【あの一言】
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産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久 「対中姿勢」日米の足並みは 中国は日本との関係がうまくいっていると発信したい。中国側が仲良くしようと言っているのは受け入れて良い。しかし中国の武装艦艇が尖閣に入ってきている。反日教育や大きなスケールでの人権弾圧が行われているためそれは言うべき。今までの二階訪中では日本から中国の政策へ全く注文をつけていない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 「対中姿勢」日米の足並みは 一帯一路に関しての安倍総理の発言はリップサービス。同意ではない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 「対中姿勢」日本の足並みは 中国に対する政策はオバマ政権の末期から明らかに変わりつつある。今はワシントンに行っても中国の事を擁護する人はほとんどいない。日本との共通の利益は大きくなっている。今回中国について話さなかったからといって日米間に問題意識や懸念、対応について大きな違いがあるわけではない。誤解を恐れずに言えば日中関係は米中関係の従属変数な部分がある。今米中関係が良くない。中国からすれば日本との関係を良くしなければならない。中国からいえばこれは日米を離反させる手で良くやる手。歴史や尖閣の問題は何も言わない。それはそれで日本は歓迎すべきこと。日米の結びつき、中国が問題であるという共通の認識は変わっていない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員派員・古森義久 検証・安倍×トランプ会談 文政権の北朝鮮政策に対してトランプ政権は反対していた。ポンペオ国務長官がはっきり文政権のやり方はおかしいと言ってる。トランプは文大統領と一対一で会う機会をなくすことを意図的にやっている。安倍トランプ会談と対照的。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 検証・安倍×トランプ会談 米国の国際的な政策の重点が変わりつつある。過去20年、米国は中東政策をやってきた。9.11でアルカイダの方に動いてしまった。本来やらなければいけなかったのは中国政策。中国は非常にうまく立ち回り、矛先を中東に向けさせた。米国は遠回りをしたけれども中長期的な米国の政策の重点が動いている。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
国際ジャーナリスト・春名幹男 <時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本 アップルの半導体の問題で、日本という選択肢がなかったということが日本人として非常に残念。80年代、90年代にワシントンで日米半導体摩擦の取材をやったが、日本は半導体の対米輸出について自主規制した。その際に密約のサイドレターを当時の松永大使が書いている。要するに「日本は中国のような形で米国に抵抗しなかった」と。今もなお、新しい形で産業を興すことができるのかといえば、そういう体制にはまったくなっていない。非常に残念なのは日本の産業。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本 4月9日に中国政府が初めて中国の国家戦略「スーパーハイビジョン映像産業発展行動計画」という中にファーウェイを入れると発表している。ファーウェイCEOが「なんならアップルにだけファーウェイ・ハイシリコンの5G半導体を販売してもよい」と秋波を送ったことが背景にある。それが9日のちょっと前だった。その動きを危険視した中国政府が慌ててファーウェイを中国の国家戦略の中に取り込んだ。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本 言論弾圧をしているような国である中国が、宇宙まで含めて地球全体を支配するというようなことを許していいのか。こうした中で、二階幹事長は「日米関係を進めるためには米国の顔色など窺ってばかりもいられない」ということを2回発言した。一体、日本は米中のどちら側に立つのか。日本は米中のどちら側につくのかという点において一帯一路は大きな分岐点となる。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本 イタリアを一帯一路に引き入れG7の一角を崩すことに中国は成功した。中国の思惑はなだれ込むように米国以外のG7のメンバー国に入ってきてほしいというものであり、そのために日本を引き込もうとしており、日本が分岐点となっている。日本が入りさえすればAIIBと同じようにG7の他の国が一帯一路に参加するだろうと考えている。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男 <時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本 「チャイナファンタジー」という本がある。米国は中国をWTOに入れたり、様々な協力をして開かせてきたが、まったくそれはファンタジーだったという内容であり、今の中国に対する米国人の気持ちを代弁している。米国では与党も野党も同じようにこうした考え方になっている。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本 習国家主席は6月に、G20に出席という形で日本に来る。その時に日中首脳会談もあるし二階幹事長が習国家主席に親書を手渡すことになる。その流れでいうと安倍総理とトランプ大統領が話している内容に中国はかなり敏感になっている。中国側のスタンスは「井戸を掘った人は忘れない」というもので、いまだに田中角栄への尊敬の念というのが中国に根強くある。その田中角栄の最後の指導を受けた人が自民党の幹事長をやっているということで中国としては大事にもてなしている。二階氏にも自分の発言権の強さを日本の中でも示したいという思いがあり、両者の思惑が一致している。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>中国「一帯一路」習国家主席の戦略・米中“新覇権争い”と日本 習国家主席は新しく「一帯一路の国際シンクタンク委員会」というのを作ろうとしている。これは赤い思想で全世界を染めていき新国連のような新しい世界秩序を作ろうという趣旨のもの。「一帯一路」という構図を使い、親中、中国礼賛の人々をかき集めて中国を中心とした軸を作りあげていこうとしている。中国は国際社会の隅々まで中国の工作員を潜り込ませていて、特に政権与党のど真ん中に入って特定の人物をターゲットにしてその人を洗脳していくという方法を使っている。これに対して日本は非常に鈍感で実は米国がこれに危機感を覚えて2017年の11月に米国のシンクタンクがハードパワーとソフトパワーの中間を意味するシャープパワーという言葉を作り出し警鐘を鳴らしている。いつの間にか洗脳されてしまうような恐るべき力で、これが具現化したものが「一帯一路の国際シンクタンク委員会」。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本 自民党・二階幹事長が一帯一路フォーラムに参加する前にCCTVの単独インタビューを受け、この中で「日中協力は国際規範に合致するだけでなく第三国に利益をもたらしている」と発言した。習近平の演説に合わせて中国政府系のメディアが一斉にこの時の二階幹事長の発言を報道した。ここから中国が日本をどのように使おうとしているかがわかる。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本 一帯一路で中国はあたかも新国連を作ろうとしているかのような勢いを見せている。
国際ジャーナリスト・春名幹男
米国は(一帯一路に対抗し)昨年10月のAPECサミットで米国・ペンス副大統領が「米国は開かれたインド太平洋の発展のために600億ドル(7兆円弱)出す」と表明した。しかし今回の一帯一路サミットで中国はこれまで中国が貸し出したお金の額を発表したが、その額はすでに44兆円に達している。今の中国には勢いがあり米国が批判してもなかなか止めることは難しい。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次 読み比べ 平成政治の主役は消費税だった。消費税の引き上げ、発言にからんで7人の総理大臣が退陣に追い込まれた。自民党にとって消費税の引き上げはトラウマになっている。現に自民党で引き上げた、あるいは導入したというのは竹下さんだけで、その後は村山さん、野田さんなどいずれも自民党以外の政治家が引き上げを決めている。今も消費税が解散にからんで浮上してきており、どうやら増税前解散という流れができてきている。つまり10月には予定通りに消費税を上げるが、その前に解散した方がいいのではないかという考えが急速に広まってきている。衆参ダブルということであり、我々は要注意状況に入りつつある。
2019/04/28 テレビ朝日[サンデーステーション]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 少なくともこれまでの北朝鮮は米国と直接話せるので日本と話す必要はないと思っていた。しかし今のように米朝関係がおかしくなってきて、他の国々からも支援が得られないと日本と話さざるを得ない局面が必ずくる。どの程度、彼らが本気になるかは別として。拉致問題を含めた日朝の関係の改善、もしくは関係についての議論というのが、これから出てくる。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 北朝鮮にとって非核化は、米国の核の傘を外すということも含めた全体的な非核化を言っている。しかし日米が言っているのは、北朝鮮の核兵器の廃棄。サラミソーセージを細かく切って少しずつ出していく戦術が、北朝鮮のやり方はうまく行かなかった。年末までに彼らができることは、トランプ大統領にもう1回、楽観論に戻ってもらわないと将来がないと思っている。どの程度、サラミソーセージをどれだけ厚く切るかがポイント。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 非核化というものが進まないと経済制裁の緩和、撤廃に繋がらないので、北朝鮮経済の成長は望めない。北朝鮮経済は2017年、マイナス成長したが、おそらく2018年、今年に入ってからもマイナス成長が続いているとみられる。経済成長をしていくためには経済制裁を解除して外から資金、投資を入れてくる。国内の中で経済改革をやっていく方向に行かないと、経済成長はできない。非核化は避けて通れない関門。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・西野純也 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 北朝鮮からすれば4月12日の金正恩委員長の施政演説で明らかになったように、引き続き、少なくとも年内までは米国との関係に集中するということ。もし米国との関係がうまく行かなくなった場合、あるいはうまく行かなくなりそうな場合には、中国、ロシアから北朝鮮の立場に対して政治的な支持を得るというのが、基本的な方針。ロシアの立場については北朝鮮もよく承知していると思う。経済的にはロシアからはあまり期待ができない。ただし政治的な支持をロシアから引き出す。それを米朝との交渉の一定の資産にしたいということ。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く ロシアが北朝鮮に対しできることは限られている。中国の力がどんどんユーラシア大陸、特に中ロ国境の間で強まっており、ロシアは、中国に関心があるというよりは中国が怖い。中国に対する警戒感がある。下手に米朝が接近すれば、ロシアにとっても中国にとっても北東アジアの戦略環境が変化する可能性がある。それだけは阻止したいというのがロシアと中国の思惑。そこを考えるとあまりロシアの役割は期待できない。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く (米国は)ロシアは大国としての存在感を上げていくチャンスだと捉えたという風に見ていることは確か。6か国協議という言葉が出てきたことに関しては、トリッキーな部分があると感じている。中国をこの中に入れろというメッセージのようにも聞こえる。実際に中国が入ってくれば、ロシアと中国は段階的な非核化ということで歩調を合わせているし、ロシアが現在、北朝鮮にできることはそれほど大きくない。6か国協議をプーチン大統領が本当に目指しているかというと、どうもそうではない。6か国協議はもうすでに古くて失敗したものであるという認識は広く認知されている。北朝鮮を非核化するためには後ろ盾が必要で、北朝鮮の安全を保障する人たちが必要でしょうという意味で、6か国協議という言葉で代用した。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 米国が中国に対して1番恐れているのは5G(次世代移動通信システム)。これを取られてしまうと次の産業革命さえ中国に取られかねない。米国はこれを1番恐れている。安倍首相はそういったところで日米が主導していくべきだという考えを示しており、日米と米中の貿易で同じように対立があるとは言われていても、ここが根本的に違う。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く トランプ大統領は、中国の経済力といったものに簡単にはドアを閉めるわけにはいかない。閉めると株価がどんどん下がってしまうので、大統領選挙にも大きな影響がある。これを防ぐためにも、どちらかというと政権の中でトランプ大統領の方が中国と何らかの合意を持っていきたいと。したがって来月にも首脳会談が行われるかもしれないということさえ口に出している。もしかして中国の救世主は当面、短い期間で見れば、トランプ大統領が橋渡しをするのではないかとさえ噂されている。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 数量規制はWTOに反するものであるし、自由貿易を主張していく日本にとってはノーと言うしかない。その代わり、日本はこれまでも米国に対してメーカーが投資していたので、投資をしっかりやって米国の現地で生産と雇用を増やしていくべき。安倍首相も日米首脳会談で言われてきたと思うが、日本が米国の生産、雇用、経済に大きく貢献するんだという姿勢をしっかり見せることが、自動車問題の解決に繋がっていく。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 米国がTPPから抜けておきながらTPP以上を要求するなどというのはとんでもない話。それは全く拒否すべき。ただある程度のことは日米関係の中で色々なギブアンドテイクは必要。農業で米国が前のめりになっているのは確か。為替は日本だけの問題ではなくて、メキシコとカナダの新しいNAFTAの中にも為替条項はあるし、ヨーロッパとの為替条項を取ろうとしているし、最終的な目標は中国。その意味で為替はかなり手強い。これは財務相同士でやるということ。それ以外に数量規制の問題は、トランプ大統領も日米首脳会談の前の記者との話し合いの中で「日本からビジネスがくるんだ」と言っていて、必ずしも交渉の中で数量規制のことを言っていない。選挙戦を考えれば、日本からビジネスを持ってきますよと言う方が効果的なのかもしれない。