではどの国の人が土地を買ったかの記録が乗らないため、政府は把握できていない。外国に国を乗っ取られるという前提認識が日本にはない。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 習主席の独裁政権で世界制覇!?中国人が日本の土地を爆買い 万が一日本と中国が戦争状態になった時、日本の土地が中国の戦争に何らかの形で使われる可能性がある。国防動員法が発令されると中国人個人がどう思おうが関係なく、強制的に中国政府のものになる可能性がある。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 習主席の独裁政権で世界制覇!?中国人が日本の土地を爆買い 自衛隊、米軍の基地周辺の土地が日本人が知らないうちに(中国人に)買われている。今後、日本の国防に悪い影響が出てくる可能性がある。中国政府の国策としての買収も入っている。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
国際弁護士・清原博 習主席の独裁政権で世界制覇!?中国人が日本の土地を爆買い 日本人は中国で土地が買えないのに、中国人は日本で土地が買えるのは不平等。WTO・世界貿易機関のルールでそうなっている。日本は日本人と外国人を土地購入で差別しないというルールを結んでいる。逆に中国は中国人も土地を買えなければ外国人も買えない。日本が新しい条約を結んでしまったために起きている。日本は一度所有権をもってしまうと政府が土地を収用できないし、取り上げることができないという問題がある。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
エコノミスト・渡邉哲也 知的財産権の侵害で米中が報復関税・中国の技術力が日本を脅かす!? 米国は鉄鋼とアルミニウムは世界一律に関税をかけた。除外された国はFTAやEPAという自由貿易協定を結んでいる国か、交渉中の国。それ以外の国はすべて関税をかけている。日本が除外されていないという部分だけをクローズアップするのは間違い。ただ、米国が日本に対しFTAを結びなさいという脅しをかけている状況なのは確か。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 知的財産権の侵害で米中が報復関税・中国の技術力が日本を脅かす!? 今まで数十年間、米国は中国の技術が発達し経済が成長すれば中国は西側の価値観を受け入れて民主主義社会になるだろうと期待してきたが、見事に裏切られた。むしろ中国は自分たちの価値観を西洋社会に押しつけようとしている。一方、中国に莫大な投資をした米国は今、国内の雇用を失い、中国に対し莫大な貿易赤字を抱えている。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
ジャーナリスト・福島香織 習主席の独裁政権で世界制覇!?日本は大丈夫なのか?SP 中朝は犬猿の仲だったが、金正恩側が妥協し、中国を頼った。少なくとも過去6年すごく仲が悪かった。金正恩が急に態度を変えたのは米国が思ったより手ごわいとわかってきたから。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 習主席の独裁政権で世界制覇!?日本は大丈夫なのか?SP 習政権を見ていて思うのは徐々に毛沢東時代の暗黒時代に戻っているということ。側近政治が横行して全て習主席が独裁する。国民や国家が彼1人のために翻弄される。政治の粛正、社会の混乱、経済停滞など色々なことがこれから起きる。中国には1億数千万台の監視カメラが整備されており、顔識別システムまで導入され、今の中国国民は常に監視されている。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 習主席の独裁政権で世界制覇!?日本は大丈夫なのか?SP 中国の一部の人の中には民主主義社会よりも独裁者が上に座ることで安定した社会にしてもらった方がいいと思っている人もいるのも確か。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
評論家・石平 習主席の独裁政権で世界制覇!?日本は大丈夫なのか?SP 近代以前は中国がアジアを支配し中国を頂点とした秩序があった。それが近代になり失われた。習主席は「中華民族の偉大なる復興」としてこの失われた秩序を取り戻そうとしている。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
元北京特派員・福島香織(VTR) 習主席の独裁政権で世界制覇!?日本は大丈夫なのか?SP 習主席の権力掌握の目的は今世紀半ばに米国と肩を並べるような現代社会主義強国を作ることで、世界一流の軍隊、共産党の言うことをよく聞き、戦争したら勝てる軍隊をつくること。戦争で勝つと軍隊は指導者の地位を認めて忠誠を誓うようになるということを考えれば、中国が勝てる戦争を仕掛けてくる可能性は十分にある。
2018/04/15 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
福山大学客員教授・田中秀征 国会前で大規模デモ・安倍政権に相次ぐ厳しい声 自分が自分のことを一番よく知っている。国民が納得できる形で安倍総理自らが説明すべき。そうでもしないとこの政権はもうもたないだろう。どんどん土台が崩れてきている状態になっている。1日でも延ばすと税金、時間の無駄使いになる。
2018/04/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BS-TBS「週刊報道LIFE」キャスター編集長・松原耕二 トランプ大統領・ロシアを非難・安保理緊急会合で米国・ロシア対立 米国は最初、国防総省がシリアに増派するといった。今度はトランプ大統領は引くと言った。今度はまた舌の根も乾かぬうちにシリア攻撃に踏み切った。まったく一貫性がない。どういう意思決定プロセスが行われているのかが見えない。