そういった流れの中でトランプ大統領は発言している。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く トランプ大統領が大統領選挙に向けて自動車業界に何かをしかけてくる可能性がある。それは、為替かもしれないし数量規制かもしれないし、工場の移転かもしれない。あるいは日本からの投資を期待したものかもしれない。日本側はこういったものを目に見える形で見せていくことが非常に大事で、数量規制をなんとか入れないように様々な知恵を出していかなければいけない。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く トランプ政権としてはなるべく早く貿易交渉をやりたい。とりわけ農業分野はTPP11の発効、米国が抜けた後のTPPでオーストラリアとかカナダから農産品が、特に畜産物が日本に入ってきている。米国側が日本市場における市場のシェアをだんだん失ってきている。これが非常に深刻な問題。農業が多分1番の焦点。そして自動車、他の分野ということになってくる。日本としては、パッケージとしてやっていくということをしっかりやっていくべき。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く トランプ大統領は大統領選を見据え、特に農業については前のめりになっていることは間違いない。お尻に火がついている。米国はどちらかというと農業にせよ自動車にせよ、全体を1つのパッケージとしてではなくて個別にやっていこうとする。それは日本にとっては全く困ること。万が一、農業についてある程度の譲歩をするのであれば当然、自動車、他の部分でもちゃんと日本は取るべきものを取らなければいけない。その意味ではこれからタイミングはできるだけ早くとは言っているけれども、実際には全体の枠組というものを作れるかどうかがポイントになってきて、必ずしも5月である必要はない。そのせめぎ合いがこれから始まる。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・西野純也 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 合意なしで終わった米朝首脳会談の後、初めて直接、安倍首相とトランプ大統領が向き合うということで、今後の方針について十分なすり合わせが行われた。とりわけ4月11日の米韓首脳会談、先般のロシアと北朝鮮の首脳会談があった。今後は日本がこのプロセスにどう関わってどのように進めていくのかということを話し合う上で、非常に重要な会談だった。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 米国が中国に対して1番恐れているのは5G(次世代移動通信システム)。これを取られてしまうと次の産業革命さえ中国に取られかねない。米国はこれを1番恐れている。安倍首相はそういったところで日米が主導していくべきだという考えを示しており、日米と米中の貿易で同じように対立があるとは言われていても、ここが根本的に違う。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 中国が恐れていることのひとつは、米国が貿易交渉などを通じて日本を米国のブロックの中に踏み込んで入っていくような要求をしてくること。世界の市場、例えば電子デバイス等で二分化するような動きが加速することについては、非常に強い警戒感を持っている。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 今回は過去の歴史にないほど米国が焦っていて、日本がTPPに積極的に動いたから、大変大きな農産物のマイナス面を抱えてしまっている。それをなんとか早く解決したいという焦りがある。逆に日本はそんなに困ることはない状況。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く 3か月間で3回の首脳会談。1か月に米国の大統領が2回、日本にくることなど今まではありえなかった。個人的には2人の相性が良いということはあるかもしれないが、このことは米国の外交の重心がアジアに変化していったことの象徴。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
ジャーナリスト・木村太郎 軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は? 台湾問題を政治利用する米国の保守派というのが勇み足をすることがあるのではないかと心配している。バノン達がこの問題をロビー活動や選挙に利用していく。台湾総統選をにらんで米国側が海峡の危機感を作っていくのではないか。2つの動きが一緒になると本当に危なくなる。トランプ政権ができたときもいきなり台湾総統に電話をかけ、えらい騒ぎになったが、それを仕掛けたのはバノン。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
評論家・金美齢 軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は? 今は一帯一路に中国が向かうのに台湾がフタをしている形。台湾が中国の一部になれば海は中国に完全に開かれる。いままでは中国には海軍力がなかったが、それが海軍力をつけてくるということは世界にとっても脅威となる。中国は基本的に覇権主義であり、侵略する意図をもった軍事力であり、これが非常に怖い。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
戦略家・米国戦略国際個問題研究所・上級顧問・エドワードルトワック(VTR) 習主席「武力は放棄せず」中国・軍備増強の先に台湾 中国が一発打ってしまえば戦争になるだろう。米国が台湾に軍を送るのは中国に警告するため。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元自衛艦隊司令官・香田洋二 「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か 台湾有事は台湾の有事だと日本人は思っているが、軍事的にみると中国軍が台湾だけに侵攻するのではなく周りを抑えにかかるという形になる。先島諸島の先端部の与那国島、宮古島、石垣島などは当然取りに来る。そういう意味では台湾有事は日本有事であるとの覚悟が日本人に必要とされる。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎 「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か 中国に対する脅威論が米国保守派の間で高まっている。それをうまくまとめてバノンなんかが政治的運動に発展させようとしているが、その背景にあるのが来年1月に行われる台湾総統選挙。ここで国民党がとると中国の台湾併合という道が開けて台湾海峡がとんでもないことになる。米国の対中脅威論はそこから始まっている。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元米国国防次官補・安全保障政策センター・フランクギャフニー(VTR) 「令和の脅威」中国の軍備増強・撃墜困難・空母キラーとは 予想より早く中国が米国を超えた軍事能力を身につけるのではないかと心配している。そうなると戦争につながる事態を招くかもしれない。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
筑波大学・中村逸郎教授(VTR) ロシア・プーチン大統領がいじわる?金正恩委員長が度々びっくり 歓迎パーティーのプレゼント交換では金正恩がプーチンに刃物をプレゼントした。その時にプーチン大統領は金正恩にコインを渡した。そのコインを金正恩は不審そうに二度見した。プーチンは金正恩を見ながら「ロシアでは刃物を相手にあげるというのは絶対にしてはいけないことなんだ。縁起の悪いものと見られている。仕方ないからコインで買ったことにする」と言った。
2019/04/27 TBSテレビ[ニュースキャスター 平成最後の拡大SP!]
中部大学特任教授・細川昌彦 特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は? 歴史的に見て日中関係は米中関係の従属変数。中国は日米欧の連携を分断しようとしている。日本は中国に対して注文外交をしなければいけない。
2019/04/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄 特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は? 同じ日にワシントンと北京でそれぞれトップ会談。日中、日ロも含めてプーチン習近平会談と安倍トランプ会談がこれからシンクロすることを象徴的に意味している。中国は米中国交正常化40周年、中華人民共和国70周年の勝負の年。習主席は自分がワシントンに米国のナショナルゲストとして呼ばれたい。そのためには米中貿易通商交渉をまとめあげて5月下旬に訪問したい。
2019/04/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際政治学者・三浦瑠麗 激論!新元号「令和」 天皇制を我々が生活や政治に引き込まないために、令和は文化的存在にとどめるべき。
2019/04/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 ロ朝首脳会談のポイントは… 北朝鮮を北東アジアの経済に取り込むことによって北朝鮮が後戻りできないような道筋を作っていくことは進められるべきもの。
2019/04/25 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠 緊急検証!露朝首脳会談・ロシアの狙いと北朝鮮の思惑 ロシアの北朝鮮に対する関心は限定的。ロシアのGDPは韓国と変わらない。ロシアは2007年から北朝鮮に対して武器の禁輸をしているが、それ以前からほとんど売っていなかった。ロシアにとって北朝鮮そのものが重要ではなく、北朝鮮を使ってできることが大事。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉 緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は 実は金正恩委員長は最高指導者として登場してひとつの指導者像の参考としてプーチン大統領を考えているといわれている。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠 緊急検証!露朝首脳会談・両国は今後どう動くか 現実には米国のハブ&スポーク型の軍事同盟にはロシアは入っていけない。ただし安全保障問題に関して常に発言できる常設の枠組みだけはほしいというニュアンスで言っている。現状はそこまでできていない。ロシアが座ったままいつでも発言できるようなラウンドテーブルが東アジアに欲しいと思っていることは間違いない。その足がかりに北朝鮮を出来たら良いとは確実に思っている。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士 緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は 金正恩委員長はリラックスしているように見えるが顔の表情はやや硬い。側近の数が異常に少ないのが気になる。これは首脳会談で何があったかを推測するポイントにもなっている。実は通り一遍の形式的な首脳会談ではなく、まだ見えていないところに異例なことが起きつつあるのではないか。韓国の報道では200人以上の北朝鮮の関係者が2機の飛行機や列車などでウラジオストク入りしたという報道があるが、200人という数字と映像の4人では辻褄が合わず国際社会の映像としてはあまり流すことができない。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
大東文化大学特任教授・野嶋剛 台湾めぐる米中対立の行方 中国の社会が変わらない限り、台湾の人たちは究極的には中国といっしょになりたいとは思わない。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎 台湾めぐる米中の思惑は… この先、中国はいろんな嘘の情報をネットに流し台湾の世論を変えようとしてくるだろう。失業した若者や宗教団体、親中派の人たちと連携して世論作りを仕掛けてくる。いきなり武力侵攻ではなく、世論を使って変えていく。例えば中間線超えてくるとか、それも実は「君たちが蔡英文(民進党)を選ぶと、ずっとこのもめごとが続きますよ」というプレッシャーを台湾にかけてくる。「前の馬英九、国民党の時の方が良かったでしょう。商売も楽にできたでしょう」という方向に話をもっていく。台湾の人々をびくびくさせることを中国は望んでいる。例えばWHOのオブザーバーとして台湾を呼ばないとかいろんなところでプレッシャーをかけてくる。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
大東文化大学特任教授・野嶋剛 鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋 郭会長は野心の塊。企業家としてやれることをやり19兆円規模の会社の頂点に立った。残された野心を満たすには台湾総統になるしかない。中国政府も彼の出馬に期待している。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎 鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋 中国の伝統では文(文化領域、民間領域)と武(武力)で攻めるというのがある。郭会長のように中国と関係の深いビジネスマンをある意味代理人として使い、台湾の民意を変えていこうとしている。香港でも実は同じことをしていた。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎 鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋 17日付の人民日報は「郭会長は100万人労働者を雇い最も多く大陸に工場を持っているし、トランプとの関係もいい。彼がもし台湾の指導者になれば両岸の関係は緩和するだろう」と書いている。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