2018/04/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外務事務次官・薮中三十二 トランプ大統領・ロシアを非難・安保理緊急会合で米国・ロシア対立 米国とロシア、イランによる新しい冷戦が起きるのではないかと懸念されたが、実際に行われたのは化学兵器製造施設の限定攻撃。その攻撃も事前にロシアに告知しロシアとの衝突は回避した。非常に限定的な1回限りの作戦で、新冷戦などいうような状況ではないし、アサド大統領が圧倒的な権力をもっている状況は依然として変わっていない。
2018/04/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 トランプ政権・英国・フランスと共にシリア攻撃・手嶋が見抜いた“米国の思惑” 中国も北朝鮮も今度の米朝首脳会談というものが不調に終わればトランプ大統領が武力行使という手段に訴えてくるかもしれないという風に受け取っている。今回の攻撃で米ロの関係が急速に悪化したため、ロシアが米朝会談で北朝鮮側にかなり近寄ることが考えられる。今回のシリア攻撃というのは実は北朝鮮情勢にも大きな影を落としている。今回の攻撃について日本政府は決意は支持するとしているが、行動については支持をするとは言っていない。
2018/04/15 日本テレビ[シューイチ]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 トランプ政権・英国・フランスと共にシリア攻撃・手嶋が見抜いた“米国の思惑” シリアと北朝鮮は、はるかに離れているので一見無関係に見えるが、実は水面下で深く結びついている。北朝鮮の核施設がシリアに輸出されている。米国の同盟国でもあるイスラエルは2007年にシリアを空爆したが、この事実を10年以上経って初めて認めた。それが今回の米国の攻撃の予告編だったと専門家はみている。
2018/04/15 日本テレビ[シューイチ]
小泉元首相(VTR) 小泉元首相・安倍首相の“総裁3選は難しい” (安倍首相の)3選は難しい。もう信頼はなくなってきた。何を言っても言い訳。言い逃れに取られる。
2018/04/14 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]
流通経済大学・龍崎孝教授(VTR) <7DAYS REPORTS>「首相案件」文書で国会紛糾・安倍政権の今後は? 5月の連休明けぐらいには自民党あるいは公明党の中から安倍総理退陣すべしとの声が出てきてもおかしくない。一連の不祥事、その他の問題でこの政権が「もっとも重要だ」として出してきた「働き方改革法案」がまだ一切審議をされていない。6月20日の通常国会会期末までもう日にちがなく、どこかで問題に踏ん切りをつけて解決して野党と「働き方改革法案」をちゃんと話し合うタイムリミットは「連休」。ゴールデンウイーク明けに安倍総理の退陣を求める声が高まってくるのではないか。
2018/04/14 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]
能勢伸之解説委員 攻撃内容から浮かぶ“本気度”シリア攻撃を読み解く 国連安保理で拒否権を持っている国が5か国ある。今回の行動にそのうちの3か国(米英仏)が参加した。国連安保理で合意ができない場合、拒否権を持つ3か国でまとまってやる可能性があるという非常に強いメッセージを今回の軍事行動は示した。
2018/04/14 フジテレビ[FNNプライムニュース イブニング]
政治ジャーナリスト・泉宏 どうなる?今後の財務省 安倍政権は財務省に対してあたりが厳しかった。とにかく財務省は10%消費税というものが命題としてあったので安倍総理の機嫌を損ねないようにという意識がどうしてもあったし、これはだめだとか言えない部分が確かにあった。
2018/04/14 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
元外交官・キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦 米国・シリア攻撃に言及・ロシアとの関係どうなる 5月12日はイランがちゃんと核合意を履行しているかどうかを示さないといけない日。北朝鮮との関係で何か話し合いをして合意ができるとしても、それがイランとの核合意すら維持できないような状況になった場合に米国は本当に北朝鮮との合意に達することができるのかを考えると米朝首脳会談についてもなかなか状況は難しくなってきている。
2018/04/14 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
元外交官・キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦 米国・シリア攻撃に言及・ロシアとの関係どうなる シリアで米国が行動を起こすことの結果については良くても悪くても北朝鮮に対して一種のメッセージを送ることになり、その意味で北朝鮮とシリアは関連している。米国からすればシリアの問題を当面やっていくが、中長期的に北朝鮮に対するインパクトを感じながら話を進めていくことになるだろう。
2018/04/14 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談の行方 金正恩は情報の閉鎖空間の中で自分の国民に対しては非核化に向けて北朝鮮が動こうとしているなどということは一切語っていない。ここのギャップが「朝鮮半島の段階的非核化」という言葉に集約されている。仮に非核化でテーブルにつくにしても北朝鮮がテーブルにつく非核化の文脈とトランプの非核化は北朝鮮が核放棄するのだと先回りして了解している部分でずれがある。
2018/04/13 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談の行方 今回もあくまでも米朝首脳会談を平壌開催にこだわり、トランプ大統領、米国至上主義の首脳が白旗をあげて平壌にやってきたという論理を作り、白旗をあげたのだからお互い歩み寄るという国内宣伝が成り立てば北朝鮮国内でも問題はない。
2018/04/13 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談の行方 北朝鮮の計算が狂い始めている。トランプ大統領が、まさか今年中、それも5月か6月中に米朝首脳会談をすると言い始めるとは北朝鮮は夢にも考えていなかった。そのために急遽中国を訪問しないといけなくなった。そのため北朝鮮の論調にブレや変化が見られる。
2018/04/13 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <今週の勘どころ>北朝鮮 日本人として朝鮮半島で確認しておくべきこととして北東アジアの政治力学の中で、常にこの朝鮮半島はもみつぶされてきたということは知っておくべき。1259年にモンゴルによって攻め落とされた高麗王朝は、4分の3の血がモンゴル人だった。相当長い間、朝鮮半島はモンゴル化という流れの中にいて、それに対する反発もあり、その後の李王朝は脱モンゴルを掲げて生まれた。李王朝は、日本が日韓併合をするまで続いたが、中華帝国の中心にある中国よりも中華という価値を守り抜いていた。その李王朝を、1910年に日韓併合という形で日本が統治した。戦後、朝鮮半島が独立をして、1948年という年に現在の北朝鮮が、ソ連の傀儡政権のような形でスタートをした。
2018/04/13 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>北朝鮮・対話路線変更の背景 特に昨年秋の共産党大会や先日行われた全人代で習近平政権の異様なまでの強権化ということが言われはじめている。習近平は香港、台湾をたどり東アジアに対する第二期政権下で大きな実績を上げ、第三期、長期政権化さえも狙っている。北朝鮮という国には中国とは非常に複雑な歴史的背景を持ち、中国に対するある種の緊張感というものを持っている。米国に向き合うと同時に中国に対する意識というものが、大きく北朝鮮を変えているということがある。特に南北会談に向けて朝鮮半島の問題は、朝鮮民族で解決をしていこうというメッセージが強く出てくるが、これは米国の圧力を排除するというメッセージだけでなく、中国からの圧力に対する自分達の思いも込められている。
2018/04/13 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
富坂聰 中国が台湾海峡で“軍事演習”へ 台湾というのは中国にとっては最終目標。この演習で事態を激化させたいとか台湾に急激なプレッシャーをかけたいとかそういう意図はない。台湾にやんわりとしたプレッシャーがかかればいいということだろう。
2018/04/13 フジテレビ[プライムニュース イブニング]
デーブスペクター シリア化学兵器疑惑・入り乱れる各国思惑 トランプ大統領はその日その日の思いつきでしゃべっている。十分に側近や専門家と相談していない。ビジョンもプランも何もないので何をするかわからない。本人すらわかっていない。
2018/04/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ジャーナリスト・末延吉正東海大学教授 シリア化学兵器疑惑・入り乱れる各国思惑 米国はいつもシリアを中心とした中東と北朝鮮の2正面を見ていて、どちらかというと中東へ目を向けがち。このところアジアに目を向け始めていたのに、イランやロシアが出てきたため、シリア問題でまた中東に目を向け始めている。トランプ大統領はロシア疑惑の問題を抱えているので余計ロシアに厳しくいかないと国内、中間選挙がもたないということもある。来週安倍総理がマイアミで日米首脳会談をやって拉致問題を米朝でやってほしいと言いに行くのに、アジアが抜けてきて非常に心配。
2018/04/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ジャーナリスト・後藤謙次 財務次官にセクハラ疑惑・調査・処分せず口頭注意 麻生大臣の一連の動きに対する感度の鈍さにあきれる他ない。大臣としては人事権を行使する場面だが森友学園問題では国税庁長官ポストが空席。財務省は政策的にはどうだったか。仮想通貨の問題でも失敗も多い。第2次安倍内閣になってからは経済産業省主導型の経済政策運営が続いている。
2018/04/12 テレビ朝日[報道ステーション]
コリアレポート編集長・辺真一 米朝首脳会談どうなる?カギ握る組織とは 去年5月にCIAが新たに北朝鮮の情報を収集する特別組織コリアンミッションセンター(KMC)というのを設置した。ここのトップが在米韓国人のキムソンヒョン(米名:アンドリューキム)で、この人間が実務者として韓国・北朝鮮との間で動き、ユーフン、キムヨンチョルのコリアンラインで一連の南北会談、米朝会談もセットされてきた。
2018/04/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・春名幹男 米朝首脳会談どうなる?カギ握る組織とは 平昌五輪開会式にペンス副大統領が出席したが、その時に北朝鮮側と会わないかという話を出してきたのは韓国側の情報機関。韓国の情報機関が情報を入手してCIAに伝えた。今回、米国国務省ではなくCIAが主導権を握る形で、ポンペオ氏がキーパーソンとなってこの話を進めてきた経緯がある。
2018/04/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 米朝首脳会談どうなる?カギ握る組織とは トランプ大統領が平壌に行くというのはないだろう。日本訪問の時でさえ専用機を含めて事前に入念な準備をして、すべての場所をチェックしてセキュリティが大移動してくる。平壌で事前にホワイトハウスが動けるのかという疑念もある。
2018/04/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一 米朝首脳会談どうなる?カギ握る組織とは 米朝でいつまでに非核化を実現するのかという話はまだ詰まっていない。会談の場所もまだ決められないでいる。北朝鮮の方から会いたいのであれば金正恩委員長が米国に来れば済む話だが、北朝鮮は平壌での開催にこだわっている。これにはトランプ大統領としても簡単には応じられない。トランプ大統領は会談が6月にずれこむような発言をしているが、北朝鮮としても慌てる必要がないと思っている。6月にもつれこむ可能性は大きい。