大東文化大学特任教授・野嶋剛 台中関係と台湾めぐる米中対立の行方 台湾から見ると、胡錦濤というのはあまり怖い指導者じゃなかった、どちらかと言うと台湾問題については待ちで解決しようというムードがあったが、習近平国家主席はどちらかというと攻め、待たないというイメージがあり、台湾側が受ける心理的プレッシャーはかなり強い。来年には総統選挙を迎え台湾側もかなり国内世論が揺れている。米中関係の悪化もあり、台湾が焦点になりやすい状況になっている。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎 台中関係と台湾めぐる米中対立の行方 トランプ大統領の補佐官にピーターナヴァロという人がいる。彼の本では台湾を浮沈空母と表現している。昔、日本が真珠湾に攻め込んできたときのラインつまり第一列島線の中に台湾が入っている。ここは米国が絶対譲れないライン。中国が太平洋に出てくるときに壁になるもの。米中の対立が構造的に深まっている中で安全保障において台湾がひとつのカギになる。北朝鮮問題などと同じ位置付け。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司 安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは? 共同文書にCVIDが入ったのはトランプ大統領の北朝鮮に対するフェーズが変わったということ。これから先は遠慮なくやるということ。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛大臣・自民党安全保障調査会長・小野寺五典 対中国への連携は? サイバー攻撃が日米安保条約の5条適用になったということは大変大事なこと。対処する方法というのは決まっていない。色んな選択肢が日本としてはある。日本としての考え方は専守防衛。攻撃を受けたときに反撃する。今回初めてサイバー攻撃もミサイル攻撃と同じように武力攻撃に認定することになった。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典 安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは? 米国の中国とロシアに対する認識がかなり変わっている。中国は経済的にも競合相手だと認識している。ロシアは潜在的に安全保障上の脅威だと認識している。明確にその方向に米国のスタンスが変わっている。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典 安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは? 日米2+2共同文書にCVIDが明確に入ったことは重要。やはり日米韓、特に日韓の問題は安全保障上重要だというメッセージがおそらく米韓首脳会談でも出ているはず。CVIDの文言が入っていることで韓国に対し、しっかりと対応してくれというメッセージが米国側からも出たというふうに解釈できる。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司 北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟 マティス国防長官が辞めたことは士気力、ホワイトハウス内でのコミュニケーションに不安があり、今後どうメイクアップしていくのか。おそらくそのために1年8ヵ月2+2があいてしまった。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典 北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟 戦い方が変わってきている。今はサイバー、電磁波などそういう色々な分野をあわせて戦う方式に変わってきた。そうするとこうした能力をロシアや中国がどんどん高めているとすれば、日本としても米国と協力して能力を高めていく必要があり、新しい戦い方に向けた防衛大綱に順じた日米の協力関係を再構築する必要がある。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典 北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟 様々な国でサイバーの防衛というのは国防当局が担っている。国際的なサイバーの会議に行くと出てくるカウンターパートは国防省とかのサイバー専門家が出てくるが、日本の場合、サイバーの責任官庁は経済産業省だったり総務省だったりするので少々肌合いが違う。防衛省にもサイバー部隊はあるが、防衛省ができるサイバーのデフェンスはあくまでも防衛省の防衛装備についてのサイバーデフェンスなので日本のスタンダードと外国のスタンダードはかなり異なる。そこのすり合わせは難しい。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠 <時事論考>プーチン大統領に伝えた“原爆保有”の真意・25日にロ朝首脳会談 ロシアも段階的非核化には賛成で、これを援助するというような話がロ朝首脳会談で出てくることは間違いない。ただ、ロシアの力で米国を納得させて段階的非核化に持っていけるかといえばそれは難しい。ロシアは米国に影響力を発揮できるような関係にはない。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁 <時事論考>プーチン大統領に伝えた“原爆保有”の真意・25日にロ朝首脳会談 北朝鮮にはあくまで多角的な外交、多角的な貿易関係を作り出すためのカウンターバランスとしてのロシアが必要。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠 <時事論考>ソ連崩壊…北朝鮮の核問題にロシアは・25日にロ朝首脳会談 ソ連時代から北朝鮮に核武装されては困るという態度は一貫して持っていた。北朝鮮はソ連に対しミサイルを提供してほしいということをずっと言っていたが、ソ連は限定的な技術しか提供してこなかった。その為北朝鮮はエジプトなど別ルートからソ連製のミサイルを手に入れてソ連の技術で今の弾道ミサイル技術を手に入れた。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠 <時事論考>金正恩委員長・初のロシア訪問の狙い・25日にロ朝首脳会談 ロシアはもっと東アジア全体でプレゼンスを発揮したいと考えてきた。旧ソ連や東ヨーロッパだとロシアは影響力を持っているが、東アジアでは強くない。ソ連が崩壊してからはむしろ影響力は弱まってしまった。地理的には北朝鮮とも接しているので、ここでもっと影響力を広げたいとロシアは考えている。北朝鮮問題が米国にとって重要な問題になってきたのでロシアがこの問題で強い力を持っておけば米国にいろいろなことをのませるカードにもなると考えている。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>F35A戦闘機墜落 他の周辺諸国も様々な形でF35Aを捜索している可能性がある。今どこまで捜索の手がかりがつかめているのかすらわかっていない。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東洋学園大学客員教授・織田邦男 <徹底解説・ニュースの焦点>F35A戦闘機墜落 中国やロシアにとってF35の機体はのどから手が出るほど欲しい。過去の事例ではこういうこともあった。フランス関係国で行われた航空ショーでロシアの最新鋭戦闘機が墜落し、その後、フランス空軍の赤外線センサーの技術が飛躍的に向上したということがあった。航空ショーには最新鋭の飛行機が集まるので落ちたりすれば管轄のある国の捜索が行われるのでチャンスとなる。
2019/04/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
嘉悦大学教授・高橋洋一 アベノミクスの成否と日本経済の実像 5月13日に3月の景気動向指数が出るがあまりよくないだろう。5月20日にはGDPの速報値が出るがこれもよくないだろう。国会は26日までしかないので7月1日の日銀短観の統計を確認することができない。萩生田さんの意見というのは国会を延長するかもしれないという意見を言っているだけに過ぎない。
2019/04/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
立教大学大学院特任教授・金子勝 アベノミクスの成否と日本経済の実像 なんで景気が維持されているかといえば、金融円滑化法で借り換え、借り換えで中小企業の倒産件数が増えていないことと、もうひとつは中国の輸出でかなりもっていた部分が大きい。中国の製造2025に乗っかって中小企業が工作機械、半導体製造装置、半導体、金型、色々な部品、設備品などを輸出していたのが米中貿易戦争の結果腰折れしてしまい、なかなか回復しない状況に入ってきていて、ここが行き詰ってきている。その影響が非常に強く出てきており、曙ブレーキみたいな会社まで倒産している。
2019/04/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・後藤謙次 注目ニュース 日米一辺倒ではこれからは難しい。これだけ強大化する中国市場を相手にしなければ日本自体が立ちいかなくなる。しかも今年の6月にはG20が大阪で開かれ、習国家主席も来日する。その時に日中関係に良好な空気を作っておこうという中国側の思惑もある。海上自衛隊の護衛艦が7年半ぶりに中国のチンタオ港に入ったが、こういう小さなところから徐々に関係改善をしながら両国間の関係を狭めていこうという双方の思惑が一致した結果。
2019/04/21 テレビ朝日[サンデーステーション]
がん対策推進協議会会長・静岡がんセンター総長・山口建 “2人に1人”の時代・がんとどう生きる 2人に1人ががんにかかり、3人に1人が命を落とすというのが今の現状。100万人がかかり40万人が年間、命を落とすという状況になっている。一方、治る可能性だが、40年程前に私が医者になった頃、3割位だったが、今は6割になっている。着実に診断、治療効果が向上している。そういう状況で様々な対策を国も各医療機関も頑張っている。
2019/04/21 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫 3か月連続・日米首脳会談・北朝鮮の挑発に策は ハノイ会談の失敗後、潮目が明らかに変わってきている。金正恩委員長は少なくとも強硬路線に米国を押し込めるようなやり方になってきている。その時に米国との協議での協調というのは日本にとっては非常に大事。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
東京大学大学院教授・西崎文子 トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ 決定打が出ないことが米国の低迷を象徴している。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ハフポスト日本版編集長・竹下隆一郎 トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ 本当であればこの話はとんでもないことだが、トランプ大統領はぎりぎりのところですり抜けてしまう。企業の経営者が部下をクビにするのと同じ感覚で関係者を解任したりする。これだけのことがあっても一定の支持率が落ちないこと。トランプと反トランプの構図が固まったままになっている。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ 米国は間違いなく、いま劣化している。レジテマシー(正当性)という言葉があるが、世界を引っ張っていく理念を見失っていることは間違いない。報告書では共謀はないとしているが、ロシアとの意思疎通はあったし、司法への妨害もあったとしていて限りなく黒に近い灰色。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 OECD「消費税を20~26%に」萩生田発言の真意は? 萩生田幹事長代行はある意味では正直なことを言っており、経済がうまくいっていないということについて感じ取っている。(国民経済が)アベノミクスから6年が経つ。2012年と18年を比べてデフレからの脱却でもがいている。この6年間で消費者物価は5.3%上がっている。ところがサラリーマンの給与総額は3.9%増えているが、物価が高くなっているので国民生活は実感として決してよくなっているといえない。株が上がったことが景況感を上に引っ張りあげているが、GPIFや日銀のETFという形で公的資金を80兆円近く突っ込むことで株を上げている。メリットのある人にとってみればアベノミクスはうまくいっている。国民の痛みを伴う消費税を10月に上げるならば政治のコストを下げるためにも国会議員の数を削減した上で消費増税すべき。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫 日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う 北朝鮮にミサイルを発射させない、インターセプトできる抑止力というを日本もきちっと米国と協力しながら持たないといけない。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う 北朝鮮にミサイルを発射させない、インターセプトできる抑止力というを日本もきちっと米国と協力しながら持たないといけない。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も 北朝鮮にしてみれば核兵器を持つことが国家安全保障の一番大きな柱であり、これを30年間続けてきた。核を持つことは祖父の金日成主席の遺訓でもあった。核兵器を持たない北朝鮮がどのくらいのサイズの国なのかを考えるとアフリカの小さな国マリと同じぐらいで、核がない場合、そういう国と同じ扱いを受ける。さらに韓国と宿願である南北朝鮮統一を成し遂げるときに北朝鮮のバーゲニングパワーは何もなくなる。圧倒的に力の強い韓国に吸収されることになる。核兵器さえ持っていれば初めて対等な国の立場で交渉もできる。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も 北朝鮮にしてみれば核兵器を持つことが国家安全保障の一番大きな柱であり、これを30年間続けてきた。核を持つことは祖父の金日成主席の遺訓でもあった。核兵器を持たない北朝鮮がどのくらいのサイズの国なのかを考えるとアフリカの小さな国マリと同じぐらいで、核がない場合、そういう国と同じ扱いを受ける。さらに韓国と宿願である南北朝鮮統一を成し遂げるときに北朝鮮のバーゲニングパワーは何もなくなる。圧倒的に力の強い韓国に吸収されることになる。核兵器さえ持っていれば初めて対等な国の立場で交渉もできる。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も シンガポールでトランプ大統領が金正恩委員長に与えた最大のご褒美は米国から攻撃される心配を一切することなく北朝鮮が核兵器の開発ができるようになったこと。北朝鮮は今日現在も開発をやっている。まもなくそれを完結する。核兵器保有国家に北朝鮮がなった場合には、北朝鮮の交渉ポジションというのは大幅に上昇する。そこから先は核軍縮交渉になるが、その時、北朝鮮は「インド・パキスタンと全く同じポジションでありどうして自分たちだけが核を放棄しなければいけないのだ」と主張することになる。制裁はきついが動けなくなる前に何が何でも早く核兵器を完成させ逃げ込みたいと考えている。完全な核武装国家として国際社会に立ちたいということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も 北朝鮮が核を放棄するなどということはありえない。すべては核兵器を完全に完成させるための時間稼ぎだった。北朝鮮が期限を切り「我々は忍耐をもって米国に年末までの時間を与える」と言ったのは12月末までは手を出すなという意味。おそらく12月末までに完全な核兵器を完成させることになるだろう。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士 北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由 プーチン大統領は2000年の初めから沿海州発展のために北朝鮮の地政学を利用していろいろな手を打ってきた。北朝鮮の110億ドルの借金まで棒引きにして北朝鮮支援をずっと続けてきた。ここにこめたプーチン大統領の東アジア戦略が今、表面化しつつあるということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委専門家パネル元委員・古川勝久 北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由 北朝鮮の目的というのはひとつには国連安保理において中国ロシアを動員して制裁緩和に向けた国際的世論をつくることがある。もうひとつは安保理決議が変わらない場合、その履行状況を骨抜きにすることで経済的な活動を拡張していくことがある。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫 北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由 プーチン大統領は北朝鮮の非核化を望んでいるが、このまま北朝鮮の経済的な困窮が続くと非核化のペースがにぶると考えている。プーチン大統領の最大の眼目は東アジアにおける米国の地位低下なので北朝鮮の側に立っていろいろ知恵を出している。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士 北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由 プーチン大統領は2000年の初めから沿海州発展のために北朝鮮の地政学を利用していろいろな手を打ってきた。北朝鮮の110億ドルの借金まで棒引きにして北朝鮮支援をずっと続けてきた。ここにこめたプーチン大統領の東アジア戦略が今、表面化しつつあるということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士 北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由 3月6日にはモスクワでロシア北朝鮮閣僚級会談が行われた。北朝鮮の対外経済省大臣がモスクワまで行きシベリア鉄道と朝鮮半島鉄道を連結する話や天然ガスをシベリアから北朝鮮に延ばして韓国に持っていった場合、いくらの通過料金をもらえるかという話も含めて、経済的にいろんな話を詰めてきて、3月6日にロシア北朝鮮で具体的な懸案事項を議論した後に4月下旬の朝ロ首脳会談を設定した。プーチン大統領と金正恩委員長の頭の中は経済協力をいかにがっちりとやっていくかということだけしかない。貿易も2年前の輸出輸入7700万ドルを10億ドルにしようという話も両者の間では決まっている。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ITジャーナリスト・石川温 特集・ファーウェイの5G・各国の対応は? 日本では端末の割引がなくなるのでアップルは厳しくなってくる。なかなか手が出なくなってくる。世界的にみるとファーウェイは強く、最新のデータではスマホ出荷台数で世界2位になりアップルを逆転しサムスンを追い抜く勢い。将来的には米国市場がなくても世界ナンバー1になるだろう。
2019/04/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
ITジャーナリスト・石川温 特集・ファーウェイの5G・各国の対応は? ソフトバンクは5Gの免許を申請する時にメーカー名を記載しないといけないが、そこにファーウェイと書いたかどうかについてはメディアに明らかにしていない。ソフトバンクからすると基地局を購入する段階なのでファーウェイを入れないと言ってしまうと他のメーカーから高く買わないといけなくなる。
2019/04/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
モルガンスタンレーMUFG証券・ロバートAフェルドマン 解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明 消費税だけイエスかノーの議論はお茶を濁している。縦割り議論。消費税だけじゃなく、色んなことを同時に議論する必要がある。例えば、小泉政権末期の時に歳出歳入一体改革の話があったが、もう消えてしまった。これは絶対大事。令和時代に一体改革を復活させるべき。縦割り議論で勝つのは既得権益だけ。包括的にみんなで同時に考える以外、良い結果は出ない。歳出、歳入、年金支給開始年齢、働き方改革を同時にやらないといけない。自民党の中で7つの項目の案が出始めている。是非とも進めるべき。
2019/04/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明 消費税の再増税問題が大問題になっている。どのくらい家計の懐に影響があるか考える必要がある。今回は軽減税率など税の還付みたいなものがあるので、結果的に1年間で2兆円。19年度は下期からなので、年間1兆円。たかだかそのくらいという感じがある。前回の消費増税は2014年4月。(個人消費は)駆け込みの反動で落ちた後、回復はしてきたが駆け込み前の水準に戻るのに5年近くかかった。その意味では個人消費の足腰は強いとは言えない。
2019/04/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏 【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題 遠隔から熟練、専門の医師がクリアな映像を見ながらアドバイス出来れば現場の救命率を飛躍的に上げられる可能性がある。高精細な映像を送るにはそれなりの通信速度がなければいけない、そこで5Gということでやっている。手術となると人の生命に関わるので無線的な誤りや遅延を完璧にしないと、ハードルはかなり高い。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
総務副大臣・佐藤ゆかり 【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題 電波が途絶えたりすると人命に関わるので慎重にバックアップなどもしながら産業化を進めなければいけない。大容量の画像データを送れるのは5G。人命リスクの少ない部分から実証で進めていく。手術まで出来るようになれば課題先進国としては素晴らしい現実が実現できる。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏 次世代通信【5G時代】へ!普及促進に向けた課題は まだ5Gは実証実験段階でビジネスをやる段階まで行っていない。安全策をどう取るか。無線の通信途絶のリスクもある。100%は難しい。一瞬でも途絶えた時にどうすべきか、本当に安全なものを提供するには詰めるところが沢山ある。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
上智大学・前嶋和弘教授 貿易交渉・日米双方の主張は… いつもの日米通商会談とは違う。こんなに笑顔で会談するUSTR代表の姿を見たことがない。ひとことで言えば米国はかなり焦っているのではないか。欧州と日本は貿易協定が進んで、だいぶ肉が安くなった。その分米国の肉のシェアが少なくなった。なんとかしてくれよというところかもしれない。
2019/04/19 BS-TBS[報道1930]
前農水相・齋藤健 日本の新たな貿易交渉について言いたい事、聞きたい事 日本は輸出で生き残っている国。日本として黒字をやめるという政策は取り得ない。しかし米国というお得意さんと喧嘩はできない。日本としてやれることを積み上げていって理解してもらうアプローチ以外ない。上手くマネージしていくしかない。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方 1970年代、80年代の日米交渉と比べると力関係が変わった。日本はTPPをやって米国は出ていった。昔のことを知る人間にとっては『何言ってんだ米国は』という余裕がある。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
みずほ総合研究所欧米調査部長・安井明彦 日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方 日本側からの発言が情報として多く出ているので、米国が本当にどこまで本気にこだわってきているのかがあまり見えない。自動車の関税の行方、為替条項など懸念材料はあるが、米中問題などと比べればかなり危機感は低い。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 日本が目指すべき道は… 日本の人材は世界4位のランキングにある。日本の国際競争力は5位。潜在能力によりふさわしい賃金を払うと離職しなくなるので採用するためのコストが減る。(技術が)継続されるので技術力が高くなり、品質もよくなる。賃金を上げれば上げるほど利益率がよくなる。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
共同通信客員論説委員・平井久志 北朝鮮「新型誘導兵器」実験・ポンペオ長官の交代を要求 今後、米朝協議がどのような形で進むかは米大統領選が絡んでいる。トランプ大統領は北朝鮮問題を外交の成果にし、大統領選挙に使いたいという意図がある。来年の秋ごろのディールというのが最大の山場になる。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・平井久志 北朝鮮「新型誘導兵器」とは?その狙いと米朝協議への影響 今回の新型戦術誘導兵器の射撃実験を米国は掴んでいなかった。この兵器は誘導技術や命中の正確度であるとかの性能をアップさせた射程の小さい兵器。この実験の映像がまったく出てこないのは米国を過度に刺激したくないから。ミサイルを撃ってしまうと対米交渉のステージそのものを壊すことになってしまうため、抑制した低いレベルの挑発を行っている。北朝鮮には米国の関心を引き、なんとか米朝会談を再開させたいという思いがある。米国がリビア方式の案を降ろして自分達の新しい交渉姿勢をもって対話の場に出てきてほしい。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 日本経済“再興”のためのカギは… (日本経済を再興させるためには)継続的に賃金を引き上げるべき。今後、日本は全体の人口が3割ぐらい減ることになっている。生産年齢人口は今から2060年までに42.5%減る。人口が半分に減ることは避けられない。給料を倍にすれば個人消費は減らないことになる。これを理解しない経営者も多いので、強制的に賃金を上げさせて生産性の向上を強制させるべき。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃 日本の1人あたりの輸出額は世界44位で、GDPに対しては世界113位。ごく一部の企業だけが輸出ができているが、それ以外はすべてドメスティック企業。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃 日本の輸出は減っているどころか、増えている。日本の輸出額は去年は81.3兆円で史上最高額だった。この背景には賃金を安くすることで輸出競争力を維持していることがある。賃金が低いのに日本人が文句を言わないのは、賃金を上げて輸出が落ちたら大変だと思いこんでいるから。ほとんどの国民が輸出が落ちていると思っている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃 日本は労働者不足を女性と外国人と高齢者で埋めている。その中で非正規の人が大きな率を占めている。なので、ひとりひとりの賃金の割合を出した時に賃金は下がっていく。日本は輸出を続けないといけないという誤解があって、そのためにコストを下げないといけないという循環になっている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃 日本には人口が減っていることに加えひとりひとりの給料が減っているということでダブルのマイナスが襲ってきている。人口が増えているのであれば経済はなんとかなるが、経営者が給料を増やさないという経営戦略を日本はずっと追求してきたので、1990年に日本は一流先進国だったが、今、二流先進国の下の方になっていて、下手をすると三流先進国入りしてしまう。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃 日本の給料が外国に比べてひどいということは理解すべきだが、海外は物価も非常に上がっている。本当に海外の方が生活が楽なのかといえば、そうではない。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
中部大学特任教授・細川昌彦 日米貿易交渉・攻防の行方は… 攻撃は最大の防御。EUと連携をとって国際秩序を一緒になって引っ張っていくプレーヤーに日本はなっている。戦後、日米欧が一緒になって自由、民主主義、市場原理という国際秩序を作ってきた。ところが今、米国が一国主義になっている。そういう中で特に中国を念頭に置いて考えれば、これまでの蓄積をもとにして日本がEUと連携をとっていくことはものすごく大事なことになる。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
早稲田大学教授・中林美恵子 日米貿易交渉・日本の今後の戦略は… トランプ大統領にとっては大統領選挙が大きなゴール。3月ぐらいに民主党の候補がほぼ決まるのではないかと言われていて、そこから本当の選挙が始まってくる。それまでにこれだけのことができたというカードが必要。それに間に合うタイミングが何よりトランプ大統領にとっては大事。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
中部大学特任教授・細川昌彦 日米貿易交渉・日本の今後の戦略は… 牛肉の関税引き下げをやろうと思えばパッケージでやらないとできない。今は否定していてもどのように転んでも結局FTAになってしまう。それを参院選の前に言えるのかという話。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
エネルギーアナリスト・岩瀬昇 検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情 ロシアには非常に大きなシェール層があるのが確認されている。クリミア侵攻の経済制裁を受ける前は欧米勢の大手石油会社・エクソンやシェルがロシア勢と組んでシェールの採掘をやっていた。ロシア勢が欧米と組んだ理由は自分たちの技術では足りないシェールの問題と北極海の問題をやるのに実力では追いつかなかったため。
2019/04/16 BSフジ[プライムニュース]
米国戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員・ジェインナカノ 検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情 実は中国もシェールガスの埋蔵量が高いが、なかなか商業ベースでの生産が難しい状況。米国では資源に対する権利、生産活動が私有地でなされており、その土地の所有権とそこにある資源の権利が一緒で、国のものではないということがポイント。インセンティブさえあればうまくやれるという環境があった。