2018/04/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ジェトロ理事・野口直良 <グローバルアイ>モディノミクス5年目の課題 AIの発達によってインド人の得意とするプログラミングが自動化されるという予測があり、今後、インドには厳しい状況がある。しかし、日本では17万人以上のエンジニアが足らないと言われている。その意味では日本とインドの協業の場がたくさんあると思われる。
2018/04/09 BSジャパン[日経モーニングプラス]
国際政治学者・藤井厳喜(VTR) 核放棄のカギは在韓米軍撤退!?日本は大丈夫なのか? (もし韓国から米軍が撤退すれば)文大統領というのは大変な親北朝鮮の信念の持ち主なので、北朝鮮が優位なうちに南(韓国)を吸収合併するような形の南北の統一交渉が進んでいくのではないか。北朝鮮が一番怖いのは米軍で韓国軍をそんなに恐れているわけではない。韓国軍軍人も本音を言えば「米軍がいるから抑止力になっていて、韓国軍だけでは韓国を守れない」と言っている。北も南も反日だが、北のほうがより激しい反日なので、朝鮮半島が統一されると日本の国防最前線はいまの38度線から対馬海峡に移るのではないか。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
国際政治学者・藤井厳喜(VTR) 核放棄のカギは在韓米軍撤退!?日本は大丈夫なのか? 北朝鮮が自分の国の核兵器を放棄すると本気でやるとすれば、北朝鮮が究極的に米国に求めることは米軍の韓国からの撤退。トランプ大統領から言えば「北朝鮮に核兵器を放棄する代わりに米軍を韓国から撤退させる」というカードを切る可能性は十分ある。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
早稲田大学教授・中林美恵子 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? 米朝首脳会談前に合意できない内容が出てきたり、11月の中間選挙で米国・トランプ大統領がみそをつけてしまうような内容が出てきた場合には米朝首脳会談を蹴る可能性がある。その場合は軍事的圧力や経済制裁を再びやることになる。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
軍事ジャーナリスト・潮匡人 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? 決裂すれば最終的には軍事オプション選択の可能性が高まる。それ以前の段階で中国を含めた経済制裁が異次元のレベルまで高まる可能性もある。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
法政大学教授・萩谷順 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? 日本は今の段階では蚊帳の外でよい。いずれ日本はつけまわしをされる。下手なコミットメントをするよりはじっと見ていて日米会談でそのあたりトランプさんを操縦してもらって日本国民に迷惑がいかないようにすべきだろう。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
早稲田大学教授・中林美恵子 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? トランプ大統領は強硬派の閣僚を寄せ集めてはいるが、この人たちの意見を鵜呑みにする大統領ではない。テレビ番組のリアリティーショーのように皆をびっくりさせなければいけないと思っている。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
軍事ジャーナリスト・潮匡人 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? 例えば多くの専門家が北朝鮮には20~30の核兵器があるのではないかと言っているが、本当のところは誰にもわからない。実際には30あっても北朝鮮が実は15だと主張し、全部廃棄したと主張すれば残り15をどこかに隠してもわからない。そういうことがないように名実ともに完全に検証可能で後戻りできないものを米国は条件として求めている。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
早稲田大学教授・中林美恵子 注目の米朝首脳会談はど~なる!?問題続出で最悪のシナリオとは? 一気に非核化をするというリビア方式をボルトン大統領補佐官が主張している。段階的削減を要求する北朝鮮との隔たりは非常に大きく、米国が姿勢を変えなければ北朝鮮と米国が合意するポイントは見つからないだろう。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
法政大学教授・萩谷順 北朝鮮問題で日本は蚊帳の外!?首脳会談ラッシュで主導権はど~なる? ロシアにとって警戒すべき相手は4000キロの国境を接している中国。中国人労働者がシベリア開発に労働者としてほとんど無許可で国境を越えていっぱい来ている。場合によってはシベリアが中国になってしまうぐらい中国人が多い。そういう恐怖感をロシアは持っている。そういう流れでロシアが北朝鮮問題に必ず出てくるとまた6か国協議の繰り返しになる。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 北朝鮮問題で日本は蚊帳の外!?首脳会談ラッシュで主導権はど~なる? 地政学的な理由で中国とロシアが一生懸命北朝鮮を水面下で支えている構造の中で、制裁自体があまり効かなくなっている。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
早稲田大学教授・中林美恵子 北朝鮮問題で日本は蚊帳の外!?首脳会談ラッシュで主導権はど~なる? 北朝鮮は制裁でまだ困っている状態とはいえない。もっと締め上げたら将来困るかもしれないということである程度動いた可能性がある。軍事的圧力に関しては本当にやられるかもしれないという危機感が高まっていた。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