2019/04/16 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・末延吉正 <直送!夕刊スカッシュ>米国と台湾の関係強化 中国はひとつの中国として台湾を自分のところで統一するということは具体的目標になっている。一方で最近、産経新聞が李登輝さん時代の関係者の証言を掲載している。李登輝さんと中国共産党のトップ同士が実はパイプを作っていて、中国側から「台湾海峡にミサイルを撃ち込むけれど大した事はないので慌てないように」というメッセージが来ていたとの証言が出ている。つまり外交というのは表で面子を立てて緊張を作りながら裏では大事に至らない形を作っていることがよくわかる。
2019/04/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 米韓朝3か国会談の可能性 米朝がなかなかうまくいかない状況の中で、自然に会える環境を作るという意味合いや、仲介役として活躍したいという文大統領の思いもあり、遅くとも9月の下旬に国連総会があり、これに演説しに行く形で、金正恩党委員長がもしニューヨークに訪問することができれば、自然な形で米朝韓会談がセットできるのではないか。金正恩はチェアマンではなく国家元首、プレジデントとしての役割も担うことになったため、国家を代表して国連総会に行く可能性もある。
2019/04/15 BS-TBS[報道1930]
南山大学総合政策学部教授・平岩俊司 再び動く朝鮮半島情勢・“弾道ミサイル発射”の兆候と狙い 去年1年間で韓国との関係が劇的に変わった。中国との関係も一昨年とは違う。そういうことを考えると米国が武力行使をすることはかなり難しいと北朝鮮は思っている。
2019/04/15 BSフジ[プライムニュース]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争 民間企業の立場が非常に重要になってくる。これまで民間企業はかなりの会社が3G、4Gを使っている。このままだとそのままファーウェイの5Gを使ってしまうということになりそうなのでそれに対してどうするのかということ。今までのところは政府調達のものしか議論されていない。5Gは能力が100倍もアップするのでそれを政府がまったく知らん顔するわけにはいかない。決断する時が来るだろう。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争 日本の自動車会社は米国にも中国にも進出している。民間企業としてどう対応していくのかということが大きな問題。今、日中ハイレベル経済対話が北京で開催中だがこういう問題で中長期的な視点を日本側から打ち出していかないと短期的な話し合いだけでは日本の民間企業に大きなマイナスを生じさせることにもつながりかねない。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>中国政府が方針転換・ファーウェイと連携・デジタルシルクロードが加速 中国政府はファーウェイとの間に対し、非常に冷遇してきた。国有企業のZTEというのがあるが民間企業・ファーウェイはものすごく仲が悪く、30年戦争というのをずっとやってきたが、ここにきて方針を転換した。中国中央テレビ(CCTV)が、スーパーハイビジョン映像産業発展行動計画の政府指定の協力プラットフォームとしてファーウェイをあげた。ファーウェイを無視してデジタルシルクロードを建設するということはもはやできないというのが中国政府の立場。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾 日本はダブルスタンダードをとっており、国内的には条件を満たさないと一帯一路には協力できないとしているものの、習近平国家主席に対しては昨年12月26日に一帯一路への協力を強化すると言っている。非常にダブルスタンダードであり玉虫色の外交をやっている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男 <時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾 米国は日本に対しプレッシャーをかけてくるだろう。それに日本がどう対応していくかが問われてくる。今週、日米の貿易交渉が始まるのでその場で日本のファーウェイに関する立ち位置に関して言われる可能性は十分ある。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾 AIIBとデジタルシルクロードというのはペアで動いている。中国はAIIBでG7の国々を米国と日本以外、全部おとしてしまった。その次にデジタルシルクロードに手をつけていくというふうに着々と進めている。英国はファイブアイズを提唱した国であり、英国が陥落してしまったということはファイブアイズにとって大きな痛手。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
番組アナウンサー <時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾 ファーウェイ側が現段階で判断した各国の対応はファーウェイ排除が米国、オーストラリア、ニュージーランド。排除しないが英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、UAE、カタール、インド、サウジアラビア、トルコ、南アフリカ、韓国、インドネシア、バーレーン。保留がカナダ。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾 中国は中国が入っていないG7を切り崩したい。まずAIIBで英国をおとした。中国は英国に金融の中心はウォール街からシティになるだろうと甘い言葉を囁いてその気にさせ、実は人民元の国際化という場所に利用して上海や北京に金融の中心を持っていくことを狙っている。デジタルシルクロードでは5Gというものを中にひそめている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉 <時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾 中国は欧州こそが5Gに関する主戦場だと位置付けている。欧州では4Gでも中国のものを使っている。G7の一角であるイタリアをおとすことによって、G7もEUも中国側になだれ込んでくるという計算をしている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾 中国の経済成長率は6%。これに対し昨年のファーウェイの成長率は25%。そのうちの15%を5G以降の研究・投資にあてている。その技術力は毎年米国から帰ってくる留学生も含めると約30万人がこうした研究生活を行っている。米国は自分たちで教育の基礎を与えながらそれを上回る人たちがファーウェイに戻っていき開発をしている。その成長力はもう米国の比ではないというようなことまで言う人もいる。英国などは2004年からファーウェイを利用している。ファーウェイの速度がいかに早いかについて欧州諸国は十分認識している。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男 <時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾 5Gに向けての技術と準備が進んでいることを米国は警戒している。完全にリードされているという焦りがある。これまでもファーウェイがサイバースパイをしているとか、バックドアを取り付けているとか言われているが証拠は一切出てきていない。米国は中国、特にファーウェイが大変な技術を持ちリードしているという認識を持つのが遅れてしまったことが今になって響いている。トランプ大統領は向こう10年間で5Gの設備を整備していくというような話を今頃になって言い出している。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東京国際大学教授・伊豆見元 <徹底解説・ニュースの焦点>金委員長の演説分析 一番重要なことは北朝鮮が15か月間核実験もミサイル実験もやっていないこと。つまりICBMを完成させていない。北朝鮮がICBMを完成させて配備するのが米国にとっては一番の脅威。今はそのはるか手前の段階で止まっており米国にとっては脅威ではない。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次 各紙どうみた「新紙幣発行」 紙幣を印刷する機械を作るのにだいたい2年半ぐらいかかると言われている。その意味では一定程度の期間が必要だが、今回はやはり改元で間を置かずに新紙幣を発行し、お祝いムードを盛り上げていくことが目的としてあった。もうひとつ隠れた政治的意図があり、安倍総理の麻生副総理・財務大臣に対する配慮があった。麻生氏の地盤沈下が進んでいる中で麻生氏の出番づくりがひとつにはあった。さらに国民のタンス預金を吐き出させる、経済対策など様々なボールがこの中に隠されている。
2019/04/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 総理5年半ぶり原発視察・重くのしかかる「現実」 今回のWTO上級審で日本側にショックだったのは将来の潜在的リスクについて検討されておらず不十分だというもの。これから復興していこうという東北地方の被災地の水産業が受けるダメージは非常に大きい。安倍総理は激怒していると言われる。それは様々な問題を抱えている韓国との争いでしかも国際機関という舞台で負けてしまったから。今後、徴用工の問題などで国際司法機関に訴えようとしていた戦略についても大きな影響を与えかねないということで非常に深刻に受け止めている。
2019/04/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・青木理 最新鋭戦闘機F35A墜落 重大な欠陥があるのかどうなのかが問題だが、米国の機密体制に阻まれてそれがどこまで解明できるのかは疑問。1機百数十億もするものであり、これを105機、約1兆円をトランプ大統領の言いなりになって爆買いしている。
2019/04/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大学客員教授・青山学院大学特別招聘教授・岡本行夫 イスラエル総選挙・ネタニヤフ首相続投へ トランプ大統領は移民やムスリムを圧迫するが、ネタニヤフ首相もイスラエルに住んでいるアラブ系市民や西岸やガザに住んでいるパレスチナ人500万人近くを圧迫している。本来はサウジアラビアやエジプトなどのアラブ穏健派がイスラエルに対して対決色を強めることで、パレスチナ人を弁護しなければならないが、イランの存在があるためにそうなっていない。そのイランとトランプ大統領も対立している。その隙間を縫ってロシア、中国が勢力を世界的に伸ばしてきている。一方、EUは分断状態にあり、自由と民主主義を掲げる開放型世界に逆風が吹いている。
2019/04/14 [サンデーステーション]
福山大学客員教授・田中秀征 高まる菅官房長官の存在感・政権内の力学に変化? 来年の五輪は復興五輪ということをスローガンにやってきたので、桜田大臣がやめるというのは他の大臣がやめるのとは国際的に与える影響が違う。
2019/04/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際政治学者・三浦瑠麗 最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる トランプ大統領の方が金正恩の上手を行っている。金正恩は何だかんだ言っても結局は米国側にすり寄るしかない。ただ2017年のような悪夢のような状況にはもうならないだろう。北朝鮮問題というのは米国では関心は低いのにかなり大きな問題。トランプ大統領が「自分が解決した」と政治利用したい案件。大統領選挙のどこかで政治的果実として利用したいと考えている。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲 最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる 金正恩はトランプ大統領さえ口説けば問題が解決すると誤解しているが、米国の方針はトランプ大統領がすべてをひっくり返し非核化のハードルを下げるということはもはやできない。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏 最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる チェソンヒが中心となりこれからの対米交渉を行っていくことになる。彼女はいままでよりは強硬な姿勢で臨んでくるだろう。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲 謎の組織「自由朝鮮」とは・大使館襲撃、肖像画破壊・・・ これまでは北朝鮮では反乱もクーデターも起きないとみられていたが、今回の自由朝鮮の動きによって、もしかしたらその見方は違うのではないかという認識が出てきた。北朝鮮を取り巻く状況は明らかに変わってきている。今まで北朝鮮は3人が集まって話をしても取り締まっていたが、今は自由市場ができ、これを法的に規制できないため、北部のチョンジンなどでは10万人規模で人が集まれるようになってきている。もうひとつは北朝鮮にUSBとかいろいろな電子機器がかなり普及してきていることがあるし、携帯電話も既に600万台が普及しており(反乱やクーデターの)条件は熟しているといえる。今まで金正恩体制を倒すということを公に訴えた組織はなかったが、それが出てきたというのは北朝鮮にとっては脅威となる。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 文大統領は水も漏れないほど米韓関係は密接だと言った。この発言はこれから米国側につくと言ったに等しい。はたして本当にそうなるかどうかが注目される。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 おそらくトランプ大統領は文大統領が何を言うかがすでにわかっていて、事前に27分、記者とのやり取りの中で否定してみせた。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際政治学者・三浦瑠麗 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 韓国はこれまでもトランプ政権との懸案を前もって解決してきていて、FTAもそうだし、駐留経費負担の話もそう。プライドにこだわらずに米国との課題を早めに解決してきている。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 文大統領は北朝鮮に対する部分的な制裁の解除を勝ち取りため、「米国側の態度があまりにも硬すぎる」ということを言いたかったが、その機会をシャットアウトされてしまった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際政治学者・三浦瑠麗 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 韓国にも国益がかかっている。北朝鮮との融和が文政権の悲願でもあるし、これを政権のレガシーとして中心的に位置付けていくという思いがある。ひたすら米国とうまくやり、経済政策を立て直し、南北融和をするというのが3点セットとなっている。実は文大統領でなくなったとしてもこの構図はたいして変わらない。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏 米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由 米国から「あなたはもう仲裁役としては失格です」と宣告したに等しいのが今回の米韓首脳会談だった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・武貞秀士客員教授(VTR) 米韓首脳・個別会談「2分間」融和の前に「核廃棄が不可欠」 米朝首脳会談は実質的には首脳会談ではなく、韓国が北朝鮮に接近しすぎであり「少しペースダウンしろ」ということを説得するためのものだった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際ジャーナリスト・高橋浩祐 F35A墜落・操縦士の安否不明 F35は世界で3000機以上建造が計画されている。すでに380以上が引き渡されている。日本も去年の暮れにAB合わせて147機を発注した。将来的にこういう事故を起こした場合、一斉に飛行停止となり、日本の防空体制がどうなるのかという問題もある。過去にも事故を起こしていて特にエンジン火災が多い。この件について防衛省・幕僚長に質問したが、知らなかった。米国からの情報が入っていない。防衛省は過去にいろいろ問題があったことをちゃんと把握しておくべき。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
デイリーNKジャパン編集長・高英起 特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は? 制裁が効いているので金正恩が交渉に出てきたというのは半分間違いで半分正しい。制裁の影響が本格的に出始めたら「時はすでに遅し」ということになる。金正恩はその影響が出るまでになんとか制裁の解除を勝ち取りたかったができなかった。このままいくとかなり厳しい状況になる。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
デイリーNKジャパン編集長・高英起 特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は? 自分たちの血統と違う者を根絶やしにしようとする動きがある。その意味ではハンソル氏は今、一番危ない。北朝鮮という国家は民主主義を経験していないため、クーデターとか民衆革命というものはまったくなく、一般庶民はそういうものにリアリティを感じていない。民衆が立ち上がるというのは考えすぎ。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際ジャーナリスト・高橋浩祐 特集・北朝鮮大使館を襲撃・自由朝鮮とは? 自由朝鮮代表のアドリアンホンチャンはエール大学を2005年に卒業。米国・サンディエゴ出身で、在米韓国人二世。テッドトークやグーグルトークに何回も出ている。リンクという団体で脱北者の支援を行ってきた。2011年、彼はリビアに行ったが、その理由についてアラブの春は北朝鮮のリハーサルだとフォーリンポリシーに書いている。カダフィ政権崩壊後の暫定政権樹立(2011年)の時にCIAと契約したと言われている。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
大阪大学准教授・安田洋祐 究極の省人化!?日本の自動販売機 色んな店舗で省力化、無人化を図ることは重要だが、忘れてはいけないのは、実は日本は無人小売サービスである自動販売機の先進国でもある。海外から観光客が来ると、こんなにたくさん自動販売機があると驚かれる。飲み物だけでなく色んなアイテムが売られている。温めて食事が出てくるとか。あとは、少ない人数で回している駅の構内の売店キオスクなどでも増えてくると、トータルでも省力化、無人化に繋がる。
2019/04/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
解説委員・出川展恒 イスラエル総選挙と中東の今後 ネタニヤフ新政権の発足後、トランプ大統領はパレスチナ問題を解決に導く新たな和平案を発表すると予告しているが、トランプ大統領のこれまでの姿勢や行動からは、極めてイスラエル寄りの内容になることが予想されている。このためパレスチナ側が、その提案に乗って交渉に応じることは非常に考えにくい。もう一つは、ネタニヤフに対する汚職捜査も懸念材料。検事総長はすでに、ネタニヤフを起訴する方針を表明しており、本人から事情聴取を行うとしている。今後、数か月かかる司法手続きとなるが、現職の首相の起訴となれば前代未聞の事態であり、辞任を余儀なくされる可能性もある。ただし、それがパレスチナとの和平の復活につながるかどうかはその次に誰が政権を担うかにもよる。イスラエルの政治は、これまでも中東情勢を大きく左右してきたが、国際社会は、ネタニヤフが発足させる新しい連立政権と、その政策を、監視していく必要がある。
2019/04/12 NHK総合[時論公論]
ジャーナリスト・平井久志 北朝鮮・金正恩・国務委員長に再任 4人も外交を担当した人が国務委員会の委員になったのは外交重視、陣営を固めて対米交渉に臨もうとしている意図が見られる。
2019/04/12 BS-TBS[報道1930]
大阪大学准教授・安田洋祐 “オープンイノベーション”成功の秘訣は? オープンイノベーションでは世の中にないものを生み出すため、不確実性が非常に高い状況において事前に事細かに契約を結んでおく事は難しい。そうするとせっかくイノベーションがうまくいっても、その果実を片方の企業が全部もっていってしまったり、取り分で揉めるなどお手上げ状態になることが予想される。そういった疑心暗鬼が高まるとそもそも世の中にとって役に立つようなオープンイノベーションが生まれにくく、お互いに投資をしなくなる。それを防ぐ為に何をすれば良いかが重要になってくる。今回、例えば日立製作所の場合は協創の森を作り自分達の威信をかけて協創活動に取り組んでいる。特定の企業とのコラボレーションで裏切り行為をしてしまうと失うものも多い。いかに失うものが大きいかということをアピールする事によって疑心暗鬼を減らす、ここに協創を呼び込む戦略を感じる。
2019/04/11 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
ジャーナリスト・後藤謙次 誤算の連続…政権運営へ影響は・桜田大臣辞任の余波 安倍首相は新元号発表、新紙幣発表、イチローの国民栄誉賞などでムードを盛り上げ7月の参議院選挙に突入していくシナリオを持っていた。ところが思惑外れ、誤算の連続となっている。新元号発表は塚田国大交通副大臣の失言で帳消し。新紙幣発表直後に桜田大臣が失言し、メジャーリーグ・イチローには国民栄誉賞を断られた。5月1日に皇太子さまが新天皇に即位され元号が変わる。このときムードがどうなっているか。最大のポイントは野党のふがいなさ。立憲民主党と国民民主党を足した道府県会議員は旧民主党が取った議席よりはるかに低くポスト安倍も見えてこない。まだまだ安倍首相に解散権を含めた求心力が残っている状態。
2019/04/11 テレビ朝日[報道ステーション]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉 北朝鮮めぐり各国は… 米韓の外交安保ラインは機能不全状態と言われている。韓国の仲裁の役割というのはもう限界をむかえてしまった。文大統領は北朝鮮からの期待、米国からの期待、どちらにもうまく対応できず、北朝鮮にも米国にも失望感を与えてしまった、いま苦しい立場にある。まずは米韓同盟が揺らいでいる状態なのでこれをもう一度立て直すところから始めないといけないが、なかなかトランプ大統領を説得することは難しい。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
元駐日韓国大使館公使・ホンヒョン 北朝鮮・今後の方針は… 今まで金正恩を助けたのは、中国と韓国の文在寅政権、いま米国の強力なけん制で中国と韓国の文在寅政権が動きにくくなった。金正恩は反米のほかの国々、プーチンとか中東の反米の国々などと連帯すれば米国を相手にして長期戦ができるんじゃないかと考えるはず。トランプ政権は今までの北朝鮮に対する扱いを変え始め、例えば北朝鮮の友好国であるイランを抑えながら完全に北朝鮮包囲網を構築している。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉 北朝鮮・今後の方針は… 大規模な軍事パレードが行われるという見方には懐疑的、やるとすれば去年の暮れぐらいから始めないと間に合わない。今回は1週間ぐらいしかやっていない。映像を見ると、集まっている車両は軍事パレードに出るような軍事車両のタイプではない。何か別の目的の可能性がある。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社・編集委員兼論説委員・磐村和哉 北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが… 中央委員会総会でひな壇にいて補佐する幹部がこれまでは4、5人いたが、今回は1人だけ。これは権力集中が完成したということを示している可能性がある。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉 北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが… 核開発路線に戻るのではないかと一部で懸念されていた路線は、今回(の最高人民会議で)明確に否定した。核開発と経済を同時にやる路線は成功したと総括した上で、経済集中路線で行くという新しい路線を去年から打ち出しているが、その路線を継承することを再確認したとしている。「敵対勢力への深刻な打撃」というのは米国をはじめとして国連制裁に加担している国々のことを言っているが自分達を鼓舞するためによく使う言い回しで制裁を受けてもこれだけのものを作ったというのを見せ、相手に衝撃を与えようということ。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
津屋尚解説委員 “AI兵器”は規制できるか 最も重要な視点は、新兵器が出現する前に規制の網をかけることができるかどうかということ。対人地雷、生物化学兵器などは悲惨な結果を招いた後で禁止条約が作られたが、完全自立型AI兵器が登場してからではもはや手遅れとなる。議論では開発国と反対国の主張がかみ合わず、自立型兵器の定義すら合意できていないのが現状。自国に都合良いルールを作る国が出るのでは、人間の介在の検証方法など、課題は山積している。米国国防総省は、国際法と倫理に反しないよう活用するという初のAI戦略を発表した。核兵器をはじめ、無差別殺戮を可能にする道具を生み出してきた人類は、未知の危険領域に踏み出そうとしており人間の知恵と倫理が試されようとしている。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
津屋尚解説委員 “AI兵器”は規制できるか AIが作戦の指揮統制システムに活用される構想もある。米国など開発国は、自立型AI兵器を投入すれば自軍の兵士の損失を回避でき、ヒューマンエラーも減ると主張している。多くの科学者たちは禁止を強く訴えており、故スティーブンホーキング博士もそのひとりだった。懸念されるAI兵器の問題は、倫理上の問題、戦争のハードルが下がることやテロリスト・独裁者への拡散、AIの暴走。AIが人間に対して反乱を起こすようになるかもしれない。AIは深層学習によって大量のデータをもとに短時間で学習し、人間の想定を超えた判断を導き出す可能性が指摘されている。目標達成のため人間がとらない残酷な手段を選択し、無差別攻撃につながるかもしれないとの不気味さがある。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 進む省力化投資・人手不足は死活問題? ポイントは非製造業の省力化投資。3月調査の日銀短観を見ても、非製造業の人手不足は製造業よりはるかに深刻になっている。一方で、死活問題になりつつあるのが人手不足関連倒産。2018年の人手不足関連倒産は過去最高となっているが、その4分の1はサービス関連。流通業などにとっても、人に頼らないシステムの構築は待ったなしの状態になっている。
2019/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
津屋尚解説委員 “AI兵器”は規制できるか 急速に進歩を遂げるAIを軍事分野で活用する動きが進んでいる。AI搭載の兵器が人間の介在なしに自らの判断で街を破壊し、人を殺傷する世界が出現することが懸念される。完全自立型AI兵器は最大の問題で無人攻撃機などは人間が攻撃を判断するが、米国、ロシア、中国、イスラエルが開発中の完全自立型AI兵器は人間が介在しない。新たな軍拡競争も懸念されている。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
クレディスイス証券チーフマーケットストラテジスト・市川眞人 5G開始へ・28GHz帯が鍵 機器間サービスに向いているとされている電波は28GHz帯。これは基地局がたくさん必要になる一方で、5Gの特性を最も生かせる周波数帯と言われている。今回、韓国が昨年既に割り当てているが、総務省が28GHz帯を最初に割り当てに持ってきたと言うことは、日本が5Gでも負けないという強い意欲を示しているということ。
2019/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