早稲田大学教授・中林美恵子 北朝鮮問題で日本は蚊帳の外!?首脳会談ラッシュで主導権はど~なる? 米国にとっては今はやっかいな状況になった。段階的に非核化し、ひとつひとつの行動で少しづつやればいいと主張している中国やロシアのような国が入りこんできて米朝だけでやった場合には米国の主張が通りやすかったのが、今では難しくなっている。今までの6か国協議では結局、非核化に成功していない。
2018/04/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
ジャーナリスト・青木理 <風をよむ>~“米国・中国はどこへ?”~ 北朝鮮の問題では韓国を中心に中国も米国も北朝鮮もいろいろな思惑で動き始めているが、日本は何の存在感も示せていない。プーチン大統領との関係もいいとわれるが、北方領土も何も進まない。拉致問題も進まない。今の政権の外交について評価する向きもあるが、実は対米追従の無策なのではないかというあたりが最近少し見えてくるようになった。
2018/04/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学海外事情研究所・富坂聰教授 <風をよむ>~“米国・中国はどこへ?”~ 米中関係に大きな変化が起きるとすれば、一番大きいのは北朝鮮が中国が想定している以上に米国に接近すること。北朝鮮はどこかのタイミングで米国に対し距離を詰めていく可能性があり、その時は米国から見た時には中国をけん制する意味の役割を北朝鮮が果たすことになる。それは中国にとっては大変なこと。
2018/04/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 <風をよむ>~“米国・中国はどこへ?”~ 米中関係は殴り合ってるように見えて、その実こすり合っている。米国の国債の1兆2000億ドル分ぐらいは中国が持っていて、そのカードを中国は切っていない。米中は大国主義的な対応をもっていて、中国にとっては北朝鮮などというのは周辺国問題に過ぎない。日本としては中国の強大化していく流れにどのように向き合っていくのかということが大事。
2018/04/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学海外事情研究所・富坂聰教授(VTR) <風をよむ>~“米国・中国はどこへ?”~ 中国を抜きにして、朝鮮半島の問題が米朝だけで決まってしまうことは中国としては絶対に避けたい。金正恩委員長を迎え入れることによって中国がプレイヤーとして失いかけていた存在感を再び取り戻したことが一番大きい。
2018/04/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
経済財政諮問会議議員・高橋進 金融緩和5年・米中貿易摩擦・どうなる日本経済 アベノミクスと言った時には金融政策のことだけではなくて、経済再生も入っている。安倍政権はデフレ脱却と経済再生と言ってきた。経済再生の面でどうかということを問われる。まだ根強い将来不安がある。少子高齢化に伴う社会保障の不安。人口減少の中で日本経済は成長できないのではという衰退論がある。ここを打破することがアベノミクスの最後の目的。
2018/04/08 NHK総合[日曜討論]
法政大学教授・水野和夫 金融緩和5年・米中貿易摩擦・どうなる日本経済 アベノミクスはほとんど期待できない。賃金が上がらないことが1番の原因。政府が2014年に稼ぐ力と仰って、企業にROEを最低でも8%を目指せとしているが、この3月で8%を達成したはず。この上さらに15%を目指せと言っている。そうすると付加価値の名目GDPの成長率が3%を達成できたとしてもほとんど企業収益の方に回るだけで、賃金ベースではこれから5年間もほとんど増えず、むしろ逆に更に下がってくる可能性が高い。稼ぐ力と賃金3%と名目成長率3%、ほとんど実現不可能な政策を掲げている。
2018/04/08 NHK総合[日曜討論]
寺島実郎 オスプレイが横田基地に配備 米国に対し何も言わない。言えない日本。多分、日本人は北朝鮮とか中国の脅威から日本を守るために首都圏にオスプレイを配備してるんだというふうに考えがちだが、それは違う。なぜ首都圏に米軍基地があるのかといえばそれは日本軍国主義の復活を抑え込む瓶の蓋論という本音が米国の中にあるためだ。17日に日米首脳会談があるが、こういう問題を正面から提起していくべき時に来ている。
2018/04/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BNPパリバ証券チーフエコノミスト・河野龍太郎 金融緩和5年・米中貿易摩擦・どうなる日本経済 日本銀行は(出口を探すことを)急いでいないということだと思う。黒田総裁からは追加緩和に対する牽制論が出てきている。日本銀行の中でおそらく議論されているのは、追加の緩和は副作用があるから進めない。一方で2%インフレはまだ遠いので今の政策をじっくり続けるというのが日本銀行の主張。
2018/04/08 NHK総合[日曜討論]
法政大学教授・水野和夫 金融緩和5年・米中貿易摩擦・どうなる日本経済 今の2%目標を掲げている限り永久に出られない。今まで年間80兆円国債を買っていたのを公表しないまま自然に購入額を減らして、ゼロ金利はそのまま続けるというのが1番妥当な事実上の出口でそれはもう始まっている。
2018/04/08 NHK総合[日曜討論]
大和総研・チーフエコノミスト・熊谷亮丸 米中報復合戦・次の矛先は・・・日本? 米国としてはなるべく多国間の交渉ではなく、二国間のFTAなどを結んで日本を締め上げたい思惑がある。
2018/04/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
第一生命研究所・首席エコノミスト・永濱利廣(VTR) 対中強硬・ある人物の影響が 米中貿易戦争が本格化した場合には円高・株安が進行し、日本も無傷ではいられない。安倍政権が推し進めるアベノミクスは円安・株高を前提としており、この前提が根底から崩れてしまうため、アベノミクス自体が吹き飛んでしまうぐらいの影響が出てもおかしくない。
2018/04/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
拓殖大学総長・元防衛相・森本敏 シビリアンコントロールの危機 防衛省の中で公文書規則に基づく行政文書というものが情報公開法に基づいて公開されるべきだということについての認識が末端にまでいきわたっていない。
2018/04/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
辛坊キャスター シビリアンコントロールの危機 自衛隊が海外派遣されていた時の記録はそんなに簡単に廃棄していいというモノではない。どこかに体系的にむしろ残っていて当たり前のモノ。出せと言う時に出せるか出せないかの判断はあると思うが、その文書自体がないというようなことはあり得ない。例えば米国のように30年は保存しその後は必ず公開するというようなルールが必要。
2018/04/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
女優・作家・中江有里 シビリアンコントロールの危機 どうしてそんなに早く破棄してしまうのか。1年というのを考え直した方がいいのではないか。
2018/04/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
解説委員・竹田忠 視界不良の働き方改革 ただでさえ人手不足なのに、残業規制が厳しくなれば、中小企業では仕事ができなくなる。このため、中小企業について法案の実施が1年間先送りになり労働基準監督署の指導監督などでは、中小企業については経営状況などに配慮するという付則もつけられた。中小企業の人手不足は深刻だが、大企業との間で規制に差を設けると下請けいじめにつながるおそれがあり、現場で働く人が困ることがないような検討が必要。
2018/04/06 NHK総合[時論公論]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>新社会人に贈ることば 10年後をにらんで日本にとっての大きな課題と思えることの1つは、アジアのダイナミズムにどう正面から向き合うかである。もう一点は、異次元の高齢化社会の到来で、これにデジタルエコノミーのうねりが重なってくる。そのような問題意識を誰よりも強く持って、経営を突き上げ現場を支えていかなくてはならない。
2018/04/06 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <今週の勘どころ>東アジア情勢の変化 北朝鮮をどう制御するのかという大きな流れの中で不気味なまでに中国が動き始めた。中国と北朝鮮の関係は非常に冷却していたが正月に入って以降、北朝鮮が豹変し、南北融和を実現した背景には、中国の強烈なプレッシャーがあった。朝鮮半島全体の非核化を段階的に、条件闘争でもって積み上げていこうという戦略に、今後、北朝鮮は交渉のテーブルについてみせてくる。その一方で米国は大いに外交よりも軍事という布陣にトランプ政権がなってきている。
2018/04/06 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
日本総研・高橋進 イノベーション力向上へ・日本が打つべき手は? 先進国はイノベーションのスピードを競っている。研究活動は才能が必要だが、若手の研究者が仕事に没頭できる環境があって初めて、その人の研究成果も上がるし成長もする。そういう意味でいうと、若手研究者の厚みがイノベーションの鍵となる。
2018/04/05 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
ジャーナリスト後藤謙次 オスプレイ・どんな訓練? 日米地位協定の現実を東京で見せつけられた思いがする。日米地位協定においては米軍が配備する装備、その他について一切日本側の了解は要らない。これは戦後一貫していて、米軍および米軍基地も、そうやって運用されてきた。今回のオスプレイ前倒し配備についてはメディアも直前に知らされるなど米軍がこの情報を秘匿していた。衆院の外務委員会で河野外務大臣は3月11日に通達があったが公表しないでほしいと言われていたと答弁した。この場合、地元への説明はどうなるのか。そここそが政治の出番のはず。
2018/04/05 テレビ朝日[報道ステーション]
河野太郎外務大臣(衆院外務委員会) オスプレイ・どんな訓練? 米国側からは公表に向けて調整が整うまでの間は日本側からの公表を控えるよう要請されていた。
2018/04/05 テレビ朝日[報道ステーション]
学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重 茂木経済再生相に問う・経済再生の道筋と新目標 難しいのは2022年くらいから団塊の世代が70歳を超えてくるので局面が変わってくること。これに対応するためには社会保障の改革の議論をしないといけない。
2018/04/05 BSフジ[プライムニュース]
学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重 茂木経済再生相に問う・米中“貿易摩擦”余波と対応 貿易収支の問題は80年代は日本が圧倒的に多かった。規模感が随分違うという意味では今はあまり気にしなくていい。気になるのはトランプ政権は貿易収支と為替の話を出している。為替については変な方向にいかないように気を付けないといけない。マーケットが変な思惑を持つと困る。
2018/04/05 BSフジ[プライムニュース]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>反米から融和へ変化・米朝会談前の北朝鮮の思惑は 金正恩委員長が今度はトランプ大統領を手のひらを返したようにどういう風に持ち上げるのかが非常に興味深い。金正恩委員長は非常にトランプ大統領を研究しているだろう。
2018/04/04 TBSテレビ[ひるおび!]