神田外語大学教授・興梠一郎 中国「一帯一路」戦略・ほころびも… 中国が貸付を行っている国の半分以上が”ハイリスク”の国。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東京大学大学院教授・小原雅博 中国「一帯一路」戦略・ほころびも… 米国の議会で最も大きな外交課題がベネズエラで、ここには中国が深く関わっている。中国が物凄く投資をして石油を得るためにどんどん貸付をしたが、それが今のような状況でうまく返せなくなり、結果的に石油で返すことになった。米国の制裁によってベネズエラの石油を買ってくれる国も少ない。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 中国「ファイブアイズ」を切り崩し? ニュージーランドにとって自国の産品を一番買ってくれているのが中国でありニュージーランドが当初排除するとしてきたファーウェイを排除しなくなったのは中国側から不買をちらつかされた可能性がある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授 中国「ファイブアイズ」を切り崩し? オーストラリアは石炭を輸出するにあたり実はコンテナが中国の港でなかなか動かないとかの制裁を中国から受けている。中国はしばらくオーストラリアにプレッシャーをかけてくるだろう。ニュージーランドもアーダン首相の訪中が延期されていたが、ファーウェイ問題で中国側に妥協し、実現した。オーストラリアとニュージーランドを分断しようとか中国の公式の論評には露骨に書いてある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授 中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂 EUが中国に対して相当厳しくなってきている。中国がいろいろ動いてEUの統合が失われるような事態が起きているとEUは考えている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂 EUの首脳会議では全会一致が原則。これがEUを分断させる中国のつけ入るところであり、ユンケル委員長などは全会一致原則はもうやめて多数決にしようと言い出している。こうした発言はEU側の中国に対する警戒や対応のあらわれ。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東京大学大学院・小原雅博教授 中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂 中国だけではなく、実はEUもトランプ政権から厳しく迫られている。トランプ大統領にとっては同盟国であろうと、潜在的な敵国であろうと関係なく、ある意味EUも貿易問題では米国と向き合っていかなくてはならない。去年ぐらいから風向きが変わってきてファーウェイの問題が発生した。安全保障面では米国とヨーロッパはNATOもそうだが利益を共有している。ハイテクな軍事的技術に関しては、EUも中国にはっきり言うべきという姿勢になってきている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授 中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂 中国はG7の中で経済的に一番弱いイタリアを攻めている。これがEUの足並みの乱れにもつながっている。ギリシャなども中国にやられていて、港の権益を半分以上を中国に渡している。EUが中国の人権問題について文句を言おうとするとギリシャが反対したということがあるようにEU全体で文句が言えないということになり、中国マネーが役立っている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東京大学大学院・小原雅博教授 中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防 明らかに米中貿易戦争を背景に国際情勢が流動的になっている中で中国は一帯一路フォーラムを控えている。その中で世界の流れを中国に向けたいという思惑がある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授 中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防 米国とEUが対中国、特に貿易問題で組む動きがある。中国はそれを最も恐れている。中国はイタリアあたりから切り込んでいきEUの中をある程度分裂させたい。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東海大学教授・末延吉正 北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる? 米国はリビア方式を支持しているボルトンを連れて行き横に座らせ一気に大きく仕掛けてきた。そこを北朝鮮も韓国も読み違えていた。その後、ここをどう修正してどこまで北朝鮮が譲歩できるのかということになってくるが、トランプ大統領は大統領選挙に向けておかしな妥協はできない。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一 北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる? 今後の注目は米国との非核化交渉を打ち切り瀬戸際外交に戻るなどの金委員長の爆弾発言があるかどうかだが、個人的には現段階ではその可能性は少ないと見ている。少なくとも米韓首脳会談の結果を見ようと言うことになるだろう。ロシアですら反対している国連制裁決議に反するような衛星と称するミサイル発射もできないのではないか。米韓首脳会談が終わり、それでもなおかつトランプ大統領が動かない場合には5月あたりにトランプ大統領が嫌がるような形でミサイル発射もあるかもしれない。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
東海大学教授・末延吉正 北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!? 今の韓国が、かっての日米韓で盤石だった時代とはもはや違う。はたして韓国がどっちを向いているのかといった時に非常に不安になる状況がある。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
共同通信社編集委員兼論説委員・太田昌克 北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!? 原子力潜水艦は一回潜ると3か月、4か月潜りっぱなしになる。広島の原爆の10倍の破壊力を持つ水爆を積んでおり、あとは発射命令を待つだけ。それを未だに米国もロシアもやっていて、それが抑止力だと言っている。英国もフランスもやっているし、インドも後追いしている。中国もやろうとしているし、北朝鮮もそこに名乗りをあげようとしている。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎 北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!? 潜水艦は最強の核戦力、東倉里のミサイル発射場での打ち上げより深刻。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮の「瀬取り」拡大 国連加盟国のうち170か国近くが北朝鮮と国交を結んでいる。北朝鮮の中でベトナム・ハノイ会談以降、労働党幹部や富裕層の身辺を立ち入り検査し、隠し持っていた財産、ドルなどを差し押さえている。経済的な危機という意味で必死。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久 <徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造 核との連動ということで考えれば、核開発が完全にこういう技術を伴って行われれば。日本のみならず、他国においても脅威となっていることは間違いない。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久 <徹底解説・ニュースの焦点>大量の軽油が北朝鮮へ 元々韓国政府は北朝鮮とは貿易していた人が少なくない。数年前から韓国の近海などで北朝鮮の船と韓国の船が瀬取りをしていたようなことも確認されていた。この2年間で米国がようやく最大の圧力キャンペーンを始め、北朝鮮の瀬取りの摘発に真剣になったために実態が浮き出てきただけの話。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久 <徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造 過去、米国と核軍縮の合意を結んだいろいろな国があるが、合意ができるその瞬間まで基本的には核ミサイル戦力というものの開発・増強を止めないというのが一般的なパターン。北朝鮮もその部類に入る。中距離弾道ミサイルあるいはSLBMが搭載可能な潜水艦である可能性が衛星画像で指摘されている。他にもコンピューターシュミレーションによる核弾頭小型化実験とか進行中であると想定すべき。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 <徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り 経済制裁が効いているのであれば、ハノイの会談でももっとベタ折れしてきてもいいはずだったし、拉致被害者もとっくに帰ってきているはずだが、希望的観測は行うべきではない。北朝鮮経済は1990年代にどん底の経済危機があった。餓死者が大量に出た。その時期に比べれば今の方が格段にましな状態。ひとりあたりの所得はラオスの半分、モンゴルの3分の1程度。その中で個人崇拝を行い核ミサイル開発をしているわけで、まだまだ貧しい状況だが、それに耐える力が残っている。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久 <徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り 経済制裁をくらっているのでもちろん北朝鮮は経済成長はできないし、マイナス成長ということは経済そのものに対しては非常に大きなインパクトがあり、それで困っている人達もいっぱいいるものの、金正恩レジュームの安定性を揺るがすほどの規模の打撃を与えられているかといえば、そうしたことを示す計量的データはない。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次 狭まるゴーン包囲網・今後の捜査の焦点 この事件の大きな特徴は巨額のお金が国境を越えて動いているということ。この資金ルートを特定するということが決め手になる。東京地検はゴーン容疑者が保釈されるときに捜査協力を各国に要請していて、その結論がまだ着ていないのだから保釈しないでほしいと裁判所に言っていた。今回逮捕に踏み切ったということはオマーンであったり米国から捜査協力の結果として一定の回答が寄せられた可能性がある。
2019/04/07 テレビ朝日[サンデーステーション]
東京大学大学院教授・藤原帰一 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 1番心配なのはEU離脱問題がマーケットに大きな影響をさらに与える可能性があることだが、中国の景気後退がもたらす影響はブレグジットをはるかに上回る。なんとか支えてきた経済が一気に下降する局面を阻止できるのか。その中で日本がどういう役割を果たすのかというのが焦点。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 米中貿易摩擦で中国はダメージを受け、GDPの成長率が6%を割るかもしれないというくらい厳しい状況にある。それは米国向けの輸出が、今年の1月から25%に関税が上がるのでその前に出した輸出の反動が起こっている。ただしこれから第2、第3、第4と輸出はおそらく上がっていく。米国の下落を中国が相殺するような格好で世界経済で役割を果たしていくのではないか。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 トランプ大統領の頭の中は、2020年の大統領再選に向けてどこで効果的に自分の支持層にアピールするかの1点に尽きる。株価はやや持ち直している。利上げもなくなってきた。ロシア疑惑もなんとか凌げそうだということで、余裕が出てきた。今すぐに急ぐ必要はないという感じがある。ただし大統領再選までのプロセスの中で、どこかでアピールするポイントを決めている。中国はどうやって持久戦に持ち込むかと考えている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 米中交渉の中身は9割方方まとまったと言っている。その中身というのは、中国が大豆とか、航空機とか色んなものを米国から買いますよという内容。技術が盗まれていることが大きな問題になったため、技術も守りますという法律を中国は作った。ただ、1番問題になっているのは、米国が中国がそれを実行するかどうかを信用していないことがある。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 不透明感で先が読めずに企業が投資を手控えていくというサイクルに入っている。もう1つ大事なのは、EU全体で1つの国のようにして供給網のネットワークを構築してしまっていることで、これを組み替えていくのは至難の業。特に英国の自動車生産の半分が日本企業であり、これをどうしていくかは最大の問題。大企業の方はまだそれでも拠点を変えてとか操作はできるが、中小企業になってくるとそういう余裕もなく、思考停止の状態になっている企業も多い。米中の貿易摩擦の結果、欧州は中国輸出も冷え込んで相当ダメージを受けている。今までドイツ1強の経済で引っ張ってきたが、このドイツでさえ悪くなっている。欧州の経済リスクは相当高まっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 このまま誰も手を差し伸べないでEUだけの問題として解決しろと言われても、突破口が見つかりそうもない。EUも本当は中国の力を借りたいと思っているが、中国がドイツの有名企業を買収したり、フランスでワイナリーを買って放置したり、色んな問題を起こしているので、距離を置こうとしている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
大和総研主席研究員・山崎加津子 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 英国のEU離脱が、どういった形になるのか未だにわからないところが1番大きな問題。合意なしで離脱をした場合に経済に大きなダメージが出るだろうと言われているが、そうではなくてEUと英国の関係をできるだけこれまでと近い形で続けていこうということを望んでいる人たちがもう一方におり、その綱引きになっている。すでに経済には悪影響が出ている。企業だと数年先のことを考えて投資を決めるが、数年先どころか半年先の状況も今と大きく違っている可能性がある。そうした中で投資を増やすことは非常に難しい判断。昨年は英国国内での投資が落ち込んだ。特に自動車関係はその前の年と比べて投資が半分になった。これはEUの国々へも影響が出ていて、ドイツから英国への輸出は昨年、前年比マイナスになった。不透明感が続くこと、先が読めないことで悪影響が出ている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 今の中国には実は余裕はない。米国とすぐに仲良くなりそうもない状況がわかっているのに、いくつもの米国の要求に譲歩してすり寄っているのはその表れ。国内には重要な改革としてやる必要のある案件を抱えこんでいて、これを先送りしてしまうと経済を立て直すことができなくなるリスクが喫緊の課題としてある。そのためには米国とケンカをしない。なるべく助けてくれる国を増やしたい。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・藤原帰一 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 今、東ヨーロッパ、南欧に中国が色んな形で接近している。それは中国がこれまでの国際秩序で主導権が確保できないところで、自分たちの手の内に持っていこうという流れが1つある。中国ではトランプ政権に対する警戒感が非常に高く、その中で方向性がなかなか定まっていない。自分たちに有利な秩序を作ろうとしてEUを味方に付けようとする行動は、ロシアも中国も取っている。それがどこまで成功するのかはまだ先が見えない。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 中国は、米欧を分断、あるいは日米欧を分断し、欧州の分断をしていきたい。日本に対しては懐柔策をとる。色んな手立てで日米欧に向き合ってきている。16+1の中東欧との首脳会議は中国側が仕掛けた。2012年からこういう仕掛けをやっている。EU側も中国がアプローチしているのを、地政学的なプレーヤーとして手を突っ込んできたという意識。EU自身も3月に対中国の共通戦略を出した。これは自分自身の結束が揺らいできていることに対する危機感が背景にある。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