早稲田大学教授・中林美恵子 <ひるトク!>反米から融和へ変化・米朝会談前の北朝鮮の思惑は 金正恩は戦略を変えただけで目標としている到達地点は全く変わらない。一体どういう風な内容でトランプ大統領が北朝鮮とのトップ会談で合意するかというのが、大きなカギとなる。
2018/04/04 TBSテレビ[ひるおび!]
筑波大学・中村逸郎教授 北朝鮮会談ラッシュ“次の一手”はロ朝会談? ロ朝首脳会談をやるとすれば、ウラジオストク。ウラジオストクはロシアにとってアジアに出ていく際の窓口で北朝鮮とも国境を接している。ウラジオストクまで天然ガスのパイプラインがサハリンからきているがそこで止まっている。できれば天然ガスをそこから北朝鮮を経由して韓国・釜山まで持っていけるようにしたい。ロシアにはロ朝首脳会談を開催することで、朝鮮半島全体をロシアに取り込んでいきたい思惑がある。
2018/04/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
筑波大学・中村逸郎教授 北朝鮮会談ラッシュ“次の一手”はロ朝会談? 実は北朝鮮の核開発は1950年代に原子力の平和利用ということでソ連から技術援助を受けてからずっと続いてきた。60年もの年月を費やしておりそう簡単に非核化できるという話ではない。やるにしてもロシアの何らかの関与が必要。ロシアからすれば非核化の話が出てきた時にまさにロシアが前面に出ていける決定的なチャンスとしてこれを利用したい、外交カードとして利用したいという思惑がある。
2018/04/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>韓国取材団を締め出しも・・・北朝鮮幹部・異例の謝罪 謝っている本人の金英哲朝鮮労働党副委員長は韓国メディアに仕方なく謝った。変な役目を引き受けてしまったと思っている。この人間はつい先日まで北朝鮮の朝鮮人民軍偵察局長から労働党の偵察総局長まで務めた情報機関のトップの人間。頭を下げるのは半端なことではない。
2018/04/03 TBSテレビ[ひるおび!]
ジャーナリスト・後藤謙次 平壌公演にKポップアイドル・金正恩委員長が異例の言及 金委員長は政治面では南北首脳会談、米朝首脳会談を推進しているが、今度は文化面でも交流を推進するんだというアピールをし、韓国大衆の心をわしづかみにしたいという思惑がある。米韓合同軍事演習が行われているが、映像がまだ公開されていないのはペンタゴンと協議の上でのこと。金委員長は合同軍事演習をやっていても文化交流をできる大国だというアピールをしている。米朝首脳会談に向けた環境整備の一環。
2018/04/02 テレビ朝日[報道ステーション]
コリアレポート・辺真一編集長 北朝鮮・金委員長・融和ムード“満開”の裏で渦巻く思惑 東京五輪招致の際、北朝鮮は東京に1票を投じただけでなく、アフリカの票も何票か持ってきた。この2年間で南北首脳会談、米朝首脳会談が進展し、核・ミサイル問題が解決すれば日朝首脳会談も当然進み拉致問題も動く。この2年の間に拉致問題が解決し国交正常化ということになれば東京五輪開会式に金正恩委員長を呼ぶというシナリオは十分にあり得る。
2018/04/02 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
週刊報道LIFEキャスター編集長・松原耕二 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 核廃棄のプロセスというのは想像以上に長い十年、二十年かかるプロセスが必要。ものすごく忍耐力が必要なプロセスをボルトンとかポンペオなどの最も忍耐力がない政権が向き合うというのが心配。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・岡本行夫 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 日本は1番てこがない国。米国が米朝会談を表面的に成功させなければいけないということで、同盟国・日本の利益に反するようなものを作らないように中国と日本はもっと意思疎通をすべき。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 米朝首脳会談が開かれるのかは南北首脳会談がどれ位の具体的な成果をあげるかによっても変わってくる。この問題は時間がかかる問題でもある。今後米朝の間でもその時にどういうロードマップ、出口戦略を共有できるかということを共有する必要がある。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
神田外語大学教授・興梠一郎 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 米国と中国は核を持ったまま米中国交正常化をやったということで、北朝鮮が中国の真似をしているような所が結構ある。それを米国が許すかどうか。中国は北朝鮮に核を放棄させるのは難しいと思っている。中国は朝鮮半島が戦争になることを怖がっているが、このまま放置すれば韓国とか日本が武装しなければいけないという世論が強まっていく。それが果たして中国にとっていいのかという話。朝鮮半島を戦争にしたくないのであれば、韓国とか日本の立場も考えて北朝鮮を抑えていくという方向に持っていくことが重要。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 基本的には南北、米朝首脳会談で北が非核化についてどこまで大きな決断がされるかを確かめるしかなく、それを見た上で、2者、4者、6者を組み合わせて、失敗した理由を考えながら、安易な見返りをどのように防止するのかという形で連携させていくしかない。