大和総研主席研究員・山崎加津子 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 (EUは中国を)非常に重要な経済パートナーだと考えている。中国向けの輸出は年々シェアが拡大している。良好な関係を維持したいという思いはあるが、欧州側は中国の台頭には警戒している。中国はEUの中の個別の国に対して関係を強化しようとしている。EUの求心力が落ちている状況があるので、その結束力を弱めさせる中国の作戦に繋がるのではないかということを、警戒している。元々、中国は東欧諸国との関係強化にまず動いていて、16+1という、1が中国で16がEU加盟国の11か国とまだ入っていないバルカン諸国の5か国だが、こことの関係強化にまず動き、その後、金融危機で苦しんでいるギリシャに対して関係を強化し、そしてイタリアとなった。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 どうも米国と中国の関係はそう簡単には修復できそうもないという認識が、全世界で共通認識になりつつある。米国が1番、怖がっているのは基本的に中国の経済力が、もしくはそれに支えられた軍事力が米国に段々近づいてきているということ。去年の米国のGDPに比べて中国は66%まできている。IMFの推計によると、2023年には79%位まで行くだろうとみている。これが最大の脅威。中国の成長を止めない限り脅威は続く。中国はまだ高度成長の最終局面にあって、数%の成長は10年位続きそう。そうするとほぼ米国に追いついてしまう。米中の対立の根っこが消えない限り米中の関係は離れたままであり、中国としては米国と手を握る方法はない。日本、EUときちんと関係を作って、米国にやられて孤立しないようにするというのが中国の基本戦略となっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 本来、民主主義のお手本みたいな英国でどうして物事が決まらないのか。グローバリゼーションというのは単なる物、金じゃなくて人も自由化する。人の移動の自由化がどんどん進んだことで、色んな地域で難しい問題が出てきた。英国の中でグローバリゼーションの流れに乗れなかった人たちが、なんとかしてくれということになった。もう1つは、生活の隅々までEUの人が決めると。いちいち箸の上げ下ろしまで決められるのはけしからんと。その辺が結びついてしまった。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦 専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦 45年前に欧州共同体に加盟した時から、英国はずっと欧州との間合いの取り方を悩みに悩み、国論を二分させてきた歴史がある。そこがまだ解決していない。欧州側も反EUのポピュリズムが台頭してきて、格差がどんどん広がってきたというマイナス面が出てきて求心力が低下している。この両者のネガティブな要素がぶつかり合って増幅して、今の混乱が起こっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 11日に米韓首脳会談へ・石原×櫻井がもの申す! 米国は韓国を信用できないと思っている。文在寅大統領自身も非核とかミサイルをなくすということよりも、南北融和にだけ集中している。彼の主なスピーチを読んでいても民族の融和、民族の統一という言葉だけしか出てこない。文在寅が米国や欧州、日本に言っているのは「早く北朝鮮への制裁を解除して金委員長を助けないといけない」などと言っている。これは国際政治から見ると言語道断なことであり、国内においても彼は、保守的な言論は全部抑え、主な人たちを全部監獄に入れてしまうという乱暴なことまでしている。今回の米韓首脳会議でトランプ大統領は文在寅に非常に明確に厳しく釘をさすのではないかと思っている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ <怒りの現場>大阪・西成に「新・中華街構想」地元商店街・猛反発 中国には国防動員法という法律があり、有事の時には海外にいる中国人も共産党の命令に従って一斉に蜂起しないといけない。こうしたこともあり、むやみやたらに中国人に土地を売ってしまうべきではないが、日本政府は10年間このことを議論しているが遅々としてなかなか進まない。ひとつには土地を売るのに条件をつけるとWTO違反にされてしまうということがある。そこを突破していかなければならない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 「一帯一路構想に協力」安倍総理の戦略とは 日本が一帯一路に参加する条件として安倍総理は提示している「インフラの開放性、透明性、経済性、対象国の財政健全性」の4つの条件を中国が満たすことはまずありえない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
作家・石原慎太郎 G7の“結束”を崩す中国・・・覇権拡大で何が起きる 白人の有色人種支配というのは完全に終わりつつある。欧州の衰退はそれを象徴している。かって世界中に植民地をもっていた英国があのざまである。そういう大きなうねりの中に日本は巻き込まれつつある。日本にもこれからは安定した和の時代はなかなかこないのではないか。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
作家・石原慎太郎 世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ 一帯一路という構想の中で中国人がそこに出向いて行き働くことになるが、この人たちはほとんどビザを持っていない。結局そこに居ついてしまい土地の人と交わりどんどん混血していく。中国人の血を持った国民が増えてくる。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ 一帯一路と軍事的に世界をカバーしようという中国の大戦略はまったく一緒。債務の罠に陥らせて事実上その国の要衝を取る。これは買い取るのに等しいが、中国にとっては安い買い物に過ぎない。札束で自分たちの領地を広げている行為が地球全体を覆う規模で進んでいる。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 米中・新冷戦時代に突入・中国の真の脅威か? 中長期的に見れば中国は米国に絶対に勝てないだろう。中国経済は米国が仕掛けた貿易戦争で減速しているといわれるが、それ以前に2つ大きな問題を抱えているからである。ひとつは、不良債権の存在がある。リーマンショックが起きた時に中国は当時の為替レートで57兆円の景気対策を打ち、世界はそれで一息ついたが、そのあと中国は10年間毎年同じような規模でお金をばんばん出している。過剰投資でいらないビルを作り、ゴーストタウンがいっぱいできたり、不要なインフラを作ってしまったり、不要な鉄鋼をたくさん作り生産過剰を引き起こし、毎年すごい量の景気対策を打ち、その額は10年間で7200兆円と言われていて、これが不良債権となっている。もうひとつは中国は資本主義市場のように一見見えるが、実は国営企業がものすごい大きな力を持っているために民営企業が常に圧迫されているということ。こうした2つの大きな問題で中国経済の基本がだめになっているところに米中貿易戦争をぶつけられた形になっている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 石原慎太郎×櫻井よしこが分析・トランプ大統領&習近平主席の手腕 習近平主席にはカリスマ性はない。中国共産党を牛耳ることで毛沢東と同じように期限なしの国家主席にとどまろうとしている。中国の皇帝になろうとして法整備をし、その一方で腐敗を撲滅するという名目で非常に多くの人を失脚させた。あれは恐怖心の表れで、誰も習近平主席の思想というものに共鳴してついていっているのではない。強権的に押さえつける手法。ウィグルでもそうだが、中国に配備されている監視カメラの数というのは全世界に配備されている監視カメラの何倍もある。人々を恐怖で縛り厳しく管理すること、ジョージオーウェル1984のような世界を作ることで自分自身の地位を固めている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦(VTR) 膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力 中国が追いついて米国ができないことをやろうとしている。米国の覇権を駆逐していこうとしていて、米国には非常に強い疑念、恐怖が芽生え始めている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
前首席戦略官・スティーブンバノン(VTR) 膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力 中国と取引することで我々の技術が盗まれてきた。中国との最大の戦い、それが5Gで人民解放軍が5Gを取り入れ5Gが世界中を席捲すれば中国は次世代インターネットの技術革新を独占することになる。そんな時代は受け入れられない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎 トランプ大統領と米国の「今」言いたい事、聞きたい事 民主党・サウスベンド・ビートブーティジェージ市長はまさにラストベルトの出身だがラストベルトの労働者のことなど言っていない、全部米国人のことを対象に話をしている。フロリダでは騒ぎになるくらい人気があり、どこの地域ということなくこれから彼は全米的に人気が出てくるだろう。彼の政策はリベラルだが行き過ぎたリベラルではなく説得力があり、多くの米国人が理解できる政策を打ち出すことが出来る。彼は今勝てる場所にいると思う。
2019/04/04 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 木村太郎×デーブスペクター・米国大統領選・民主党に“新星?” 民主党・サウスベンド・ビートブーティジェージ市長は安全保障の経験がないと指摘されるが、兵役の経験がある。安全保障の話になると彼はアフガニスタンで7年間すごい怖い思いをして行ってきた話をする。その中でセキュリティという意識を痛切に感じたという話をし、「セキュリティとは何も相手を殺すことではない」としながら、「家の中のセキュリティもあるし、地域のセキュリティもあり、それが国のセキュリティになる。塀を作れば済む話ではない」ということを論理的に畳みかけてきて、相当説得力がある。
2019/04/04 BSフジ[プライムニュース]
弁護士・萩谷麻衣子 <最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか 北朝鮮は追い詰められているのではないか。昨年の4月に経済建設をすると言ってから進んでいないし、国内では核放棄は弱腰外交だという軍部からも不満の声も出かねない状況になっている。経済が悪いことで国内の他の不満も出るかもしれない。それを抑え込むのに苦労しているのではないか。
2019/04/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
ジャーナリスト・柳澤秀夫 <最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか 北朝鮮としてはこれだけわれわれが関心をもって警戒感を強めたところで、思い留まって、みせ、さらなる譲歩を米国側に求めるような空気を作った方がいいのかどうかを計算している。もし仮に人工衛星だとすれば事前にそういう通告があるはず。そうした段取りを踏んだ上で打つのであればあくまでも人工衛星だという主張になる。
2019/04/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
IAEA・天野之弥事務局長(VTR) 核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角” 北朝鮮の問題もあるし、イランの問題もある。ひとつの曲がり角というか重要な局面に達している。今の時代非常に先が見通しにくくて不確定要素がある。北朝鮮の非核化の目標というのはすでに国連決議でしっかりと定められており、CVID(完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄)がうたわれている。これが目標であることは間違いない。問題はそこにどういう形でたどり着くかであり、まさにそれは政治の問題だ。どの範囲でいつやるか。そういう意味で米朝のトップレベルが会うことは大変にいいことだとは思うが、具体的な成果に結びつく必要がある。IAEAは求められれば経験を生かしていろいろな形で貢献することができる。しっかりとした査察を行うことはその取り決めが長く続いていくことであり、北朝鮮の利益にもなるし、関係国の利益にもなる国際社会全体の利益になる活動だ。逆にいえばしっかりとした査察のない約束というのは意味を持たない。
2019/04/03 NHK総合[おはよう日本]
IAEA・天野之弥事務局長(VTR) 核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角” 北朝鮮が過去10年にわたり継続的に核活動を行い拡大していることは間違いない事実。IAEAの中にも北朝鮮担当チームをつくり、観測に力を入れている。いろいろな動きがあるので合意ができた時にはすぐに行けるよう準備もしている。
2019/04/03 NHK総合[おはよう日本]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士 言いたい事・聞きたい事 金正恩委員長の存続を前提とした交渉を考えざるを得ない。存続できない外交はいったいどうなるのかと考えた場合、朝鮮半島有事がいつ起きてもおかしくない。あらゆるシチュエーションを想定して統率している金正恩体制存続を前提の政策を優先順位1番目にする以外にはない。
2019/04/02 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士 日本が取るべき道は 韓国の文在寅政権が北朝鮮にのめりこむ理由の1つは地下資源が我々の資源だという思いがある。北朝鮮の資源には韓国も出ていく。ポンペオ国務長官が記者会見で米国政府は支援できないが民間レベルで投資をして支援できるということまで言った。
2019/04/02 BSフジ[プライムニュース]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 日本株・再浮上の鍵は? 経済同友会の小林代表幹事が「平成は日本経済にとって敗戦の時代だった」とよく言っている。なぜそうなったのか。やっぱりグローバル化の大きな流れに日本企業が乗り遅れたということがあった。しかし、日本企業の強みもあるはずで、ちょうど元号が変わったのをきっかけにして心機一転、強みを生かして国際競争に打って出て欲しい。
2019/04/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
テレビ朝日・コメンテーター名村晃一 <けさ知っておきたいニュースまとめ>大使館襲撃・北・FBI関与説も「注視」 米国政府は事件についての関与を否定している。米国とスペインのメディアは実行犯がこの事件の5日後、FBIと接触したと報じている。この5日後は2月27日つまり米朝首脳会談の初日。盗んだパソコンの中には北朝鮮の機密情報にアクセスできるようなシステムが入っていたとも言われる。この問題は今後、ひとつひとつ細かいところまでフォローしていく必要がある。
2019/04/01 テレビ朝日[グッド!モーニング]
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