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 拉致、核、ミサイルの問題はどれかが突出して解決することはあり得ない。核ミサイルの問題が動いているとすれば、中途半端な形で決着がつかないように働きかけをする必要があると同時に、日本としても日朝の間の個別の問題である拉致問題の解決にも資するような形で連動させていくという姿勢が必要。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 米国との合意を何らかの形で保障する多国間というのは北朝鮮にとっても必要。中国の影響が大きくなりすぎるのも北朝鮮からするとあまり快適ではない。ロシアのような別の関係国を引っ張り込んで、色んなバランスをうまくとりながら自分たちの活動空間を拡大していきたいというのが北朝鮮の狙い。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
神田外語大学教授・興梠一郎 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 6か国協議ではダラダラした現状維持が続き、関係各国の利害が対立する隙間で北朝鮮が生存環境を広げてきた。北京で集まって話しても中国は現状維持の時間稼ぎ。その隙間にどんどん核兵器を開発したというのが今まで起きたこと。中国が1番怖がっているのは米国が北朝鮮に攻撃を仕掛けること。中国は米国に対米カード、貿易問題とかに対するカードとして北朝鮮を使ってくる。非常に問題が複雑になっている。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 現実的に考えれば核廃棄は段階的に進めざるを得ない。段階的に進めていく中で、米国がどこまで忍耐強く向き合っていけるかがポイントで、その課程の中では段階を進めるために北朝鮮は何かしらの見返りを求めていくだろう。もしこのプロセスが失敗した場合、軍事オプションか黙認するかというオプションしかない。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 南北首脳会談は米朝の予備会談みたいなものなので、そこで最低限の約束がほぼ文書化に近いような形で出るというのが前提条件。南北でやって中身がないという話になれば、米朝会談は流れるかもしれない。現実的には合意自体は包括的に完全な非核化を想定したものを作らざるを得ない。ただ、実行に関しては段階的にならざるを得ない。そこでロードマップ、取引の問題が出てくる。その第1段階、第2段階で意味のあるものをしっかりできるかどうかがポイント。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
神田外語大学教授・興梠一郎 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 中国側の公式報道を見ると、利害が一致するというか。特に米国の国家安全保障戦略が発表されて中国とかロシアとか北朝鮮を名指しして、かなり中国に対するプレッシャーをトランプ政権はかけてきている。台湾問題、貿易問題、南シナ海もそうだが、北朝鮮問題も対中戦略としてのワンセットで中国を見ている。米国のプレッシャーを回避するために、北朝鮮をカードとして握っているということを中国は見せつけている。北朝鮮にとっても中国はいざとなったら使える。そこにロシアも入ってきて旧冷戦の構造がそのまま残っている。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 今回の一連の南北首脳会談から、米朝、中朝も含めて1つのパッケージで北朝鮮は考えている。韓国側の提案に対して拒否するということはない。あくまで最終的な協議は米国であって、前哨戦として韓国との間で協議をし、米国との核問題で自分たちに有利な形で韓国を使いたいという思いがある。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 金委員長「電撃訪中」どうみる北朝鮮情勢 中国側が朝鮮半島の非核化と言っており、言い換えれば米国の核の傘を排除するとか、在韓米軍を撤退させるとかという話。米国が求めているのはあくまで北朝鮮の非核化であって、中国が関与することによって朝鮮半島の非核化というのが今後の議論のベースになっていく。その中で中国が主導権を握っていくということに対しては、警戒心がある。
2018/04/01 NHK総合[日曜討論]
東京福祉大学・遠藤誉国際交流センター長(VTR) 金正恩・初の訪中・受け入れた習主席の狙いは 米朝双方が暫定的に軍事行動を停止して対話のテーブルにつけということが中国の大きな戦略で北朝鮮にもずっと要求してきたが、習氏は金正恩が言う通りにやってくれたので喜んだ。中朝軍事同盟は生きていて、中国が北朝鮮の裏についているということを意味している。
2018/04/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
フジテレビ上席解説委員・平井文夫 中朝会談が実現・・・米朝へ・安倍×正恩・会談は? 米国の本音は米朝で核とICBMをやるので、日朝でノドンと拉致問題、経済援助をやってくれと言っている。もしトランプと金正恩の話がうまく行き北朝鮮が核廃棄をすれば、日朝も動き出す。日本には他国に騙されないように言い続ける役割がある。
2018/04/01 フジテレビ[新報道2001]
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